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カテゴリー : 着物で観光

着物で訪れたいすてきな場所をご紹介。

2017.01.01. 京都お散歩日記 初詣

■ お雑煮

関西育ちですので、お正月は必ず白味噌仕立てのお雑煮をいただきます。うね乃さんのお出汁に、本田味噌本店のお正月限定・大吟醸西京白味噌をたっぷり使い、とろとろうまうまのお雑煮。


■ 1月1日は「映画の日」

1月1日は「映画の日」。昨年から方々で評判の良い噂を聞いていた映画「この世の片隅に」を観に、イオンモール京都桂川のシネコンまで。

「この世の片隅に」とても素晴らしい映画でした!しかし、元旦に観る映画としては、内容はずっしり重た〜い映画でした。世界平和を願うとともに、個々の生活のあり方・生き方をどれだけ大事にしていかないといけないか、時間が経つほどにじんわりと心に染み入る映画です。ぜひ原作の漫画(今和次郎的に時代考証のディテールがすごいらしい!)を読んで、もう一度観てみたいと思います。


■ 初詣

映画鑑賞後は、地元へ戻り、八坂さんへ初詣。昼間と違い、夜は人も少なく、ゆっくり参拝できました。

今年は酉年。年女であります!アラフィフだよ〜!あと2年で50歳。50歳になると新幹線とかさ、映画とかさ、安くなるんだもんね。早く50歳になりたい。

日々鏡の中の自分の劣化具合に恐れをなしつつ、まずはお相撲さん体型を今年は少しマシになるよう、軽い運動でも始めるかな〜。張り切ってクラブ活動するのはいいけど、たまに膝や腰が痛いとかなってるの…。60歳になってもクラブ活動は続けたいので、ゆっくりでも運動して体力維持していかないといけませんな。

おみくじ、今年は末吉。「石橋を叩いて渡る時」とのこと。とにかく地道に頑張らなくてはいけないってことですね。いろいろなこと、地道に精進します!


この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

【紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 in 京都 2016】ご案内

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今年で5回目となる、勝野屋主催【紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 in 京都 2016】のご案内です。

今年は激混みを覚悟の上で、嵐山の小さなお寺を中心に巡るコースです。例年はランチスタートなのですが、今回は朝から紅葉をたっぷり満喫するコースです。人混みに揉まれても、観る価値アリアリの素晴らしい紅葉を巡りに参りましょう!

 

■開催日:2016年11月20日(日)

 

■ランチ会・会場

店名:MOMI CAFE

時間:2016年11月20日(日) 11:45~ 予約(*6名様限定)

住所:京都市右京区嵯峨二尊院門前北中院町15

TEL:075-882-6982 URL:http://momi-cafe.com/

 

■時間&スケジュール

10:00-10:15 京福電鉄 嵐山駅改札(1箇所)出た駅前で待ち合わせ。

      *みなさまの移動手段により、祇王寺に10:35頃直接集合もOK。

10:15-10:35 徒歩移動

10:35-11:35 祇王寺 見学

10:35-11:45 徒歩移動

11:45-13:00 ランチ「MOMI CAFE」

13:00-13:10 徒歩移動

13:10-13:50 厭離庵 見学

13:50-14:00 徒歩移動

14:00-14:50 常寂光寺 見学

14:50-15:10 徒歩移動

15:10-17:00 天龍寺 見学 (*11月紅葉状況により判断)

17:00頃解散 お時間のある方は「アラビカ京都 嵐山」で渡月橋を眺めながらコーヒーブレイク。

*ランチ会のみのご参加も可能です。

 

■人数:2名様~6名様

(*ランチは6名様限定/散策のみの場合は10名様くらいまでOK)

お申し込みの早い順でご予約を承ります。

 

■参加費

ランチ:お一人様 1800円〜2000円(ランチセット+デザート&コーヒー付/ビール・ワイン等のドリンクは別途)

祇王寺 拝観料:300円

厭離庵 拝観料:500円

常寂光寺 拝観料:500円

天龍寺 拝観料:庭園500円+方丈書院300円+法堂「雲龍図」特別公開500円=1300円

*当日ランチ会場、各寺院窓口にてお支払いください。

 

