katsunoya » 京都お散歩日記

カテゴリー : 京都お散歩日記

京都の楽しい街歩きをご紹介。

2014.11.03. 京のお散歩日記「四川料理 駱駝」

とある用事のため、京都造形芸術大学まで。
サティアンのように山の麓にそびえ建つ校舎と大階段。(この大階段ではたまにスッ転んで危険な目に合っています。)絶対、デザインと芸術の大学には見えないよね…。
141103-kuad01 141103-kuad02

 

ミッション終了後、京都造形芸術大学からすぐ近くの「 四川料理 駱駝 」でお夕食。大学の先生方もファンが多いそうで、四川料理特有の激辛麻婆豆腐が美味しいらしいのです!以前から聞いていたものの、勝野が訪れるのは初めて。

建物、見ての通り、人んちです。この「デザインなんかどーでもいい!」外観。怪しくていいわ〜。

141103-rakuda01 141103-rakuda02 141103-rakuda03

 

内装もまさに「デザインなんかどーでもいい!」空間節アリの杉材を使うと、山小屋風になるのよね。

141103-rakuda04 141103-rakuda05

 

オープンキッチンの垂れ壁欄間には、松型のように見えつつ、実は 駱駝型 の切り抜きと、懐かしい昭和の型板ガラス

141103-rakuda06

メニュー立ては 駱駝型 の自家製。

141103-rakuda07

紙ナプキン立ての器は、駱駝の顔 どどーん!コワイ…。

141103-rakuda08

箸置きも 駱駝型 。きっとどなたか陶芸できる方に作っていただいたのでしょう。

141103-rakuda09

いいわ〜、こういう「デザインなんかどーでもいい!」お店も好きです!デザインにバカは大事です!

 

たまごスープとザーサイ。

141103-rakuda10

 

麻婆豆腐。辛い、痛い!あまりにも辛い食べ物って、勝野は弱いんです。口の中が痛過ぎて、そのうち味覚が麻痺して味がわからなくなるんですもの。この麻婆豆腐もちょびっとずつ食べるのでギリギリ。

141103-rakuda11 141103-rakuda12

 

青菜と芝えびの炒めもの。青菜のシャキシャキ感、芝えびの出汁が効いてて美味しいです。

141103-rakuda13 141103-rakuda14

 

水餃子。ぷっりぷり。一個単位で注文できるのがイイ!

141103-rakuda15

 

牡蠣と筍のたまご炒め。たまごに包まれた中から揚げてぷっりぷりの牡蠣の食感と、筍のコリコリする食感と、オイスターソースの濃厚な味わいがステキなハーモニーの逸品!美味しい~~~!

141103-rakuda16 141103-rakuda17

 

■ 四川料理 駱駝
住所:京都市左京区白川瀬ノ内町27-4
電話:075-781-0306
時間:ランチ17:30~21:00(L.O.)
定休日:月曜日・第一火曜日(祝日は営業)
URL:http://kyoto-rakuda.com/

 

2014.11.01. 京のお散歩日記「DEAN & DELUCA 京都」

妹が神戸から京都ヘアカットのために、私が通っている美容室「ambient」@新町三条へ来るというので、ヘアカット終了後に京都のお店巡り。

 

■ DEAN & DELUCA KYOTO

今年10月27日にオープンしたばかりの地元京都で話題の「 DEAN & DELUCA KYOTO でランチ。「 DEAN & DELUCA KYOTO は、2015年8月末までの期間限定 の営業だそうです。

141101-dd01 141101-dd02

建物は大正時代に建てられたレンガ造のクラシックな建物。以前も別のレストランが営業していて、惜しまれながら閉店した物件だったような気がします。「 DEAN & DELUCA KYOTO も期間限定営業ということは、この建物の将来がとても気になります。持ち主さんの事情があるので強制はできないとしても、京都に残る近代建築もどんどん少なくなっている昨今ですから、貴重な建築物は文化財として長く残して欲しいと思います。

