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2014.07.12. 着物コーディネート

京都お散歩日記 – 祇園祭鉾建て 1〜3 の日の浴衣コーディネート。

有松鳴海絞り、張正さん(藤井絞扱い)の綿麻紅梅地雪花絞り+レモンイエロータイシルク半幅帯。夏の定番!

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函谷鉾と。

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菊水鉾で。

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2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 3

3時間ほどうろうろして疲れたので、新規開拓で「 AWOMB (アウーム)」@蛸薬師新町へ。

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内装がね、めっちゃくちゃカッコ良すぎるの!!!いろいろ京町家改修物件を見ているけれど、なんだこの驚くカッコ良さは!写真では全体像が撮り切れていないのでわかりにくいけれど、エントランスからカフェスペースへのアプローチ通路とか、めちゃくちゃカッコいいのです!

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カフェスペースと雑貨スペースを繋ぐ通路。雑貨スペースからカフェ方向を見る。

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カフェスペースの最奥には坪庭があります!いい感じに工事用蛍光灯で照らされて。

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スタッフの方にデザイン設計された方のお名前をお聞きし、ENDO SHOJIRO DESIGN/遠藤正二郎 さんと判明。建築からプロダクトデザインまで手がけておられますが、京町家改修のデザインは素晴らしいです。シュッとした、京都の現代デザインに最適なデザインをされるこの質の高さ!ただシンプルに、ミニマルに、カッコ良くしただけのデザインとは違うんです。「シュッとしている」という空気。京都にはこの空気を作ることができる建築家・デザイナーがほんとに多い。デザインの宝庫です。

京都商環境デザインマップ に早速追加しなくちゃ。

 

さて、AWOMBでいただいたMENU。
本当は名物の「手織寿し膳」が食べたかったけれど、すでにお食事のオーダーズトップの時間のため、軽食とドリンクだけいただきます。

お水代わりの冷茶とお手拭きの出てき方が、すでにお洒落!

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白味噌ミルクプリン」と珈琲。白味噌のプリンだよ!つけもんとごまが乗ってるよ!でもすんごい濃厚で美味しい。珈琲は ウィークエンダーズコーヒー さんのお豆を使用だもの、美味しいに決まってるじゃなですかっ!

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本玉のにぎり寿し」と京都北山の地ビール。本玉のにぎり寿しは厚焼き出汁入りたまごのお寿司。上にね生ハーブが乗ってるの。これがまた風味良くて美味しい!自分でお醤油を刷毛で塗るように出てくるのがおもしろい。また器がステキなんだ〜。金ぴかっ!

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コレ、後日偶然にどこのお皿か判明しまして、ななな、なんと!「京漆器・象彦」さんの器です。銀ぴかっ!もあるよ。一枚でね1万円近くするお皿を、500円のMENUに使いますかっ!? AWOMB のオーナーさんの審美眼と姿勢に驚愕です!ってことは、他の器も相当なモノをお使いなはず。京都すげー、 AWOMB ずげー。

 

カフェスペース以外に、店頭側に雑貨スペースがあります。お洋服&バッグ、食器、食品(美山の野草茶など)など、他には置いていないオリジナル企画の雑貨も並んでいます。

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ダメだ、ここ、お洒落すぎる。次回、近いうちに「手織寿し膳」リベンジします!そして未開拓の2階席も後日取材してきます!

■ AWOMB
住所:京都市中京区姥柳町189
電話:075-204-5543
時間:12:00〜21:00(*予約5名以上のみ)
定休日:未確認

 

2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 2

「ZEN CAFE  + Kagizen Gift Shop」の後、祇園から四条通りをウィンドウショッピングしながら烏丸方面へ。

履物「 伊と忠 」さんのショウウィンドウ。長刀鉾のしつらえ。

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京人形「 田中彌 」さんのショウウィンドウ。山鉾の模型がいろいろ。最後尾に船鉾の模型。

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四条烏丸界隈では 鉾建て を観ながら、うろうろと。山鉾巡行5日前の今日の時点では、ほとんどの山鉾の仕上がりは6〜8割程度の段階。

四条烏丸交差点の東側、大丸の向かいに先頭の 長刀鉾(なぎなたほこ) !本体はほぼ完成していて、前後の提灯吊りを待つ状態。 長刀鉾 は大きくてかっこいい!

