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カテゴリー : 着物コーディネート

勝野の着物コーディネート紹介。

2018.04.12. 着物コーディネート

【都をどりin春秋座 2018】の日の着物コーディネート。

春らしく、薄珊瑚色の変わり縞柄紬+赤橙色地に八重桜柄友禅染名古屋帯で。

帯締は桜色の冠組。帯揚げは桜色地にうさぎ柄刺繍入り。

インスタ用ブース前で記念撮影。

2018.04.01. 着物コーディネート

【平安神宮 お花見散歩】の日の着物コーディネート。

【着物でお花見と食い道楽】の日に使った黒色縮緬地に八重桜柄友禅染め名古屋帯を、黒+黒でコーディネートしてみました。着物は黒にほど近い色のランダム蚊絣泥染大島紬。

帯揚げは、銀糸入り変わり織り地の華やかな透明感のあるピンク色。大島紬はツヤ感があるので、キラメキのある帯揚げでも違和感なくまとまります。

帯締めは、躑躅色(つつじいろ)の冠組で、華やかに。

 

平安神宮の桜とともに。

初夏の陽気で暑かったけれど、黒+黒コーデの着物で平安神宮の桜をじっくり堪能できて、大満足!!!これにて、2018年のお花見完結です。

2018.03.30. お花見着物コーディネート

【着物でお花見と食い道楽】の日の着物コーディネート。

勝野は、藤紫色白菫色横段染め着物+黒色縮緬地に八重桜柄友禅染め名古屋帯。この着物はサイズが大きくて着にくいのだけど、色柄が大好きな着物で、毎年春によく登場します。題して「春霞」コーデ

帯揚げは、桜柄紋意匠地に薄桜色ぼかし染め。

帯締めは、躑躅色(つつじいろ)の冠組で、華やかに色気をプラス。

今年は桜が一気に満開になりすぎて、着る機会を逃しそうだった桜柄を、晴天の日に何とか装えて良かったです〜。桜柄アンティーク着物は、着る機会を逃す。。。また来年。


Yちゃんは、朱鷺色(ときいろ)地に桜柄の小紋+色の幾何学文様織り出し名古屋帯。春らしく、まさに今の季節に着たいお着物です。


自撮り棒で遊び撮影のいろいろ。(*怒られない、人の邪魔にならない所で撮影しています。)

平野神社にて。

金閣寺にて。

高瀬川一之船入にて。

ではまた五月の着物デートを楽しみにしています!

2018.03.02.【第六回 中之島深夜寄席】ご報告

Love the Life・勝野屋が企画をお手伝いしている【第六回 中之島深夜寄席】も無事に終了いたしました。年度末月間のお忙しい時期にお越しくださったお客様、誠にありがとうございました!

 

【演目】

第一部:ちょうば「河豚鍋」 /佐ん吉「一文笛」

第二部:佐ん吉「池田の猪買い」/ちょうば「死神」

 

ちょうばさん「河豚鍋」 は、フグの毒による死亡事故が後を絶たなかった時代に、恐る恐る河豚鍋に挑む滑稽話。佐ん吉さん「一文笛」は、腕のいいスリが出てくる人情噺。 佐ん吉「池田の猪買い」 は、冷え気(淋病のこと)に悩む男が、丼池の甚兵衛さんに相談に来て、病気に効く猪の肉を取りに狩りに行く滑稽話。ちょうばさん「死神」は、借金で自殺しようとした男が死神に出会い金儲けの方法(呪文)を教えてもらい医者になるが、お金儲けの味をしめお金に目がくらんだ挙句に欲が出て命を落とす話。

 

四川料理「龍門」

深夜24時頃帰京。前回から引き続き、三条東にある四川料理「龍門」へ。


チンジャオロース/スタンダードに美味しい!