エントランス入ってすぐ左側がカフェオーダーカウンター&レジ。右側は物販スペースと、道路に面した窓側は、セルフでカフェメニューがいただけるハイカウンター。ハイカウンターの席は20席程度と少ないので、ゆっくりとお茶して歓談するスペースではありませんが、この周辺はカフェが少ないので、手軽にささっと軽食をいただきたい時に重宝すると思います。

141101-dd03

 

この日はリサーチを兼ねて、フルサービスの DEAN & DELUCAレストラン の方でランチをいただきました。13時頃に行ったので、たまたまランチのピーク時間が過ぎて予約無しでも入れましたが、土日祝日は激混みなので予約した方が良さそうです。

141101-dd04

DEAN & DELUCAレストラン のインテリア。

期間限定営業というのもあるのでしょう、インテリアはかなりシンプル。ぱっと見は素敵な空間に見えますが、既製品の家具と照明器具を持ってきて置いただけ。既存の建物の残されたクラシックな部分以外は、何もデザイン、装飾を追加せず、デザイナーの眼で見るとシンプルというより少し貧相な感じもしちゃいます。せっかく重厚な良い外観が残る建物なので、インテリアにもう少し“ 何か ” デザインできなかったのかしら?
141101-dd05 141101-dd06 141101-dd07 141101-dd09

元々銀行の建物だったようで、重厚な金属扉の金庫が残っています。
141101-dd10

二階へ上がる階段もステキです。(客席ではない様子)
141101-dd08

外には小さなテラス席も。
141101-dd11

 

ランチメニューは、週替わりのおまかせコース1種類のみ。京都の食材をたくさん使ったメニューは、どれも美味しくいただきました。自家製のパン&オリーブオイルがついて2500円、デザート&コーヒーまでつけると3000円。良い雰囲気のスペースで、繁華街からもすぐの好立地、休日の京都のランチコースとしてはリーズナブルな方なので、人気が出るのもわかります。

141101-dd12 141101-dd13 141101-dd14 141101-dd15 141101-dd16 141101-dd17 141101-dd18 141101-dd19

この日は甥っ子で小学校低学年の子連れでした。子供はフルコースを食べられないため、カフェメニューのクラムチャウダースープとジュースを単品でお願いできるかご相談してみました。スタッフの方が責任者の方に確認してくださり、快くご対応してくださいました!マニュアル通りではなく、臨機応変に対応してくださるサービスは素晴らしい!!!

 

■ DEAN & DELUCA KYOTO 
住所:京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町645
電話:075-253-0916
時間:レストラン 11:00~15:30 (L.O 14:30)・17:00~22:30(L.O.21:30)
   カフェ 11:00~21:00
定休日:水曜日
URL:http://www.deandeluca.co.jp/storelocations/cafe&restaurant/kyoto/index_new.shtml

 

■ 丸久小山園西洞院通店

DEAN & DELUCA KYOTO ではデザートはいただかず、少し歩いて 丸久小山園 西洞院通店 茶房「元庵」へ。

141101-mk01

 

お席はたまたま空いていたのでお茶室へご案内いただきました。

141101-mk02

 

妹が食べたがっていた、抹茶ロールケーキ とお抹茶のセット。ここの 抹茶ロールケーキ、濃厚な抹茶クリームの苦い味わいが抹茶フェチにはたまりません!日本一の 抹茶ロールケーキ です。

141101-mk05 141101-mk06

抹茶ロールケーキ は 丸久小山園 西洞院通店 の店頭でしかお取り扱いしていないのです。人気があるので、土日だとイートインも15時頃には売り切れ。(イートインの抹茶ロールケーキは予約不可)

テイクアウト用の 抹茶ロールケーキ も、3日前くらいには予約しておかないと当日では手に入りません。丸久小山園 西洞院通店 へ行こうという日には、ぜひ 抹茶ロールケーキ はご予約を!もっちろーん、この日はテイクアウトの 抹茶ロールケーキ は予約済み!るるる〜〜〜。

 

煎茶と和菓子のセット。この日の和菓子は万寿菊のデザイン!かわいらしい!!!

141101-mk03 141101-mk04

 

■ 丸久小山園 西洞院通店
住所:京都市中京区西洞院通御池下ル
電話:075-223-0909
時間:9:30~18:00 茶房 10:30~17:30(L.O.)
定休日:水曜日(祝日営業)、正月三ヶ日
URL:http://www.marukyu-koyamaen.co.jp/motoan.html

 

テイクアウトした 抹茶ロールケーキ はこちら。どど〜〜〜ん!