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昨年に粽をいただき、鉾見学させていただいた、函谷鉾(かんこほこ)は早々と完成し、お囃子も生演奏され、鉾見学も開始されています。

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今年の粽はココの!って決めていた 菊水鉾(きくすいほこ) もすでにでき上がってたので、粽(商売繁昌の祈願)とストラップを購入し、鉾見学に上がらせてもらいます。本来は写真撮影禁止らしいけれど、この日はお客様が少なめなので、撮影の許可をいただけました!車輪や鉾上部の屋根の細部にいたるまで、菊紋の装飾が施されていて華麗です。

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放下鉾(ほうかほこ) はまだ5割の段階。荒縄だけで組上げていく本体の構造は大迫力!

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ほぼでき上がりで、提灯待ちの 月鉾(つきほこ)。背景の10階建てくらいのビルディングとの関係性で、なんだかとっても長く大きく見えるのです。実際には 長刀鉾 が最も大きいのです。

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次へ続きます…★★★

 

2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 1

祇園祭の山鉾建てを見に行こうと、夕方から浴衣でお散歩に繰り出す。
まずは祇園NITIへかき氷リベンジへ向かう。16時でふたたび玉砕!これは本当にお昼過ぎの整理券をもらわないとムリねー。

ということで、新規開拓で以前から行ってみたかった祇園・ 鍵善良房 が運営する新しいカフェ「 ZEN CAFE  + Kagizen Gift Shop @祇園南町へ。
ここも最近雑誌などでよく紹介され出したので、若干の混み具合。満席だったけれど10分くらい並んだ後、無事に入店。

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インテリアデザイン、シュッとしていて、クールで、素晴らしい!まさに、現代に求められる京都の空気感が見事に表現されています。大人が集うBARのような、昼間でも喧噪を忘れさせてくれる、とても落ち着いた空気。観光客で混み混みの祇園のオアシスです!静かなお店ですので、静かに過ごせる方と、2名以内で訪れることをおすすめします。

メインスペースには、重厚感たっぷりの無垢の木のカウンター。カウンター越しに坪庭が見えます。

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カウンターと反対側の壁際には、2人用のテーブル席。

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奥にはお一人様でも落ち着ける、一人掛けソファ席が2箇所あります。そこ、かなり、狙い目かも!?

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最奥には、4人までのグループ対応可能なテーブル席。

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いただいたMENUは、ここは外せない「 特製くずもち 」+冷煎茶のセットで。さすが 葛きりの鍵善良房 が提供する “  くずもち ”。ひとくち目はそのままいただき、くずきりの自然の甘味を味わいます。その後は黒蜜ときな粉(かけ放題!)でいただきます。のど越しつるやか、上品な味わい。冷煎茶は、ものすごく旨味・甘味が抽出されていて、とても美味しい!

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そして、本日の上生菓子と珈琲。本日の上生菓子は、柚子風味の葛焼き「 白南風(しろはえ)」。ほんのり温かく、あっさり上品なお味。珈琲はしっかりブレンドで、きちんと一杯立てのドリップ。

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壁面には祇園祭の絵飾り。「葛切りや ぎおん鍵善 夏のれん」の俳句。夏ですね!

■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.11. 着物コーディネート

「バルテュス」展 へ行った日の着物コーディネート。

なんとなく気分で大人上品コーディネートにしたくなったので、竺仙の絹紅梅+白地荒波柄織出し名古屋帯ですっきりコーディネート。

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全体的に落ち着き過ぎなので、帯締めに朱色を。京都っぽい?
でも帯揚げは夏物の飛び絞りを持っていないので、薄い桔梗色の帯揚げで少し色見をプラス。帯飾りはしずくのイメージ、OSTARA。

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「バルテュス」展にて、バルティス氏がレストランの看板のために描いた絵「地中海の猫」の複製パネルと一緒にパチリ。

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2014.07.11. 京都お散歩日記

「バルテュス」展 後、暑いのでかき氷!と思って、祇園NITIまで汗だくだくになりながら急ぎ足で向かうも、お客さんが多いためラストオーダー時間前にOUT。お目当ての季節のかき氷も売切れとのこと。みなさーん、祇園NITIのかき氷、狙うんだったら午前中攻めるか、13時から配布の整理券をGETしてくださいねー。

NITIがダメだったので、仕方なくどうしようかなぁと思っていたら、いつも行列してて入ったことが無かった「ぎおん徳屋」が誰も並んでいないではありませんか!入口引戸を開けてみるとまだ入店可能だったので初潜入。

(下のファサード写真は閉店間際の状態。本当は店前には誰も居ないはずなのに、外国の旅行者の方々がなぜか自由にベンチに座って休憩してる。(笑))

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ここの名物は何といっても わらび餅 !提供の仕方が可愛いの!梅型の器も可愛らしく、わらび餅がかき氷の上に乗って出てくる、なんとも涼やかなこと。濃厚な黒蜜でいただきます。ひんやり、とろとろ〜〜〜ん。美味であります! 140711-gion-tokuya6 140711-gion-tokuya7 140711-gion-tokuya8