■アクセス

<電車> *電車をおすすめします。

・JR「京都駅」にて山陰本線各停亀岡行に乗り換え「トロッコ嵯峨駅」下車→京福電鉄「嵐山駅」まで徒歩10分。(JR「京都駅」から所要時間約30分)

・阪急京都線「桂駅」にて嵐山線に乗り換え「嵐山駅」下車→京福電鉄「嵐山駅」まで徒歩12分。(阪急「桂駅」から所要時間約20分)

・京阪「三条駅」にて地下鉄東西線「三条駅」に乗り換え→各停太秦天神川行に乗車「太秦天神川駅」下車→京福電鉄嵐山本線(嵐電)に乗り換え、各停嵐山行に乗車「嵐山駅」下車(京阪「三条駅」から所要時間約30分)

 

■ドレスコード

紅葉の時季に着てみたい思い思いのお着物で。

*雨天の場合は、雨仕様のお着物でも、お洋服でも、お気軽にご参加くださいませ。

*お着物は着ないけれど、彼氏さん、旦那さん、お着物に興味があるお友達の方など、ご同伴の方はご自由な服装で。

 

■祇王寺 http://www.giouji.or.jp/

京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32

「苔寺」とも呼ばれる、苔と楓の美しい小さな小さなお寺です。平清盛に使えた白拍子・祇王と祇女に由来するお寺。

 

■厭離庵(りえんあん)

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000265

京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2

秋にしか公開されないお寺で散り紅葉と苔の名所。臨済宗天龍寺派の寺院。藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰したところという。

 

■常寂光寺 http://www.jojakko-ji.or.jp/

京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3

紅葉の美しい小倉山の中腹にあるお寺。

 

■天龍寺 http://www.tenryuji.com/

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

素晴らしい名勝庭園のあるお寺。

 

■お問合せ、お申し込み

ランチ会のみのご参加、ランチ会+前半見学希望、ランチ会+後半見学希望、ランチ後の見学合流希望など、ご要望を添えて、お名前、ご同伴者人数及びお名前、ご連絡先お電話番号&メールアドレスをご明記の上、下記までお申し込みください。

勝野屋・勝野明美 e-mail:katsuno@lovethelife.org

(mixi、facebookでのメッセージでもOK☆)

↓↓↓ facebookイベントページ(公開)

https://www.facebook.com/events/201823693584207/

 

2016きものサローネin日本橋【 勝野屋新作展示販売会 】

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勝野屋は9/17〜19「2016きものサローネin日本橋」に出展いたします! #きものサローネ

勝野屋でおなじみの【CMYKシリーズ】の染め着物、帯、帯揚げを展示販売いたします。新作の着物・帯はオーダー販売、帯揚げは数量限定ですが、その場でお持ち帰り可能です。

勝野屋の会場は【6F/ブース:No.77 】です。

三日間常時勝野もブースに滞在しておりますので、ぜひこの三日間にYUITOへ遊びに来てください!みなさまのお越しを心から楽しみにお待ちしております!!!

 

日時:9月17日(土)12:00〜18:00

   9月18日(日)10:00〜18:00 

   9月19日(月・祝)10:00〜18:00

ブース:6F/No.77 勝野屋

入場:無料

場所:YUITO 日本橋室町野村ビル 5F・6F  東京都中央区日本橋室町2-4-3

アクセス:○JR各線

     「新日本橋駅」(2番出口)徒歩3分

     「神田駅」(南口)徒歩7分

     「東京駅」(日本橋口)徒歩10分

     ○東京メトロ

     銀座線・半蔵門線「三越前駅」(A9出口直結)徒歩1分

     銀座線・東西線「日本橋駅」(B12出口直結)徒歩7分

 