141102-mk07 141102-mk08

 

 

■ 冷蔵庫探訪

食べ歩きの後にはもう夕暮れ。神戸への帰宅前に、実家【 ふつうの家01 】買い替えたい冷蔵庫のデザインを一緒に見てほしいと言うので、京都駅前のヨドバシカメラへ。電子レンジが上に置けるサイズで、2ドア小型冷蔵庫より大きめで、デザインが極力シンプルで、という条件で探すと、ハイアールAQUA 3ドア・271Lサイズしかありませんでした。しかしハイアールの製品をよく見ていると、なんとなく無印良品の3ドア・270Lサイズに似ている。ハイアールAQUAは、ドア取手が変なダークシルーバー色だったり、引出しの取手が変なアールだったりと、細部のデザインがイマイチ格好悪い。「絶対、無印良品の冷蔵庫のデザインの方がいいよね」ということで、京都駅南側イオンモールにある京都で一番大きな無印良品の店頭まで冷蔵庫を見に行きました。

ハイアール AQUA AQR-271C

aqua-aqr-271c

無印良品 電気冷蔵庫 270L・MJ-R27A

muji-mj-r27a

内部の製品ラベルを見ると、やっぱりハイアールのOEM商品で、中身の仕様もサイズも全く同じということが判明!量販店の実売価格よりも3万円くらい高くはなるけれども、Love the Life デザインの【 ふつうの家01 】に置く家電デザインは重要なので、買い替えるなら「無印良品の冷蔵庫しかない!」ということに決定!

ウチも現在使用しているのは無印良品の2ドア冷蔵庫(取手は現行品と違い、丸パイプのデザインのやつ)。今度買い替えるなら、無印良品 電気冷蔵庫 270L・MJ-R27A にしよっと。世の中で選べる冷蔵庫はコレしか無い!

 

■ おばんざい・ラーメン 門扇 御池店

量販店を歩いたりすると短時間でもめっちゃ疲れます。妹を京都駅からお見送りした後は地元に帰り、自炊する元気が無いので
門扇 御池店 」で軽く夕食をいただきました。

どれもこれもウマウマ!豚骨ラーメンのような濃厚なラーメンは年齢とともに食べられなくなってきたけれど、ココの鶏ラーメンだけはぺろりと平らげちゃいます!ほんとーに美味しい!超絶美人女将もいる、大好きなお店です。

カウンターがあるので、ひとりメシ&ひとり呑みもOK、深夜に〆のラーメンにと、いろいろ使える貴重なお店です。

鶏がらスープおでん おまかせ5種。

141101-monsen01

鶏ハム。

141101-monsen02

もろきゅう。

141101-monsen03

鶏ラーメン ミニ。

141101-monsen04

チキンカレーライス ミニ。

141101-monsen05

 

おばんざい・ラーメン 門扇 御池店
住所:京都市中京区木屋町三条上ル上阪町516 キヤマチジャンクションビル2F
電話:075-212-7686
時間:月火木~日 19:00~01:00
定休日:水曜日
URL:http://monsen-taisyo.com/tenpo/oike/oike_obanzai.html

 

2014.09.27. SETSUKO TORII オープニングパーティーへ

「安齋肇 X イチハラヒロコ」展 の後は、九条から五条へ移動。
ヤギが京都造形芸術大学でお世話になっている、デザイナー・ごとうたまみ 先生が、新しく京町家のオフィスを構えられるとお聞きして、オープニングパーティーへ行ってきました。

ニット作家の鳥居節子さんと共同オフィスということで、京町家の一階を「 SETSUKO TORII KNIT WORKS 」のアトリエとショップに、二階を ごとうたまみ 先生のオフィスにしてはります。

140927-ST01 140927-ST02 

道路面に面した棟と、一旦外部になる通り庭を挟んで奧にも続く棟と、奧へ深く深く、ほんとに昔ながらの京町家。

140927-ST03 

ドリンクやフィンガーフードもご用意してくださって、京都の重鎮の方々の面々もあり、賑やかに盛上がっています。人でいっぱいになってきた頃に、ニットウエアのファッションショーが始まります。なんと奧の和室では、音楽を生演奏しているという贅沢。

140927-ST04 140927-ST05 

ファッションショーでは ごとうたまみ 先生もモデルで登場!