もうひとつ、かき氷もメニューにあるので、柳桜園のお抹茶使用とうたっている宇治金時氷を。お抹茶が別添えで出てくるのがいい。

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氷の上にお抹茶かけたら、あらあら氷が一瞬で半分に。個人的な感想ですが、氷の分量に対してお抹茶の分量少ない&思ったほどお抹茶が濃くない。そして、氷がなんかじゃりじゃりで美味しくない…。かき氷は不発でございました。

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ぎおん徳屋

住所:京都市東山区祇園町南側570-127
電話:075-561-5554
時間:12:00〜18:00(売切れ御免)
定休日:無休

 

帰りの道々、リサイクル着物・古代裂「今昔西村」のウィンドウ。

うずら柄の夏帯!!!お店の方に怖々お値段をお聞きしてみたら、やっぱり、ウン十万円!動物柄は人気があるから程度のいいアンティークはお高いのよね!でもこの図案のデザインが好き。記念に写真だけ撮らせていただきました。

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次へつづきます…☆☆☆ 

 

2014.07.11. 「バルテュス」展へ

NHK「日曜美術館」でも特集された、いま注目の「バルテュス」展 @京都市美術館へ。会期:〜9月7日(日)まで。

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初日にはバルテュス氏の34歳差の日本人妻・ 節子・クロソフスカ・ド・ローラ さんと中村玉緒さんのトークイベントもありました。早朝から整理券に並ぶ多数の人で、あっという間に満席だったとのこと。いつか抽選でいいので、節子さんの講演をお聴きしてみたい。

テレビで観た印象以上に、実物の絵画はとても素晴らしかったです!

特に私が最も好きなバルテュス氏の代表作「夢見るテレーズ」は、インテリア全体のブラウントーンの背景の中に浮かび上がる赤色、緑色の鮮烈なこと。頬をほんのりと赤く染めた少女テレーズは、目をつむりながら何を思うのか、憂いの表情。大人になりつつある少女の美しさに強く引込まれます。エロなのか、エロじゃないのか?エロでもあり、エロだけではない、“  何か秘められた魅力  ”  があります。

展示会場には、バルテュス氏が晩年を過ごした邸宅 スイス・ロシニエールの「グラン・シャレ」 にある アトリエの現物1/1展示 があるのが見物です。節子さんが大事に絵の具や筆など抱えてスイスから運んだそうです。

残念なのは、現物に近いように窓の外の風景を製作した内装屋の仕事。アトリエの大きな窓面から入ってくる、日光の入り具合が本物とはまるで違う。適当に蛍光灯の間接照明で一部を光らしているだけ。本物に近付けるため、風景全体をプリントした面を半透明フィルムとし、フィルムのバック全面から燦々と光が降り注ぐような演出にできなかったのかしら?そして、その光を時間帯に合わせて移ろうように演出して。日光の光で大切に絵を描く、バルテュス氏の気持ちが反映されていないことを、とても残念に思います。内装屋としてのイチャモンはこれくらいにして…。

エントランスには写真コーナー。バルティス氏がレストランの看板のために描いた絵「地中海の猫」の複製パネルと一緒に記念写真が撮れますよー。

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自分用お土産に、絵葉書「夢見るテレーズ」「地中海の猫」と、限定200部の節子さんのサイン入り書籍「バルテュス 猫とアトリエ」(夏目典子・NHK出版編)をGET!表紙を開けたら、さり気なく節子さんのサイン!

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「バルテュス」展  みなさま、ぜひお見逃しなく!

神秘的で不思議な緊張感のある絵画、孤高の画家バルテュス大回顧展。一生に一度観れるか観れないかの貴重な展覧会。

会期:2014年7月5日(土)〜9月7日(日)
休館日:月曜日
時間:9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1500円 学生1000円
場所:京都市美術館 京都市左京区岡崎景勝寺町124

 

次へつづきます...☆☆☆ 

 

2014.07.05. 着物コーディネート

東福寺・天得院へ行った日の着物コーディネート。

小雨まじりのお天気のため、紺地に赤ラインの阿波しじら+赤黒タイシルク半幅帯で。

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帯締めは赤黒真田紐三分、帯留めは四角丸の赤いガラス製(東風杏・三品さん作品)。

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天得院にて。

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喫茶ガボールにて。

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2014.07.05. 天得院から 京都お散歩日記

東福寺・天得院から三条へ戻り、一度行きたかった三条大橋西すぐ「喫茶ガボール」にてお茶。いままで何度か訪れてみるものの、貸切イベントのためダメだったりご縁無く行きそびれていたのです。今回、初潜入。

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インテリアはスケルトンの空間にすっきりとした照明プランに、アンティーク家具&骨董のディスプレイが巧みで、とても落ち着いた空間。壁面には映画のポスターなど、雰囲気満点!

