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カテゴリー : 和菓子・甘味

2016.05.22. 「陣内久紹 染の着物展」と西陣散歩

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■ 「陣内久紹 染の着物展」紫風庵

近美の後は、西陣へ移動。

陣内章代さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ/蒔糊友禅染)さんの展覧会へ。

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

会場は京都有形文化財でもある「紫風庵」。昭和8年竣工の数寄屋造の和洋折衷の住宅建築。

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西陣北に位置する建勲神社のある船岡山の斜面に建っています。高台なので、建物の玄関から東には比叡山が望めます。

玄関脇の丸窓。

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まあるいディテールが可愛らしい階段。

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洋室にも可愛らしいツバメのステンドグラス。

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初代の所有者さんはどれほどの洒落人だったのでしょう。小さい住宅なのに、建具の豪華なこと!金箔貼りの三十六歌仙の襖、曾我蕭白直筆の襖とか!いったい、どんだけ!!!(恐ろしすぎて、建具に一切触れることはできません。)

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建築探訪しつつ、陣内久紹さんの作品をじっくり拝見。
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最高峰の作品「高雄の空」

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いやいや、あたらめて、蒔糊友禅の素晴らしさをひしひしと感じました。ヤギは初めて陣内久紹さんの作品を拝見させていただきまましたが、感動しまくっておりました。

 

陣内久紹さん直々に、蒔糊友禅のご説明をしていただきました。手間のかかること、かかること。

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気になったお着物「蒔糊友禅無地ぼかし訪問着」を試着させていただき、満面の笑みの勝野であります。

遠くから見たら色無地、近づくと裾の方から蒔糊グラデーションで訪問着とわかります。さりげない訪問着は、帯次第でカジュアルPOPな帯を合わせてお洒落着から、華やかな袋帯を合わせて礼装までOK。これはおもしろいっ!次はこれを…。

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素敵な展覧会でございました。陣内様、ゆっくり拝見させていただき誠にありがとうございました!!!

 

■ 西陣探索

帰り道道、西陣探索。何度かは来ているものの、ゆっくり歩いたことがないんですよね。銭湯を改装したCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんくらいしか知らなくて、お茶すべく少しだけ鞍馬口通を探索。

 

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船岡温泉。(現役の銭湯)

なんだ〜、こんなにCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんの近所にあったんかい???

銭湯側の方は現在修復中の様子(営業しています)。また夏に浴衣で伺おうかと思います。(浴衣で船岡温泉でお風呂をいただき、近隣の立ち飲み屋を何軒かハシゴする、学生さんたちとツアー決定!)

 

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陣内さんのお手製地図にもあった昭和な喫茶店、自家焙煎「珈琲ガロ」の佇まいが可愛くって、入ってみようと覗いてみたら、あら満席。小さな小さなお店で10席くらいしかなさそう。入口近くに座っているおじさまが立ち上がって下さったけれど、そこは常連さんには申し訳ないので、また後日お邪魔することにしました。

 

 

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CAFE SARASA(さらさ西陣)」さんは数回行っているので外して、二軒隣の「うめぞの茶房」へ。三条河原町下る(LOFTの向かい)甘味茶屋「梅園」の姉妹店です。今年3月にオープンしたばかりということで、ニュースでは知っていたんですけれど、初めて伺いました。

きっと優秀な建築家さんによるであろう、素晴らしい京町家改修。古い部分を残しつつ、すっきりとした空間に。その塩梅が抜群にうまい!(*次回、どなたの設計か取材してきます。)

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アンティーク風の壁面塗装仕上げとアンティークの家具のいい塩梅。空を大胆に切り取るトップライトからの心地いい光。

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主力のメニューはあんこを使ったアレンジスイーツ。基本羊羹なのですが、そこにチョコレート、フルーツ、チーズ、ナッツなど様々な素材を投入したアレンジが斬新なスイーツたち。

ブルーベリー羊羹とお煎茶。

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チョコレート羊羹と季節のハーブティー。この日はイチゴのハーブティー。フレッシュなイチゴの香りが爽やかで美味しゅうございました。

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器がまた素敵で、こちらのお店のために作家さんにオリジナルで焼いていただいているそうです。販売もされているので、次回GETだな。

サービス良し、空間良し、メニューの質良し、器良し。久しぶりにワクワクする、素敵なお店発見!!!また近いうちに再訪します!