140927-ST07 

本気のモデルさんは歩き方もターンの仕方もキマってて、カッコいい!

140927-ST06140927-ST09 140927-ST08 

鳥居節子さんのニットを初めて拝見しましたが、デザインとパターンがとっても可愛くて素敵!とても背の高い方も、勝野のようなちびっ子も着こなせるライン。少量生産で手作りなのに、お値段もお手頃です。色、質感、デザイン、写真で拝見するよりも実物が断然良いので、ぜひご興味のある方は京都ショップを訪ねてみてくださいね!定期的に手編みのワークショップや糸にまつわる特別なワークショップも開催されているそうです。

 

■ SETSUKO TORII KNIT WORKS + t t s Atelier shop 
住所:京都市下京区不明門通松原下ル吉水町460
電話:075-371-6833
時間:月〜金 10:00〜19:00 土曜・祝日 11:00〜18:00
定休日:日曜日 

■ SETSUKO TORII

tg Tamami Goto Design Works

 

次へ続きます → ★★★

2014.09.27.「安齋肇 X イチハラヒロコ」展へ

第1回京都国際映画祭 のイベントのひとつで開催中の 「安齋肇 X イチハラヒロコ」展 の最終日前日にすべりこみで行ってきました。

会場は、ホテルアンテルーム京都 @東九条。スタイリッシュでお洒落なデザインのホテルで、昨年オープンしたときから一度行ってみたいな、と思っていたのです。京都駅からは地下鉄を一駅乗るか、JR京都駅八条口まで15分歩くか、少し不便さはあるものの、宿泊費安いし、なんせロビーもカフェもお部屋もスタイリッシュなんですよね。自分が京都以外に住んでいたら定宿にしたいくらい素敵なのです!

ホテルの外観からお洒落過ぎて鼻血ブーです!なになに、この外国人向け高級アパートメントのようなカッコ良さ!植栽の蘇鉄もいい味出しています。

140927-AIart01 

ホテルのエントランスから、すでに展示されている作品が観えてきます!大興奮!!!140927-AIart03 140927-AIart05 

現代美術作家・ イチハラヒロコ さんの大ファンで、小さな美術作品(非常誘導灯に「美術中。」)を持っています。破壊的な言葉に極太ゴシック書体の作品は、何とも言えない強いメッセージがあり、大好きなんですよね。京都でこんな大規模なイチハラヒロコさんの展覧会が観れるなんて、幸せ!!!

そしてタモリ倶楽部でお馴染みの、イラストレーター・ 安斎肇 さん。ゆるいイラストレーションはテレビでは見たことがあるけれど、実際の作品を拝見するのは初めてです。

受付で撮影可能か確認すると、「全部自由に撮影していい」って!神様、アンテルーム様、ありがとう♡

140927-AIart68 

ではでは、ヤギとふたりで思い残すことが無いよう、撮影ミッション開始。観て、すべてを漏れなく撮影して、観て、観て。会場の雰囲気。

140927-AIart06 140927-AIart07 140927-AIart12 140927-AIart08 140927-AIart13 140927-AIart15 140927-AIart21 140927-AIart22140927-AIart11 140927-AIart19 140927-AIart20140927-AIart16 140927-AIart26 140927-AIart28 140927-AIart30 140927-AIart32 140927-AIart33 140927-AIart34 140927-AIart37 140927-AIart40 140927-AIart47 140927-AIart52 140927-AIart53140927-AIart36

 

「出会う ときは 出会う。」のムービー → ★★★

 すべての写真はこちら → ★★★

 

最後は「 安齋肇 X イチハラヒロコ 恋みくじ 」(ガチャガチャ)を。3回やったよ!140927-AIart57 140927-AIart58  

一回目。黒い「LOVEバッジ」と「きつね?の切り絵」と恋みくじ「ひとりで 決められない。ひとりに 決められない。 」

140927-AIart62 140927-AIart63

 