■きものサローネin日本橋 Facebook 

■きものサローネin日本橋 公式サイト

http://kimono-salone.com/

2016年のテーマ「着物カーニバル!/ 着物産地展&SHOW」

きものファン、きものや和文化に興味を持ちはじめた人たち、クリエーターを目指す学生を対象に、「open mind/fashion/enjoyment」なイベントとして、きものや関連商品の展示、和文化体験、ファッションショー、コンサート、トークイベン トなど、多彩なプログラムが繰り広げられます。

 

■パンプレットから一部ご紹介。(画像はクリック→拡大)

会場5Fフロアマップです。5Fでは「京の名工展」を開催。ワークショップコーナーでは、墨流し体験、裂き織り体験、帯締め制作体験、吉澤暁子先生による着付ミニ講座、きくちいまさんトークショーなど。

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会場6Fフロアマップです。勝野屋はフロアマップ左上・小ホール【6F/ブース:No.77 】です。近くのブースに西陣織りんどう屋もいらっしゃるので、ぜひお立ち寄りください!

勝野屋以外に、大阪からはゑびす足袋さん、京都からは西陣織りんどう屋さん、西陣まいづるさん、木屋太今河織物さん、藤井絞さん、仕立ての店藤工房さんなど多数出展。東京からは人気ブランドのモダン着物小物梅屋さん、七宝焼kimitoさんなど。カジュアル着物から伝統工芸品まで幅広く勢揃いいたします。お着物を始めたばかりの方から上級者着物にシフトしていこうという方まで、様々に楽しんでいただけるフロアです。

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期間中、楽しいイベントも盛りだくさん!きくちいまさんのトークショー、吉澤暁子先生による着付ミニ講座、日本舞踊と三味線を楽しむ会など。タイムスケジュールを考えて、丸一日きもの遊びができますよ!

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■YUITO コーデ80

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期間中、各ショップがご提案する80体のマネキンコーディネートが会場内に展示されます。人気投票でプレゼントが当たるそうですので、ぜひお気に入りのコーディネートに投票してみましょう。

勝野屋はもちろんCMYKの斬新なコーディネートで出品予定です!投票よろしくお願いいたします!!!

 

着物にどっぷりな三日間。みなさまのお越しをお待ちしております!

 

2016.05.29. 詩仙堂〜安楽寺 サツキお花見散策

着物友達のMちゃんとYちゃんと、「月に一度は着物を着よう!」ってことで、着物でサツキのお花見散策にお出かけしてきました。午前中はお天気でも午後から雨という微妙な天気予報の日。きつい日差しに湿気に、朝からバテそうな気候です。

詩仙堂

まずは京都の名庭園五本指に入る「詩仙堂」からスタート。毎年2〜3回は訪れますが、この季節の青もみじもとても美しい情景です。

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サツキはちょうど盛りの少し手前、素晴らしく美しい状態で拝見できました。お客様もいっぱいですが、静かにゆっくり堪能させていただきました。

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庭園奥も散策。日本初の鹿おどしの音が「カッコーン」と鳴り響き、涼しさを感じます。

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茶室「残月庵」。奥の襖に秋のススキと満月の絵が描かれています。

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静けさの中に、そよぐ風と木々のささやきを感じます。庭園内の随所に、季節のお花が少しずつ植えられています。紫陽花、鉄線、下野(シモツケ)などが可愛らしく咲いていました。

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詩仙堂」を堪能した後は、「詩仙堂」出てすぐ隣にある屋台で冷やし飴をいただき、喉を潤します。

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グリルにんじん

詩仙堂」を後にし、次のサツキの名所へ向かう前に洋食屋「グリルにんじんでランチ。都心から離れた住宅街でほとんど人通りのない場所なのですが、土曜日の遅めのランチタイムでも満席。なんとかテーブルが空いて入れてよかった〜。

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三人で悩んだ末、「洋食屋さんらしいメニューを食べたい!」ってことで、お得なランチセットではなく、単品メニューでカニクリームコロッケ、ハンバーグステーキ、ビーフステーキを頼んでわけっこしました。どれもとっても上質で美味しゅうございました!