ブロッコリーと海鮮炒め/シャキシャキのブロッコリーに、ふわっとやわらかい海鮮(エビ、イカ、ホタテなど)のいいお出汁のハーモニー。

小籠包/スタンダードな一品。



 

■ 着物コーディネート

終演後に記念撮影。この日は忙しすぎて、なんとか着物は着たものの、着物コーデの写真はなくて、この写真のみ。藍色の琉球絣着物に、レモンイエローのタイシルク半幅帯、水色の真田紐(二分)にコバルトブルーのトンボ玉。

 

次回の【第七回 中之島深夜寄席】は、6月1日(金)に決定しました!

中之島SPINNINGが6月末閉館となるため、中之島SPINNINGでは最後の深夜寄席になります。コンクリートむき出しの空間に中之島の夜景が見える空間での最後の落語会に、ぜひぜひみなさまお誘い合わせの上お運びくださいませ☆

2018.02.02. 竺仙新作展示会@京都 2018

毎年この時期のお楽しみ「竺仙新作展示会@京都」 へ!

東京の展示会では一般の方が見学できる日があるのですが、京都は呉服業界のバイヤーさんだけなので、いつも呉服屋さんに連れて行っていただいています。

今年はまた昨年とは違う傾向で、昨年の華やかなピンクやイエローの作品は影を潜め、竺仙らしい灰みの藍色や落ち着いた色が大多数でした。昨年は明るすぎる色合いに「竺仙さんがこれでいいのか…」っていう感じもしましたが、今年の落ち着きすぎる色合いにもまた「地味すぎる、若い人への需要増えるかな???」とも感じたり、ええ塩梅は難しいですね。

会場内は撮影禁止なので、新作の写真はありませんが、唯一ご許可をいただいて撮影できたものが「文久小紋」

江戸時代後期・文久時代の染め技法で、手彫りの伊勢型紙を二枚型・三枚型と使用する、細かい文様と大きな柄が混在するデザインの江戸小紋の技法だそうです。現在でもその技法を継承していくため、数は少ないけど作り続けておられるそうです。

シボの大きめの一越縮緬に染められた反物は、小さい文様と大きな柄、繊細さと大胆さを併せ持ち、近くで見るとなんとも味わいのある仕上がりです。

江戸小紋、唐桟縞、琉球紅型、人気の古典柄型染め浴衣など数百点を一堂に拝見できる、眼福の時間。

着物コーデの審美眼が勝野好みな呉服店の女将さんと、あれやこれやとたっぷり時間をかけて試着させていただく。いつか松緑色の江戸小紋が欲しいなぁ。(妄想)

興奮しまくった後は、ご一緒した他のお客様も交えて、喫茶店で一服して解散。S女将様、今年も貴重な機会をいただきありがとうございました!!!

 

■ 着物コーディネート

この日は着物で出動。

象牙色のふわっとやわらかい真綿無地紬+いろいろな色のカラフル市松柄織り出し紬地名古屋帯。

半襟は、いろは歌柄型染め。(ゑり正)

帯締めは、深緋(こきひ)色の冠組。(道明)

帯揚げは、猩々緋(しょうじょうひ)色のちりめん。

とてもやわらかく、ふわっと気持ち良い身体に馴染む生地に育ってきている紬なのですが、寸法が身体に合っていなくて、身幅だけが大きすぎて脇がシワシワになるんですよね。めっちゃ着にくい!(笑)来シーズンは早速洗い張りかな?

2018.01.27. 着物コーディネート

落語と食い道楽の日の着物コーディネート。

すみません、雪と小雨の予報の日だったので、前日の疲れが残っていて考える余裕もなく、【第五回 中之島深夜寄席】の日と同じコーディネート。

落語会の後に雪が降る中、京都御所にて撮影。夕暮れ時なので、少し暗いけどなんとか撮影ミッション終了。

黒地に雪の結晶柄シルクウール小紋+赤色のタイシルク半幅帯。

帯締めは黒に赤ラインの真田紐(三分)。帯留めは白黒ガラス製(東風杏)でキラメキを。

帯飾りは【勝野屋オリジナルキラキラ帯飾り】

Yちゃんは【大阪・本町キモノフリーマーケット】で入手された着物&帯で。

紫色地の絣紬着物+山吹色と柿色地に花柄の名古屋帯で、小物も紫色系で統一して、女性らしいコーディネート。色白のYちゃんには明るめの紫色もとてもよくお似合いです。

 