二回目。白い「LOVEバッジ」と「三人つながり(三角関係?)の切り絵」と恋みくじ「どうにも  ならない 事がある。」

140927-AIart64 140927-AIart65 

 

三回目。黒い別バージョンの「LOVEバッジ」と「亀裂の入ったハート形の切り絵」と恋みくじ「どたんば せとぎわ 崖っぷち。」

140927-AIart66 140927-AIart67 

この日、勝野のパソコンが壊れて、必死こいてデータバックアップとかやってた最中で、ほんまに「どたんば せとぎわ 崖っぷち。」で笑っちゃった!

 2時間のすばらしいミッションを終了。楽しかった!

140927-AIart59

イチハラヒロコ さんの作品はやっぱり強烈なメッセージ。いいなー。とっても好き。

そして 安斎肇 さんの作品。白いキャンバスに描かれたペインティングも、黒板のチョーク絵も、陶芸作品も、どれもこれも素晴らしかったです!こんなにイイなんて!いつかお金持ちになったら、ぜひとも小さな作品をいくつか購入したいものです。(陶芸作品を撮影してこなかったことを大後悔…)

作品と記念撮影。

140927-AIart69 140927-AIart70

 

この日は着物じゃないのかい???って? 9月半ばに単衣を着たときに熱中症っぽくなり、大阪へ向かう途中の駅で2時間グロッキーになったトラウマで、10月半ばまで着物を着る勇気がありませんでした…。 

 

イチハラヒロコ

安斎肇

 

次へ続きます → ★★★

2014.09.25. 京のお散歩日記「italgabon アイタルガボン」

買物がてらお散歩。久しぶりに京町家カフェ「 italgabon アイタルガボン 」@河原町丸太町でお夕食。

前菜のサラダ

140925-italgabon01

鶏のもも肉と南瓜とブロッコリーのクリームパスタ

140925-italgabon02

海老ときのこと九条葱のオイルパスタ

140925-italgabon03

食後に、チーズケーキとアイスキャラメルモカ

140925-italgabon04 

相変わらず、とーーーっても居心地の良いカフェです。気がついたら何している訳でもないのに、あっという間に2時間経ってて、閉店時間。また来まーす!

 

■ italgabon アイタルガボン
住所:京都市上京区俵屋町435
電話:075-255-9053(*ランチもディナーも予約可)
時間:11:30〜22:00(LO.21:00)
定休日:不定休(*月火のお休みが多いです。HP参照。)
URL:http://italgabon.blog133.fc2.com/

 

2014.09.22. 京都お散歩日記「焼鳥・鶏料理 sumiyaki 燈」

「伊藤若冲の名宝」展 の帰りは、また徒歩で。帰る道々、「 焼鳥・鶏料理 sumiyaki 燈 」@二条寺町でお夕食。前から一度行ってみたかったので、予約無しでも入れたので、新規開拓リサーチ!

 焼鳥・鶏料理 sumiyaki 燈 は、神宮丸太町交差点すぐの「 炭火串焼 とりと 」(インテリアデザイン:西堀晋氏/清水五条のefishのオーナーさんでもある)の姉妹店です。

細長い鰻の寝床の京町家をモダンに改装し、インテリアは平面プランがよく考えられていて、デザインもシンプルでカッコいいのです。インテリアデザインが西堀氏なのか誰なのかは不明。次回、お店の方に聞いてみます!(今回ちゃんと聞けよ…)

140922-akari01 140922-akari02

一階はオープンキッチンを眺めながら、奥行きの深いカウンターで、少人数でゆったりと。

140922-akari03 140922-akari04

二階はテーブル席。グループのときにまた行ってみたいと思います。

居酒屋っぽい賑わいのある「とりと」と少し違い、ドリンクもワインがメインで、お料理も少し洋風仕立てになっています。

ムネ肉とレモンソースのカルパッチョ

140922-akari05

串焼 心臓

140922-akari06

鶏の薫製ソーセージ

140922-akari07

串焼 軟骨と鶏バラ肉

140922-akari08

串焼 皮

140922-akari09

チーズと鴨ベーコンのサラダ ハーフ

140922-akari10

串焼 肝とマッシュルーム(タレ)

140922-akari11

串焼 つくね

140922-akari12

〆には、鶏そぼろ丼+鶏スープ

140922-akari13

 

お料理はどれも美味しかったです!お会計は、めっちゃお安い!コレは使えます!