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安楽寺

お腹いっぱいになって満足した後は、バスに乗ってもうひとつのサツキの名所「安楽寺」へ。毎年このサツキの季節と秋の紅葉の季節の土日しか拝観できないそうなので、期待して行きました。

青もみじの素晴らしく美しい山門に心が躍ります。

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しかし、美しいのは山門前だけで、中の庭園はごめんなさい、正直めっちゃ期待はずれでした。まず、植栽が手入れされてなくて鬱蒼とジャングル化してしまっている状態。年に数回の特別拝観なら、京都の名庭園を謳うのでしたら、きちんと植栽の手入れを行わないと…。素晴らしい庭師の方々がたくさんいらっしゃる京都ですよ。もったいないなぁ。

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まずは方丈へお参りし、後鳥羽上皇の女官・松虫姫と鈴虫姫の由来をお聞きしたり、御本尊を拝見しました。

方丈から客殿へ移動する途中に、新しく増築された建物へ渡る橋。奥にはカフェ&ギャラリーがあります。

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客殿の空間に、この日は現代アートが展示されていました。モダンで空間に似合っていてカッコよかったです。

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目的のサツキですが、盛りが終わりかけで残念っていう以上に、植栽の手入れがなされておらず、新芽がピコピコ飛び出しているわ、背景の植栽はぐちゃぐちゃに生い茂っているわ、とても残念な状態でした。美術系大学の造園学科にでもご相談して、きちんとお庭の手入れをされることを願います。

取材で何人ものカメラマンさんも撮影されていましたが、どこを美しく切り取るべきか、苦労されてました。京都らしい庭園の雰囲気が出したいというカメラマンさんのリクエストで、Yちゃんが着物の後姿で登場。どこに掲載されるのかな?

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不満足で終わってしまった「安楽寺」を出ようかという頃に、雨がどば〜っと降ってきました。雨で漂う緑の香りは気持ち良かったです。

 

ZEN CAFE

ミッション終了し、バスで祇園へ移動。午前中の感じでは「祇園NITI でかき氷!」な気分だったのですが、雨が降り始めて肌寒くなったのでかき氷はやめて、お二人をまだお連れしていなかった「ZEN CAFEへご案内。

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ZEN CAFE」は鍵善良房さんの姉妹店ですから、絶対に外せない、特製くず餅と飲み物のセットをいただきます。最初の一口目は何もつけずに、くず餅そのままの甘味を正味します。二口目からは黒蜜ときな粉を好きなようにかけていただきます。

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そして三人だからこそオーダーできる、季節のフルーツサンドをいただきました!この日はメロンのサンドイッチ!甘〜いうま〜い、たまりません!

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メロンのサンドイッチで目を丸くするMちゃん。かわゆい。

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この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 03

■ 祇園四条 レストラン菊水 今年初のビアガーデン!

葵祭〜KYOTOGRAPHIE を完了し、お腹すいた!

初夏のような気候の日だったので、今年初のビアガーデン@レストラン菊水へ!真夏の蒸し暑い中でのビアガーデンもいいのですが、個人的には5月中のカラッと晴天の日に来るビアガーデンが好きです。虫も少ないし、心地よい風に吹かれて気持ちいい〜。

夕方に事前予約しておいたので、すんなり入れました。5月半ばでビアガーデンをやっていると知っている人はまだ少ないからでしょうね。それでも年配のご夫妻や、外国人の方々で楽しそうな雰囲気。

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今回は四条通り沿いのお席。南座、東山、鴨川が見渡せます。

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レストラン菊水今年で創業100周年だそうです!

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まずは枝豆とビール!ビールがうまい!!!

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ビールのおつまみに、鶏の唐揚げ、ソーセージ盛り合わせ。

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ポークカツレツ・オリエンタル風。カレー風味のソースです。

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19時半過ぎて、やっと夕暮れ。提灯の明かりが灯り始めます。

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ビールと軽くおつまみをつまんで満足。次へ行きまーす。

 

 

■ 三条木屋町上ル サロンドロワイヤル

レストラン菊水 から家への帰り道にあるショコラティエサロンドロワイヤルでデザートを。

木屋町東に面した細い路地を奥へ入っていきます。岡重さんのギャラリーRojiさんの所です。

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5月から鴨川の納涼床が解禁となったので、テラス席でいただきました…が、照明に群がってくる虫虫虫がっ!(笑)夜の納涼床はお勧めしません。納涼床が気持ちいのは16時〜19時くらいですね。要注意!