 

いや〜、西陣どんどんおもしろくなってきてるわ〜。大徳寺とかに行った後に探索するのにもってこいですね。これからも素敵なお店が増えていくでしょう、楽しみです。現代感覚の素敵な着物屋さんもできたらいいのになぁ。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.05. KYOTOGRAPHIEと柏餅

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

前日に続いて、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、東山「祇園万頭 工場」で柏餅 Get 経由、京都市美術館別館へ。ロームシアター京都内敷地北にある京都市美術館別館には初めて入りましたが、外部は和風、内部は日光の美しい瀟洒な洋風階段が印象的な建物です。

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「世界の海を漂うプランクトン 生命の起源を映す、美しくも神秘的な世界」展
  京都市美術館別館 2階

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クリスチャン・サルデ:写真・映像
高谷史郎:インスタレーション
坂本龍一:サウンド

世界中の海に漂うプランクトンの、宝石のような神秘的な写真の数々。(*写真撮影可)

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ミクロの世界の神秘の生物、生命の起源。多種多様な不思議なフォルム。美しく輝く姿はまるで宝石のよう。

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別のブースでは、クリスチャン・サルデ氏撮影のプランクトン映像を、ダムタイプの高谷史郎氏が演出、坂本龍一氏がサウンドを手がけたインスタレーション。何分見ていても飽きることがない、宇宙のような深海のような美しく静かな空間。(*写真撮影可)

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「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」展
  京都市美術館別館 1階

ファッション誌「Vogue」を擁するコンデナスト社のアーカイブから、ヴィジュアルの最先端を歩んだファッション写真の歴史を紐解く。

おしゃれでかっこいい写真がたくさん。(*写真撮影不可)

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そして、新緑が深まってきた鴨川を散歩しながら、アイタルガボンへ。

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アイタルガボン

河原町丸太町東「アイタルガボン」にて早めのお夕食を。食後には夏の定番、アイスキャラメルモカ!

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祇園万頭 の柏餅

帰宅後、展覧会へ行く前に入手した 祇園万頭 の柏餅をいただきました。他のお店は白みそ餡が多いのですが、祇園万頭 赤みそ餡!塩っ気と甘さのハーモニーが絶品でございました。白みそ餡が好きなんだけど、この赤みそ餡もイイ!

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季節中にまた他のお店の柏餅もいただいて比べてみたいと思います。

 

2016.01.07. 初めて花びら餅を食べました!

スター・ウォーズで 覚醒 した真夜中に、京都のお正月には欠かせないという「花びら餅(葩餅)」を初めて食べました!

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購入先は「月餅家 直正(つきもちや なおまさ)」@三条木屋町上る。和菓子のお味では「月餅家 直正」さんが一番好きなのです。

花びら餅とは、京都でお正月にだけいただく伝統の御菓子の一つで、柔らかいお餅に京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをごぼうと共に求肥で包んであるお菓子です。
詳しくは、こちら ★★★

中の白味噌あんは優しい味で、酸味の少しある牛蒡がアクセントになって、いいバランス。また来年もいただきましょう。

 

もう一つは「松の露」。

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松葉の上に乗った3つの小豆が若松の芽吹きを表し、雪がかかっている様子を模していて、お正月らしい縁起の良いデザインのお菓子です。

 

2015.11.08. 近江八幡ツアー02

ラ・コリーナ を後に、日牟禮八幡宮 へ向かいます。

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近江牛専門店 千成亭

日牟禮八幡宮内のたねやさんに伺うも、ランチタイムは予約じゃないと入れない状況だったため、八幡堀(戦国時代に造られた人工の水路)沿いを歩いて町家が数軒一体になった観光施設の方へ入ってみます。

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近江牛に惹かれて「千成亭」で、4人で少しずつ食べたいもんをつまむことにしました。

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近江牛のにぎり寿司。霜降りの脂身がトロトロでたまりませんわ!