場所は、地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩10分、京阪「神宮丸太町駅」から徒歩10分です。金曜日、土曜日は24時まで営業しているのもステキ!二条寺町や京都御所へお越しの際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね☆

 

■ 焼鳥・鶏料理 sumiyaki 燈
住所:京都市中京区寺町通丸太町下る行願寺門前町2-1
電話:075-255-1390(*ご予約が安心)
時間:月〜木 17:00〜23:00(LO.22:00) 金・土 17:00〜24:00(LO.23:00)
定休日:日曜日
URL:http://www.sumiyaki-akari.jp/

 

2014.09.22.「伊藤若冲の名宝」展へ

秋の展覧会情報には記載しませんでしたが、観たかった展覧会、「 伊藤若冲の名宝 − 相国寺・金閣寺・銀閣寺所蔵 − 」展 を観に、御所北西の 相国寺承天閣美術館 へ行ってきました。会期終了日前日、ギリギリ!

この日は気温30℃の夏日。この陽気では、透ける夏物では見た目がアウトだし、単衣では熱中症になる危険性がある(超暑がり)ので、お洋服で。お散歩も兼ねて、家から片道3.7km(45分)の道のりを、京都御所の中も通りながら徒歩で。

道々の鴨川沿い(荒神橋付近)で、すすきがとても綺麗で秋の風情を感じながら。

140922-kamogawa01 140922-kamogawa02

9月半ばから急に朝夕冷え込む日が多いので、楓がもう紅葉し始めています!今年の紅葉は早いのか?!【 紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 in 京都 2014 】 あるから気になる〜。

140922-kamogawa03

 

■相国寺

軽く汗をかきながら、京都御所北の今出川御門から抜け、同志社大学の間の小道を入っていくと相国寺。 相国寺 は、室町時代に足利義満により創建された臨済宗相国寺派大本山、創建から600年の禅寺。創建初期から大火や応仁の乱など何度も焼失があり、その度に再建されています。現在残るメインの建物・法堂で建立220年ほど。同じ臨済宗相国寺派に、金閣寺(正式名:鹿苑寺)、銀閣寺(正式名:慈照寺)。

 

門から入っていきます。

140922-shokokuji01

門から続く参道は、時代劇の撮影もできそう。

140922-shokokuji02

法堂。

140922-shokokuji03

天井には龍の絵「蟠龍図」(鳴龍)があるそうです。こちらは、方丈、開山堂と合わせて、秋の特別公開 2014年9月28日〜12月15日(10:00〜16:00)で観れるそうです。また行かなくちゃ。

 

参道沿いには、真っ赤に燃ゆる曼珠沙華(彼岸花)。

140922-shokokuji04

 

法堂の東を抜けて北奧へ進むと、承天閣美術館の美しいアプローチが。ここ、着物撮影にもバッチリです!楓がたくさん植えられているので、秋も素晴らしいと思われます!

140922-shokokujiM02 140922-shokokujiM03

低く設えてある生け垣は混ぜ垣で、数種類の樹木を混ぜて植栽されています。夏に育って、あちこちからぴゅっぴゅと伸び出る小枝が可愛い。

140922-shokokujiM04 140922-shokokujiM05

 

■「伊藤若冲の名宝 − 相国寺・金閣寺・銀閣寺所蔵 − 」展

 140922-shokokujiM01

第一展示室では、常設ではありますが、金閣寺の高台にある茶室夕佳亭の写し原寸大が展示されています。「夕佳亭」は後水尾上皇ゆかりの茶室。1624年建立、明治元年に焼失の後に再建。後水尾上皇が光り輝く金閣寺を観るためのスペースを造り、平面プランが変形である珍しい茶室。建物全体はとてもシンプルな造りですが、南天を使った床柱の見事なこと!本物を観に、金閣寺にも行かなくては!