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パイナップル・アイスショコラ。ラズベリー・アイスショコラも抜群に美味しいのですが、パイナップルも酸味が華やかで美味しゅうございます。

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ショーケースに唯一残っていたショコラケーキもいただきました。ショコラティエのケーキは美味しいですね〜。近所にショコラティエがあって至福でございます。

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そして、帰り道々、鴨川・二条大橋たもと(ザ・リッツ・カールトン京都すぐ横)の小川で今年初の蛍見物。毎年今頃にご近所さんが「蛍飛んでたよ〜」とご報告してくださいます。今年は夏日が多いせいか、少し早いかもしれません。

↓↓↓ 鴨川・二条大橋たもとの蛍の様子。2〜3匹飛んでいました!

 

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充実した良き一日でございました!

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 02

葵祭 からつづきます。御所南から徒歩で四条烏丸へ、てくてくお散歩。

 

■ GOODS & FOODS FOB A 京都

KYOTOGRAPHIEへ繰り出す前に、ラクエ四条烏丸「GOODS & FOODS FOB A 京都」でランチ。

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サラ・ムーン Late Fall Time Stands Still
  ギャラリー素形

ギャラリー素形は、和菓子屋「然花抄院(ぜんかしょいん)京都室町本店」の中にあります。間口の大きな元呉服商の京町家を改装したお店です。

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フランスで好評を博した話題作が日本上陸
生と死、時の儚さを映す幻想の写真世界

 

揺らぎ、かすみ、ノスタルジック、生と死、孤独。サラ・ムーンの独特な世界観。

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マグナム・フォト/EXILE − 居場所を失った人々の記録
  無名舎・吉田家住宅

元白生地問屋の呉服商だった吉田家住宅。現在もご当主はお住まいになられているそうで、見学には予約が必要なのですが、KYOTOGRAPHIEで拝見できるなんて!

場所は、なんと藤井絞りさんのお隣さんじゃないですかっ!祇園祭の時も何度も前を通っているのに、知らなかった〜。

 

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通り庭の奥へ進んで行くのですが、よ〜く見ると、間仕切っている引き違い戸の建具を90度回転できるようになっているではないですか!?さすが、商家、荷車も通せるように考えてありますね〜。

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通り庭に茶室前にあるような待合所があります。大切なお客様のご接待の時に使うのでしょうか?

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店の間。床は板の間で事務所かつ、洋風家具で応接にも使えるようになっています。

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中の間が玄関になっています。座敷奥に中庭があり、明かり取りになっています。

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KYOTOGRAPHIE の会場は、奥座敷。

畳の間を貫く黒い塊の什器。天面が光り、様々なサイズの写真パネルを浮かび上がらせています。写真パネルは自由に触って観て、どんな写真なのか自分で確かめる。

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国際写真家集団マグナム・フォトが問う
難民・移民問題とヒューマニティ

 

国際紛争や内戦、宗教対立、大量虐殺、環境破壊。歴史に名を刻んだ写真家たちの作品に触れるインスタレーション。

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二階へ。小さなサイズの座卓がS字型に並べられ、写真パネルが置かれています。

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強烈な印象を残すインスタレーションでした。

 

 

Arno Rafael Minkkinen|アルノ・ラファエル・ミンキネン
  両足院(建仁寺内)

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ヌーディティとは精神性を肌で感じること
— アルノ・ラファエル・ミンキネン
フィンランドを代表する写真家の本格個展

 

森や湖などの美しい自然とともに、一糸まとわぬ自身の姿を撮影する作品。
素晴らしい写真作品で、KYOTOGRAPHIE2016 の中で最も印象に残った展覧会でした。(*作品は撮影禁止のため写真はありません。)

 