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近江牛メンチカツ。うっひゃー、コクがあってたまりません!!

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近江牛の牛丼。これもたまりません!!!美味いね〜と4人で顔を見合わせて、うなずくうなずく。ひょうたん型の赤こんにゃくは近江八幡名物です。色が赤いだけで辛くありません。

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物販コーナーには様々な近江牛フードやグッズが。

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でも近江牛はその場で食べるんが一番やと思うので、特にお土産は買わず。今度行くときは、すき焼きをいただきたいと思います。

 

たねや近江八幡日牟禮ヴィレッジ

14時半以降になったら茶店として、予約無しで入れるというので、たねや近江八幡日牟禮ヴィレッジ へ行ってみました。大きな大きな町家で、建物だけでもとても見ごたえがあります。

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店内、和菓子物販コーナー。

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つぶら餅」製造コーナー。

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一階には囲炉裏もあり、土間には漆黒に輝く民芸の小道具がいろいろ。

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囲炉裏端のお席で、たこ焼きみたいなまん丸の「つぶら餅」熱々の焼きたてを、抹茶とセットでいただきました。

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内装の設えには、着物好きは生唾を飲み込む、紅型の人間国宝・芹沢銈介氏の作品がオンパレード!全部本物です。ガラス越しでなく、間近に観られるのです。二階のお座敷にはもっといっぱいあるんですよ。芹沢銈介氏の作品以外にも河井寛次郎氏の作品もオンパレードなのです。ランチ予約して次回は二階にも伺いたいと思います。

芹沢銈介氏の屏風作品。

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芹沢銈介氏の額装作品。

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奥の蔵の入口には、芹沢銈介氏デザイン「縄のれん」柄ののれんが。

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クラブハリエ日牟禮館

日牟禮八幡宮内の クラブハリエ にも行ってみます。こちらの建築は ヴォーリズ建築 をリニューアルして利用している赤レンガの洋風建築です。

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奥の喫茶室はやっぱり休日なので行列。今回は諦め、庭園だけ拝見。

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和洋折衷の植栽ですがとてもいい感じ。紅葉は終わりかけですが、春先から夏場の緑がある季節も良さそうな庭園です。庭園奥からの見返りの風景が素敵です。

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そして「たねや」と言えばお約束の、バウムクーヘンと木の葉パイを自分用土産に購入。木の葉パイは初めていただいたのですが、バターの風味豊かで美味しかったです!

 

■ 琵琶湖・湖畔のカフェ シャーレ水ヶ浜

午前中から食べてばっかりでお腹空かないし、夕暮れまで時間も迫ってきたので、車に乗って琵琶湖の東岸のドライブへ。ここで素敵な湖畔のカフェに連れて行ってくれました。「いかにもデートコース!」って感じの場所ですが、4人でワイワイ爆笑しながら…。

カントリーな外観。

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琵琶湖の岸辺には鴨さんがいっぱい、グワッグワ言うてます。(美味しそう♪)

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雨も小雨になり、せっかくだし琵琶湖を眺めましょう、と風景が素敵なテラス席でコーヒーをいただきます。

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コーヒーは自家焙煎と言いつつ、ミルクにポーションミルク(植物性油脂の嘘っこ生クリーム)を出すのはどうかな?お味は、まあ普通のコーヒーです。

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この日の琵琶湖の景色がちょうどダークグレーの湖面と淡いグレーの曇り空で、杉本博司氏の写真っぽい!しばらく写真で杉本博司ごっこ。

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カフェの閉店時間になり、車で再びドライブへ。

 

■守山宿 門前茶屋 かたたや

最後は近江八幡市のお隣である守山市内までドライブし、鶏ひつまぶしが美味しいお店「門前茶屋 かたたや」に連れて行ってくれました。京から江戸へ向かう旅人が最初に宿をとる宿場として賑わいをみせた守山宿の街道沿いにある、築180年の町家建築。重厚な造りが時代を思わせます。

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お腹いっぱいよ〜と言いつつ、しっかり鶏ひつまぶしセットをひとり一品ずつ注文+他の鶏料理の一品も追加。