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珈琲とシフォンケーキ。珈琲もしっかりドリップで、ケーキ共々十分な美味しさ。

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公開中の映画「ひなぎく」に合わせたコラボメニューの「ひなぎくパフェ」。見た目すっごい美味しそう〜って思うけれど、昭和な感じの味わい。映画の時代性に合わせたのだわね、これもまたヨシ。

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エントランス付近では、使われなくなった化学実験道具などが販売されていました。ちょっとしたディスプレイにあるとカッコいいな〜と、ちょっぴり欲しくなってしまいます。 140705-GABOR8 140705-GABOR9 140705-GABOR10

 

「喫茶ガボール」の後、お夕食にと、ウチの近所の「仁王門 うね乃」さんへ。老舗の京のお出汁屋「うね乃」さんプロデュースの京うどん屋さんです。6月7日にオープンしたばかり。とても素敵なお店なので、しばらく内緒にしておきたいお店なんですけれど、そろそろ宣伝してもいいかな。

京町家を改修した建物は外観からただ者ではないオーラが漂っています。

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プレオープンの日にも宇ゐ先生のご紹介でお伺いさせていただきましたが、内装がまためちゃくちゃ素敵なんです!デザインは、現在最も京都で人気の建築家・木島徹氏。どおりで、ローコストながらシュッとした現代数寄屋の巧さがあるな、と思いました!若くして禅を知りつくした、類い稀なる才能と感性をお持ちの木島氏、いま最もお会いしてみたい方なのです。京都のデザインにおいて、外せない方なので、近いうちに取材に伺いたいものです。

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お酢のドリンク。さっぱりのど越しひんやり。

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一品料理。鯵の昆布〆。脂がのって美味しい。

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京野菜のおひたし。上に乗せてあるかつおぶしの贅沢なこと!

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たぬきうどん。刻みおあげさんとたっぷりの九条葱に、濃厚なお出汁のあんかけで美味しい!!!生姜たっぷりもうれしい!

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肉葱うどん。熟成されたお肉の旨味たっぷり。次回は白ご飯とも合わせてみたい。 

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お出汁のいろいろ。店頭で販売されています。お土産にぜひ!

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「仁王門 うね乃」さん、川端通りから仁王門通りを東へ入ってすぐです。美術館のある岡崎エリアにも徒歩圏内。美術展巡りの前後に、どうぞ京都らしい はんなりおうどん を召上がってみてくださいね。

2014.07.05. 桔梗の寺・天得院へ

桔梗寺と呼ばれる 東福寺塔頭・天得院 【 和敬清寂−桔梗を愛でる特別拝観 】(6月21日〜7月5日)へ。毎日日没頃からライトアップもあり、昼夜入れ替え無しで20:30まで拝観可能です。

夏のお花では桔梗と萩が好きなんですよね。桔梗の凛とした佇まいが大好きです。

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桔梗だけではなく、杉苔が素晴らしいお庭だとお聞きしたので、雨が続いた後の日がベストだろうと天候をうかがい、大雨の次の日、最終日にすべりこみ。

天得院はいつも東福寺に訪れたときに通りがかり、幼稚園から聞こえてくる賑わいが印象的なお寺。桔梗と苔が美しい、それも桃山時代から続く枯山水庭園があるとは知りませんでした。

門から入っていきます。門の欄間に桔梗の紋!

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アプローチ横の方丈庭園へ続く小さな門。こちらにも桔梗の紋!

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玄関受付から入るとすぐに桃山時代から続く桔梗と杉苔の美しい方丈庭園が広がります。

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びっしりと杉苔に覆われた枯山水庭園と、白と紫の桔梗との色の対比が美しい!

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西の庭園も、灯籠や石の配置含め、素晴らしいバランス。

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方丈廊下突き当たりの華窓から西庭園を望む。窓枠に切り取られた風景って、奥行き感が出てより深みのある色合いに映ります。

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天得院の周辺には紫陽花や春咲きの萩が。

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天得院を2時間ほどゆっくり堪能させていただいた後、駅までの帰り道、夕暮れ時の臥雲橋から通天橋を望む。

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渓谷の楓は蒼蒼と生い茂り、初夏の熱を帯びています。今年の夏の暑さにもよりますけれど、秋になると見事な紅葉に染まります。今年の秋も楽しみです。