両足院の庭園は、この春まで改修工事が行われていましたが、美しく整備しなおされ新緑が深まっています。美しい茶室が二軒あったり、池の向こう側から建物側を望む景色がまた良かったりと、池泉回遊式の小さな庭園ですがとても見ごたえのある庭園です。

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池のほとりには半夏生(はんげしょう)。6月6日(月)〜7月6日(水)の期間「初夏の特別拝観/半夏生の庭園特別公開」が開催されます。今年は観に行ってみたいな。
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両足院の外の石垣沿いに黄色の杜若。ちょうど盛りで美しく咲きほっこっていました。

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葵祭〜KYOTOGRAPHIE03へつづきます。→ ●△■

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2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 01

葵祭 2016

晴天に恵まれ、朝から初夏のような気候の日。

京都御所南・きもの鶴さんでの葵祭観覧会に参加させていただきました。ウチから徒歩15分の距離なのですが、御所に近づくにつれすごい人だかりで前へ進めなくなってきましたが、汗かきかきなんとか到着。

二階の格子窓が全て外されていて全開!わお!

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皆様がお揃いになる頃にお二階へ。全開の窓からは京都御所の新緑が美しく。

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店内には夏物の素敵なお品がいろいろ。黒地に雪輪柄の小千谷縮がかっこよかったな〜。(いつか大人なかっこいい着こなしをできるようになりたひ。)

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10時半過ぎ、葵祭が始まりました!

鐘の音もなくスタートし、静かに静かに、時代装束をお召しになられた方々の行進が進んでいきます。時代装束のお衣装は華やかな色・織りでとても美しく。

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京都御所から下鴨神社〜上賀茂神社まで5時間かけて行進されるそうです。お役目の皆様、この日差しのきつい夏日の中の行進、とても辛いでしょうね。どうぞご無事で。

 

約1時間ほどで京都御所前の行進は終了。ご用意しくださった冷たいお煎茶と粽をいただきながら、ご参加の皆様と京都や着物について、ワイワイ楽しく歓談させていただきました。

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きもの鶴 様、葵祭観覧の会に参加させていただき、誠にありがとうございました!素晴らしい環境で観覧させていただき、主人共々大変嬉しく楽しい日となりました。

とても素敵なお着物の皆様とのおしゃべりもあっという間でした。またこのような機会に、再び皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

 

葵祭堪能の後は、残りの KYOTOGRAPHIE 2016 詣へ!

葵祭〜KYOTOGRAPHIE02へつづきます。 → ●△■

葵祭〜KYOTOGRAPHIE03へつづきます。→ ●△■

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2016.05.10. 丸久小山園製茶場新茶見学会〜宇治散策02

丸久小山園製茶場新茶見学会 から宇治の散策へ。

中村藤吉本店

ランチしようと思っていたお店が臨時休業で玉砕。周りに良さげなお店が皆無なので、中村藤吉本店へ。メニューに軽食もありそうだったので、こちらでランチをいただくことにしました。

大きな大きな京町家を改装したお店は素晴らしいです。大きな暖簾をくぐり、入口入ってすぐ右に銘茶売場店、中庭を挟んで奥にカフェがあります。

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カフェのインテリアデザインはひどいので割愛。(笑)

 

抹茶蕎麦。「抹茶」とついているくらいですのでどんなんかな〜と思っていましたが、ちゃんとお茶の香りがするお蕎麦で、先日平等院参道で食べた茶蕎麦より明らかに美味しいです。160510-nakamuraT05

抹茶うどん。細身の丸いプリッとしたおうどんで、九条ネギもたっぷり、なかなか美味しかったです。セットの生茶ゼリイ、やっぱりお茶の味がしない大雑把なゼリーで美味しくないです….。

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食後に、かぶせ茶「祥雲」を。これはとても香り高く美味しゅうございました。

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中村藤吉本店のメニューは、甘味・スイーツ・グリーンティーは避けるのが<吉>。どれもこれも砂糖甘すぎて美味しくないのです。せっかくのお茶の味を完全に殺してて、逆効果になってしまっている…。観光地にありがちなのですが、老舗ゆえにとても残念。(誰かフードコーディネーターさん指導してあげてー。)普通の玉露・煎茶・抹茶をいただくのは◎。