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鶏ひつまぶし、最初はそのままで。二杯目は出汁茶漬けで。三杯目は卵かけで。どんだけ食べるんだ…。でも見事に全部食べられたよ。(笑)

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そんなこんなで大雨の中、朝から夜まで一日大満喫のツアーとなりました!近江八幡ツアーに連れて行ってくださったおふたりさん、どうもありがとう!また春にも再訪、よろしくお願いしまっす!今度は近江八幡の郷土料理が食べたいので、リサーチよろしく〜。

 

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ヤギの京都造形芸術大学での教え子である近江八幡が地元の卒業生たちが、近江八幡ツアーに連れて行ってくれるというので、車を出してもらい近江八幡ツアーに行ってきました!(朝から大雨のため洋服よ。)

 

■ ラ・コリーナ 近江八幡

まずは今年1月にオープンした、滋賀県ではおなじみ たねやグループ の本拠地、ラ・コリーナ 近江八幡 へ建築見学に。

街路から駐車場を見えにくくする造園デザインで、すでに期待が高まります。(大雨+車中のため写真なし)

駐車場を抜けて垣根の向こうには、自然の山を背景に 藤森照信 先生の縄文建築がどど〜ん。雨のため山々に霧が立ち込める風景も情緒があって良し。

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アプローチにだだっ広く広がるおかめ笹の植栽も、建築と山々の高さを比較させるための秀逸な見せ場になっています。何にもない、って気持ちいい!

 

建物に向かって右手にある東屋「柿傘」。ざっくりした木構造に番傘のような屋根。銅板屋根のてっぺんには富有柿の木!なんじゃ、こりゃ!(笑)

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建築の注目は、何と言っても屋根の先っぽ!三角屋根の先っぽにそれぞれ小さな杉の木が植えてあるのが見えますか?コレ、大きくなっていくんですよ。5年10年経ったらどうなるか、想像してみましょう。大爆笑でしょ!

藤森建築は楽し〜いっ!

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縄文建築のディテール、アレコレ。

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内部探索に。入ってすぐにどど〜んと吹き抜けが広がります。

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天井は白い漆喰塗りで、黒い粒々が見えます。天井や壁面に近づいてみると、黒い粒々はランダムに割った炭で、これまたランダムに自由に埋め込んでいます。この辺の手業の自由さが藤森建築の楽しいポイントです。

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ラ・コリーナ 近江八幡 の業態は、洋菓子(バームクーヘンが中心)部門、パン部門、たねや和菓子部門にスペースが配分されています。

バームクーヘン・洋菓子コーナー。

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パンコーナー。

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和菓子コーナー。

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一階の女子トイレ。(*すみません、決して変態ではありません。デザイン資料のため、お客さんがいないのを見計らって撮影しています。)トイレのブースもすべて木無垢材使用で、壁は漆喰。ソファは本革張り!

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二階カフェの行列を待っている間に、一階和菓子コーナーでしか食べられない「生どら焼き」を買って食す!

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二階席カフェ。

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メニューはバームクーヘンセットのみ。

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二階席の窓ガラス越しに北側を見ると、まだまだ広がる敷地に建築中の建物が!来年オープンだそうです。

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一階エントランス横にある施設の全体計画のビジュアル展示。図面やイメージがすべて“ 手書き ”ってのがたまらない!素人にもわかりやすいし、ワクワク感が伝わってきます。来春にまた来なくちゃ。

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ラ・コリーナの見学だけでハイテンション、お腹いっぱいよ。

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★★★ 次へ続きます。

 

2014.07.21. 京都お散歩日記 – 祇園祭・後祭1

東京の着物友達・かわゆいY嬢が祇園祭の後祭に合わせて滋賀のご実家にご帰省されるというので、浴衣デート♡

まずはランチに、ウチの近所のおうどん屋さん「 仁王門うね乃 」からスタート。
九条ネギと刻みお揚げさんがたっぷりの「きつねうどん」+季節の炊き込みご飯「とうもろこしときのこ」をセットでいただきました。お出汁が美味しくて、Y嬢も感動〜〜〜♪よかったね、久しぶりに関西のはんなりおうどんが食べられて!