そうそう、【大阪・本町キモノフリーマーケット】ですが、2年ぶりに2018年度・春の開催が決定しました!4月29日(日)10時半〜、会場はいつもの愛日会館(*フロアが広いところに変更になり4階です!)です。勝野屋でお友達と一緒に出ま〜す。みなさま、この日のスケジュールをぜひ空けておいてくださいね。

2018.01.26.【第五回 中之島深夜寄席】ご報告

Love the Life・勝野屋が企画をお手伝いしている【第五回 中之島深夜寄席】を無事に終了いたしました。毎回楽しく盛り上がる素晴らしい会。お越しくださったお客様、誠にありがとうございました!

 

【演目】

第一部:佐ん吉「厄払い」 /ちょうば「はてなの茶碗」

第二部:ちょうば「Oh! No!」 /佐ん吉「火事場盗人」

 

佐ん吉さん「厄払い」は、与太郎が出てくる滑稽話で、ほっこり。ちょうばさん「はてなの茶碗」では、ちょうばさん自作の陶芸作品のお茶碗をお持ちくださり、ひび割れが目で見てもわからないのになぜか水が漏れ出るリアル「はてなの茶碗」実物展示も!(笑)ちょうばさん「Oh! No!」は、お能に引っ掛けた新作落語を初披露。佐ん吉さん「火事場盗人」は、18番のお得意ネタで、じ〜〜〜んと心に染み入る人情噺。

今回もいろんなタイプの噺をお聴きでき、お客様から「感動した!」「素晴らしかった!」とお声をいただけた、素晴らしい会となりました。

お仲入りに、お着物友達のM様と佐ん吉さんちょうばさんと一緒に。M様の素晴らしい大島紬とお美しい着姿!(M様、お写真をありがとうございました!)

 

四川料理「龍門 本店」

深夜寄席のはねた後は、終電に近い京阪電車で真夜中24時前後に帰京。深夜飯にいつも寄っているおばんざい・ラーメン「門扇御池店」(http://northshore-hanafru.com/)の営業時間が22時までと変更となり深夜に行けなくなってしまったので、三条東にある四川料理「龍門本店」へ。朝5時までやっているなんて、深夜族にはとってもありがたいお店。

岡崎のお店には何度か行ってみたことがあるけど、こちらの本店には初潜入。お客様もお勤め帰りのお一人様から、ライブハウス後の音楽関係者、水商売関係のカップルさんまで御用達。厨房からは中国語でどなり合う声も聞こえつつ、なんか楽しい。いいな〜、こんなお店ないと困るんだよね。

お料理はどれもシンプルで美味しい。野菜もお肉も深夜にバランス良くいただけるのは本当にありがたい。深夜寄席の後は、毎回ココに決定だな!


ブロッコリーのにんにく炒め/シャッキシャキの歯ごたえがたまらない抜群の火加減、シンプルだけどとても美味しい。

酸辣湯(サンラータン/すっぱ辛い中華スープ)/酸味と辛味の効いたスープが美味しい。すんごい大きな丼に入ってくるんだけど、雪が吹雪く寒い日に身体の芯から温まる。

マトンのねぎ炒め/薄味のあんかけがふわっと、やわらかいマトン肉に甘いねぎがとてもよく合う。



 

■ 着物コーディネート

この日は雪が吹雪く、とても寒い日。深夜寄席の準備物のため大きな荷物で移動するし、雪や雨でも気にしなくて良いように、シルクウールの黒地に雪の結晶柄飛び柄小紋+赤い色のタイシルク半幅帯で。