 

 

宇治上神社(世界遺産)

中村藤吉本店を出る頃にはかなりの大雨になってきましたが、せっかく宇治に来たので頑張って宇治散策を続けることに。

宇治川沿いの公園を散策しながら、みなさん行ったことがないと言う宇治上神社(世界遺産)へ。宇治上神社の歴史は平安〜鎌倉時代まで遡ります。

雨で霞む山々を背景にした宇治川も情緒があって素敵です。

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緩やかな傾斜の続く山道を20分ほどゆっくりと登って、宇治上神社に到着。朱塗りの立派な鳥居の奥、参道の青紅葉は雨で緑が深く、素晴らしい美しさ。

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小さな門の手前、小川の石橋を渡って、奥には拝殿(国宝)が見えます。一般的な神社の建築と違い、宇治上神社拝殿の屋根形状はちょっと変わっています。

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拝殿右の桐原水で手を清めます。

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拝殿の真後ろに本殿(国宝)が山を背にそびえます。本殿の中にさらに内殿があり、神様が三体お祀りされています。本殿内殿ともに神社建築としては日本最古のものといわれています。

この本殿のシンプルさ、清々しさ、厳かさ。

数ある神社の中で、最も好きな神社が宇治上神社です。日本の太古の昔に、人々が山を神と祀り祈った情景を思い浮かべます。本当に心が洗われます。

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たっぷりと清々しい空気を堪能し満足した後、宇治駅に向かって散歩は続きます。

 

RAKU CAFE AND GALLERY

京都国立近代美術館南・仁王門通り「noma CAFE」の姉妹店である「RAKU CAFE AND GALLERY」。いつか行かなくちゃ!と思っていたところ、宇治駅に向かって歩いている途中で偶然発見!

個人戸建住宅の一階にあるカフェ。宇治川沿いの小径にあり、日光の入る気持ちの良い大きな窓辺からは、向かいの住宅越しに宇治川もちらっと見えます。

 

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インテリアデザインは藤井香織先生かな?

シンプルな空間に質の高い家具(さすがであります)、随所に素敵なディスプレイがあり(+白い壁面に最低限の絵画とディスプレイのみで、余計なモノが一切無いのが素晴らしい!)、とても居心地の良い素敵な空間。

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抹茶のパウンドケーキとブレンドコーヒー。

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黒糖ほうじ茶のパウンドケーキ。

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抹茶のチーズケーキ。

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スイーツもコーヒーもとっても美味しいです!!!器も素敵(シンプルだけど「アレね!」っていうのをセレクトされてるのはさすが)!宇治には素敵なカフェがなかったので、これからは「RAKU CAFE AND GALLERY」に寄らせていただきます!

 

宇治はまだまだ散策すべき場所があるので、また訪れたいと思います!次回はぜひ着物で☆

この日の歩行距離は9.6km。なかなかいいお散歩でした。

 

2016.05.10. 丸久小山園製茶場新茶見学会〜宇治散策01

宇治「丸久小山園」新茶製造工場見学会へ二年ぶりにお伺いしてきました!今回は四名分の予約が取れたので、着物友達のMちゃんとそのお友達とご一緒に。午後から大雨の天気予報だったので、今回は残念ながら洋服での参加です。

2014年の様子はこちら → ●△■

 

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二階の会議室でお茶に関するビデオを拝見した後、16人ずつくらいのグループに分かれて、茶畑〜工場の見学へ向かいます。

葦簾で覆われた茶畑。抹茶に使われるお茶は、日光を遮ることで渋みが少なく、甘みのある上質な茶葉になります。雨がなんとかやんだ束の間に茶畑見学ができてよかった〜。

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雨雫にキラキラ輝く新茶。

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ご指導いただきながら、15cmほど伸びた新芽=新茶を摘み取る体験。

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茶畑見学が終わったら、製茶場の見学へ。採れたての茶葉はすぐに蒸し機に入っていきます。