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■ 仁王門うね乃
住所:京都市左京区新丸太町41
電話:075-751-1188
時間:11:45~14:30(L.O14:00)・17:30~22:00(L.O21:30)
定休日:木曜日
URL:http://www.odashi.com/udon/

 

食後にはY嬢初めて勝野邸ご訪問。着物部屋でわちゃわちゃ着物談義して、一服してから灼熱の街中へ繰り出します。

着物でぜひ訪れたい場所「 河井寛次郎記念館 」@清水五条坂下へ。

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河井寛次郎氏の素晴らしい陶芸作品について、河井寛次郎氏の自邸であった記念館の建物についてなど、いろいろ談義しつつ、ゆっくり2時間ほどかけて拝見しました。何度行っても素敵な空間。(*受付で名前/連絡先/目的を書くと写真撮影可能です。)

河井寛次郎記念館 のお写真はこちら → ★★★

■ 河井寛次郎記念館
住所:京都市東山区五条坂鐘鋳町569
電話:075-561-3585
時間:10:00〜17:00(入館受付16:30まで)
定休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
URL:http://www.kanjiro.jp/

 

河井寛次郎記念館 を堪能した後は、素敵な和の空間をY嬢にご紹介したく、五条坂下から徒歩で祇園南の「 ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop 」へ。

Y嬢は、「特製くずもち」+温かい煎茶のセット。お煎茶の湯のみがかわいいの。表がライオンさん、裏が寅さんのイラスト。このゆるさがたまりません。作家さんの作品かな?後日お店の人に確認しよう。

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勝野は、季節のお菓子「冷やし汁粉」+冷煎茶のセット。冷やし汁粉は、下にミルク羹といちじくが入っている不思議で美味なるデザートでした!

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■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)
URL:http://www.kagizen.com/

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.16. 京都お散歩日記 – 祇園祭 宵山 1

祇園祭・宵山の日。夕方から屏風祭りを観に浴衣でお散歩。
まずはかき氷探訪で今年発の「茶房 いせはん」@出町柳・河原町今出川上ルへ。

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今年勝野が個人的に食べ比べをしている「宇治金時氷」をいただきます。

柳桜園茶舗のお抹茶をこれでもか!っていうくらい贅沢にたっぷりと使用している「宇治金時氷」は、昨年同様 ハードコア ! 他店と食べ比べをしてみて、お抹茶の濃ゆさ甘味とのバランス、ココが一番美味しい!ミルクは別添えで、二度三度美味しい味わいを堪能します。(写真がなぜかピンぼけばっかしで、後日撮影リベンジに再訪してきます!/笑)

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そして「茶房 いせはん」の魅力は何といっても 小豆 !大粒の京都府産丹波大納言のみの小豆が氷を覆います!ぷりっぷりで美味しいのです!!!この小豆がね、他店のべっちょりあんこと味わいが違うの。かなり格上でございます!

 

波照間島の黒糖を使用した「黒蜜金時氷」を。こちらもミルクは別添えで。香ばしい香りの濃厚な黒蜜と小豆のバランスがたまりません!

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茶房 いせはん (甘味・喫茶)

住所:京都府京都市上京区青龍町242
電話:075-231-5422
時間:11:00〜18:30(LO.18:00)
定休日:火曜日

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 1

祇園祭の山鉾建てを見に行こうと、夕方から浴衣でお散歩に繰り出す。
まずは祇園NITIへかき氷リベンジへ向かう。16時でふたたび玉砕!これは本当にお昼過ぎの整理券をもらわないとムリねー。

ということで、新規開拓で以前から行ってみたかった祇園・ 鍵善良房 が運営する新しいカフェ「 ZEN CAFE  + Kagizen Gift Shop @祇園南町へ。
ここも最近雑誌などでよく紹介され出したので、若干の混み具合。満席だったけれど10分くらい並んだ後、無事に入店。

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インテリアデザイン、シュッとしていて、クールで、素晴らしい!まさに、現代に求められる京都の空気感が見事に表現されています。大人が集うBARのような、昼間でも喧噪を忘れさせてくれる、とても落ち着いた空気。観光客で混み混みの祇園のオアシスです!静かなお店ですので、静かに過ごせる方と、2名以内で訪れることをおすすめします。

メインスペースには、重厚感たっぷりの無垢の木のカウンター。カウンター越しに坪庭が見えます。

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カウンターと反対側の壁際には、2人用のテーブル席。

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奥にはお一人様でも落ち着ける、一人掛けソファ席が2箇所あります。そこ、かなり、狙い目かも!?