半襟も塩瀬地にスワロフスキーとシルバーの雪の結晶柄刺繍。

帯締めは黒に赤ラインの真田紐(三分)。帯留めは白黒ガラス製(東風杏)でキラメキを。

帯飾りは【勝野屋オリジナルキラキラ帯飾り】

次回の【第六回 中之島深夜寄席】でもお着物でお目もじできますことを、お楽しみに。

2018.01.14. 着物コーディネート

新年会の日の着物コーディネート。

黒地の雷紋のような斜線総絞り着物+黒繻子地に椿柄刺繍名古屋帯で、モノトーンの中に季節感と華やかさをプラス。

名古屋帯は、アンティーク帯を刺繍してある表地だけ活かし、帯芯&裏地(緋色繻子地)を新しくお直ししたリメイク帯です。

この着物は大好きでよく着るため、八掛も擦り切れて、裾も袋気味に。今シーズン終わったら、洗い張りだな。

帯揚げは、赤色の縮緬。写真で見ると、同じ赤色系でも色合いが少し違いますね。帯締めや帯裏と同じ緋色の帯揚げも見つけなくちゃ〜。(売ってないなら作りましょう!)

帯締めは、緋色の冠組(道明)。

 

新年会にご参加くださったF様。実は着物を始めるずっと前からのクリエーター仲間。長年家族ぐるみのお付き合い。お着物を知り尽くしている方なので、とてもカッコよく着こなされます。

先染めの手の込んだ紬に、アンティークの丸帯をリメイクした半幅帯で、冬の野山に菊が咲くイメージ。

お襟元をご覧ください!!!わさび色地に椿柄刺繍のアンティークの刺繍半襟で、お着物全体の深い色合いに合わせ、渋さの中にも女性らしさをさりげなくプラスされています。新島八重さんの時代みたいな、素敵なコーディネート。こんなん憧れますなぁ〜。

帯飾りには、干支に合わせて犬の根付も!もうもう、めっちゃ素敵です!!!

F様、今年はお着物デートをたくさんお願いいたします!F様は京都ご在住なので、そのうちみなさまにもご縁を繋いでゆきますね〜。

2018.01.06. 着物コーディネート

桂雀々新春独演会@京都の日 の着物コーディネート。

またもや雨予報だったので、撥水加工された藍色と白梅鼠色(しらうめねずいろ)の市松柄縫取り絞り紬着物+紺色地の笹紋様型染め紬地名古屋帯。紬+紬の民藝コーデ。

近所で開催の落語会だし、カジュアルコーデに。でもまだお正月なので、吉祥柄として笹紋様を入れてみました。

帯揚げは、黄檗色(きはだいろ)の縮緬帯揚げ。

帯締めは、黄檗色(きはだいろ)の冠組(道明)。

紬+紬だし、絞り+型染めだし、民藝コーデで下手すると野暮ったくなるため、小物の色を統一してスッキリと。

2018.01.05. 着物コーディネート

お肉で新年会の日 の着物コーディネート。お正月のおめでたい紅白コーデ第二弾。

赤色地の総絞り小紋着物+白色ジオメトリック市松柄織り出し名古屋帯(勝野屋オリジナル)で、The 紅白!!!

帯揚げは、猩々緋色(しょうじょうひいろ/赤色に少し朱が入った色)に白の梅柄飛び絞り(井澤屋)。

帯締めは、赤色から白色のグラデーション冠組(井澤屋)。帯がシンプルなので、結び目を「宝船結び」にして、おめでたさ演出!

草履は、赤色三段草履(伊と忠)。綺麗な赤色の草履って、伊と忠さんでしか売ってないお色なんですよね。関東の履物屋さんには絶対に無い、京都色。

思い切った紅白コーデ。なかなかのメリハリで、とても気に入りました。お正月という理由があるから躊躇することなく着れますね。(勝野は他でも着るけどさ)