特別展示として、茶道具の名品がずらり!古田織部細川三斎小堀遠州など。今回、古田織部が製作した茶道具がたくさん観れたのが、とてもよかったです。古田織部って、筆文字も、造る茶道具も自由なんだな。

 

第二展示室では、こちらも常設ですが、重要文化財である、 金閣寺(正式名:鹿苑寺)の大書院障壁画 襖絵 (若冲1759年に襖絵完成。大書院障壁画はその同じ時期とみられるが正式年数は不明。)の展示。全部本物が実物大で観れるんですよ!!!

特別展示として、若冲の多様で巧みな筆使いが観てとれる水墨画作品がたくさん展示されていました。図録が無いのが残念です。今までいろいろな美術展で若冲を観てきましたが、若冲の違った一面を知ることができた、とても貴重な展覧会でした!!!

 

承天閣美術館 名宝・伊藤若冲の世界

 

承天閣美術館の建物の中庭。観た感じでは、重森三玲 氏(あるいはお弟子さん)作庭のデザインっぽいお庭なんですけれど、どこにも解説無し。今度行ったら、美術館の方に聞いてみよー。

140922-shokokujiM06 140922-shokokujiM07 140922-shokokujiM08 140922-shokokujiM09 140922-shokokujiM10 140922-shokokujiM11 

 

次へつづきます…★★★

 

2014.09.19. 京都お散歩日記「十両」

仕事帰りに、「 十両 」@京都大学病院前で、お夕食。

近所でたまに前を通る割に、お店の閉店時間が早いため(深夜族なので)、来るのが3年ぶりくらいになっちゃうかしら?

140919-juryo01 140919-juryo02

 

18時過ぎに入店したのだけれど、すでにこの日のメニューは “ さんま ” しか残ってない!!!いつもは鱧とかマグロとか、いろいろお魚料理があるのだけれど。仕方ない、“ さんま ” づくし!

“ さんま ” の刺身定食。お刺身にはちょうどいい脂の乗り具合。噛み締めると、脂がにゅにゅ〜っと、あまい、あま〜い!

140919-juryo03 140919-juryo04

 

定食に付いてくる はまぐりのお吸物 も、いいお出汁!

140919-juryo05

 

“ さんま ” の焼き定食。まだ焼きにするには脂が乗切っていない感じで、さっぱりと。

140919-juryo06 140919-juryo07

このお盆からはみ出す大皿のボリューム。いつもすごいわ〜。

今日の “ さんま ” 定食 は、量が少ない方。これでも十分お腹いっぱい。鱧とかマグロとか頼んだら、「もう当分の間、お魚要らないです」っていうくらい、すごい量で出てくるの。これで 1000円 だから!

隣のテーブルのお客さん、ご予約でコース料理頼んではったみたいやけれど、ひとりにつきこの定食の内容(さんま刺身+焼き)以外に、鯛のお頭の煮付けがひとり一品、+他に小鉢やだし巻き卵やら、2人やのに4人掛けテーブルがいっぱいになるくらい出てきて、目をまん丸くしてはった。きっと食べられへんかったやろうな…。

 魚で地獄を見たい人は、ぜひ「 十両 」へ!!!(笑)

 

寿司 割烹 十両
住所:京都市左京区聖護院円頓美町47-5
電話:075-771-1170(*予約可)
時間:11:30〜20:00(LO.19:30)
定休日:不定休
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26003980/

 

2014.09.18. 京都お散歩日記「ラ・ヴァチュール」

夕方から用事を済ましがてら、ご近所散歩。

疏水沿いで見つけた紫式部。秋の実りがぎゅぎゅぎゅーっと。めちゃ、綺麗!

140918-murasaki-shikibu01

 

岡崎方面に来たので、久しぶりに「 ラ・ヴァチュール( La Voiture ) 」@聖護院でお茶。

140918-LaVoiture01 140918-LaVoiture02

 

ショーケースの中には、名物「タルト・タタン」そっくりの、蝋細工。

140918-LaVoiture03 140918-LaVoiture04

 

メニューが紙で半立体になるように作ってあるのが、可愛いのです。

140918-LaVoiture05

 

名物「タルト・タタン」!絶品!