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最奥には、4人までのグループ対応可能なテーブル席。

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いただいたMENUは、ここは外せない「 特製くずもち 」+冷煎茶のセットで。さすが 葛きりの鍵善良房 が提供する “  くずもち ”。ひとくち目はそのままいただき、くずきりの自然の甘味を味わいます。その後は黒蜜ときな粉(かけ放題!)でいただきます。のど越しつるやか、上品な味わい。冷煎茶は、ものすごく旨味・甘味が抽出されていて、とても美味しい!

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そして、本日の上生菓子と珈琲。本日の上生菓子は、柚子風味の葛焼き「 白南風(しろはえ)」。ほんのり温かく、あっさり上品なお味。珈琲はしっかりブレンドで、きちんと一杯立てのドリップ。

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壁面には祇園祭の絵飾り。「葛切りや ぎおん鍵善 夏のれん」の俳句。夏ですね!

■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.11. 京都お散歩日記

「バルテュス」展 後、暑いのでかき氷!と思って、祇園NITIまで汗だくだくになりながら急ぎ足で向かうも、お客さんが多いためラストオーダー時間前にOUT。お目当ての季節のかき氷も売切れとのこと。みなさーん、祇園NITIのかき氷、狙うんだったら午前中攻めるか、13時から配布の整理券をGETしてくださいねー。

NITIがダメだったので、仕方なくどうしようかなぁと思っていたら、いつも行列してて入ったことが無かった「ぎおん徳屋」が誰も並んでいないではありませんか!入口引戸を開けてみるとまだ入店可能だったので初潜入。

(下のファサード写真は閉店間際の状態。本当は店前には誰も居ないはずなのに、外国の旅行者の方々がなぜか自由にベンチに座って休憩してる。(笑))

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ここの名物は何といっても わらび餅 !提供の仕方が可愛いの!梅型の器も可愛らしく、わらび餅がかき氷の上に乗って出てくる、なんとも涼やかなこと。濃厚な黒蜜でいただきます。ひんやり、とろとろ〜〜〜ん。美味であります! 140711-gion-tokuya6 140711-gion-tokuya7 140711-gion-tokuya8

もうひとつ、かき氷もメニューにあるので、柳桜園のお抹茶使用とうたっている宇治金時氷を。お抹茶が別添えで出てくるのがいい。

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氷の上にお抹茶かけたら、あらあら氷が一瞬で半分に。個人的な感想ですが、氷の分量に対してお抹茶の分量少ない&思ったほどお抹茶が濃くない。そして、氷がなんかじゃりじゃりで美味しくない…。かき氷は不発でございました。

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ぎおん徳屋

住所:京都市東山区祇園町南側570-127
電話:075-561-5554
時間:12:00〜18:00(売切れ御免)
定休日:無休

 

帰りの道々、リサイクル着物・古代裂「今昔西村」のウィンドウ。

うずら柄の夏帯!!!お店の方に怖々お値段をお聞きしてみたら、やっぱり、ウン十万円!動物柄は人気があるから程度のいいアンティークはお高いのよね!でもこの図案のデザインが好き。記念に写真だけ撮らせていただきました。

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次へつづきます…☆☆☆ 

 

2014.06.30. 京のおやつ

昨日予約した水無月を買いに三条木屋町「月餅家 直正(つきもちや なおまさ)」まで。

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今日もおともに丸久小山園の新茶を冷茶で。

和栗の入った涼しげな水無月(白)を、無病息災をお祈りしながらいただきます!

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月餅家 直正(和菓子/名物は水無月、わらび餅)

住所:京都府京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町530
電話:075-231-0175
時間:9:40〜19:00
定休日:木曜日・第3水曜日
*お菓子の予約可能。