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蒸し終えた茶葉は、大きな幕の中で吹き上げられ、乾燥していきます。

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大まかな乾燥を終えた茶葉は、ベルトコンベアーに乗って、レンガ蔵の炉の中で炎に炊かれてさらに乾燥していきます。

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乾燥し終わった茶葉。光に透かすととても綺麗な緑色です。

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乾燥を終えた茶葉を、人の手で茎と葉っぱの部分に選り分けていきます。これで「碾茶(てんちゃ)の荒茶」の完成。ここから別の工場に入り、より一層様々な部位に選り分け、抹茶・玉露・煎茶・ほうじ茶などに加工されていきます。

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別の工場の見学へ。清潔さが大切な場所へ入っていくので、帽子をかぶり、履物も変えて見学へ入っていきます。今回は見学人数が多いためか、ここからの撮影は禁止。抹茶製造マシーンのぐ〜るぐるは圧巻です。

2014年の記録はこちら → ●△■ 

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工場見学を全て終えた後、新茶のお抹茶と茶団子をご賞味させていただき、見学会終了。

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で、毎回のお楽しみ。ほうじ茶ソフトクリームと抹茶ソフトクリーム!!!

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ここでしか入手できない新茶の抹茶や新茶のお煎茶など、自分用土産もいっぱい購入して満足満足。

 

丸久小山園の新茶製造見学会は、毎年八十八夜が過ぎる頃、5月10日前後の5日間程開催されます。ご興味のある方は毎年4月上旬に申し込みが開始されるので、直接工場へ「DM送付希望」とお問い合わせください。

丸久小山園
本社:京都府宇治市小倉町寺内86番地
お問い合せ電話:0774-20-0909

 

丸久小山園から宇治散策へつづきます。 → ●△■

 

2016.04.24. 京都お散歩日記 平等院〜都をどり02

宇治で 平等院を満喫 した後は、祇園へ移動。目的は、初めての 都をどり 

もう一人の着物友達Yちゃんが、この日初めてご自分で着物を着てお出かけするので、三人で着物で集うことを楽しみしていたのです。

 

■ 建仁寺のお花

待ち合わせまでに少し時間があったので、建仁寺でお花を拝見。見頃は過ぎていましたが、牡丹の花も拝見できました。つつじは見事な状態。

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都をどり

待ち合わせ時間になり、祇園甲部歌舞練場へ。

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和洋折衷の帝冠様式の建物。京都府有形文化財。

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今回はお安いお席のチケット(お茶席なし/二階席)を取ったのですが、当日でも窓口で確認したら舞妓さんのお茶席券を買えました!

開場後、開演時間までお庭を拝見。

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一通り写真撮影した後、舞妓さんのお茶席に向かいます。

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可愛らしいお団子マークの入ったお皿は、持って帰れるんですって!お団子マークが印刷された下の半紙に包んでお持ち帰り。

会場までの間にお土産屋さんトラップがあるのですが、開演時間までの間におやつを買って食べたり。(笑)

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開演前に会場全体のお写真だけ撮影。格式ある格天井と、華やかな赤い提灯が可愛らしいどすなぁ。

二階席からでも花道から舞台全体、舞妓さん芸妓さんのお顔もはっきり見えました。一階特等席で後ろの方のお席になるよりも、こっちの方がいいかも〜。

舞妓さん芸妓さんの踊りは、華やかでとても素敵でした!おばさんでも乙女度MAXな気分になれます。また来年も来てみたいと思います!

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■ 祇園OKU

都をどりを堪能した後は、祇園OKU へお夕食に。

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食前酒で乾杯。(ちょびっとなので大丈夫)

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桜、鯛、桜鱒、木の芽、セリ、わらび、筍、ふき、わかめ、芝海老。春の香り満載のコース。

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デザートはモナカを開けると、なんと桜のアイスクリーム+あんこ!桜の香りがたっぷりで、美味しゅうございました!

一番リーズナブルなコースをいただきましたが、そこは美山荘プロデュース。女性には十分な量、お味も質も素晴らしく、いつ来ても大満足!また伺います!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■