140918-LaVoiture06 140918-LaVoiture07

 

チョコレートケーキの「オペラ」!こちらもコーヒーシロップに浸した生地と濃厚なモカバタークリーム、チョコレートの積み重なる味わいが、とても美味!

140918-LaVoiture08 140918-LaVoiture09

 

空を見上げてみれば、鱗雲が広がる初秋の空がとても綺麗!大きな空がいつも見える京都は、ほんと大好き!

140918-sky01

 

ラ・ヴァチュール( La Voiture )
住所:京都市左京区聖護院円頓美町47-5
電話:075-751-0591(*予約はできません)
時間:11:00〜18:00(LO.17:30)
定休日:月曜日
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001070/

 

2014.09.15. 京都お散歩日記「ヤオイソ」「六傳屋」「築地」

夕方からご近所散歩。

竹久夢二展の日に撃沈された「 フルーツパーラー ヤオイソ 」@四条大宮へ、リベンジ!!!創業120年になる京都の老舗・果物店。東京の万惣や千疋屋とは雰囲気が違う、あくまでも庶民派なフルーツショップ&パーラーなのがいいですね。

フルーツパーラーは四条大宮本店の二階にありましたが、スペースが狭かったため閉鎖し、今年の5月下旬に本店から4軒東側に新フルーツパーラーをオープンされたそうです。

140915-yaoiso01

新フルーツパーラー、内装にはキーヤン(木村英輝)さんの壁画が!さくらんぼ、桃、メロン、いちご、葡萄などが藍色と金色で描かれています。

140915-yaoiso02

内装自体は20年以上は経っていそうな設計プランで、元々何かの飲食店だったお店を居抜きで改装されたのだろうと思われます。壁面に蛍光ダウンライトが横向きに埋込んであって、メラミン化粧板で間接照明(後は簡易にLアングルのみで固定)にしてあるのとか、斬新。木部をなぜか肌色で塗装してあるのも謎。(以下自粛)

フルーツサンドとミックスジュースのセット!!!めっちゃ食べてみたかったよ〜。

140915-yaoiso03 140915-yaoiso04 

マンゴーづくしが食べたかったけれど品切れだったので、桃づくしセット【 岡山水蜜桃 】の桃サンド、桃ジュース、桃パフェ のついた贅沢なセット!

140915-yaoiso05 140915-yaoiso06 

○○○づくしも美味しいですが、ふつうのフルーツサンドがバランス良くておすすめ!フルーツサンドをテイクアウトして、お家で美味しい珈琲と一緒にいただくのもいいかも。いつかフルーツサンド5人前(銀トレー)を持って、誰かのお家でパーティーしたい。

 140915-yaoiso07 

 

サンドイッチだけではお腹が満たされず、家までぷらぷらお散歩しながら、新規開拓で「 六傳屋 」@先斗町に立ち寄って、軽くお夕食。(際コーポレーションのグループのお店)

140915-rokudenya01 140915-rokudenya02 140915-rokudenya03 

土手焼きいろいろ。おでんに味噌タレをかけた感じ。ビールによく合います。140915-rokudenya04 140915-rokudenya05

ぷっくり餃子。ボリュームあって美味しいです〜。

140915-rokudenya06 

鶏出汁のきいた、白味噌担々麺。

140915-rokudenya07 

こちらも夜遅くまでやっていますし、一階はカウンター席なので、ひとりメシにも使えます。

 

食後は、今まで一度も行ってなかった、昭和クラシック喫茶「 築地 」@四条河原町へ。昭和9年に開業だそうです。「佛蘭西風喫茶室 フランソア」と同じ開業年。

140915-tsukiji01 140915-tsukiji02 140915-tsukiji03 

エントランスの可愛らしい色とりどりのタイル貼。

140915-tsukiji04 

重厚なインテリア!ガラスの戸棚にはレコードがぎっしり詰まっています。

140915-tsukiji05 140915-tsukiji06 140915-tsukiji07 140915-tsukiji08 

「 築地 」では基本のホットコーヒーが ウィンナコーヒー になります。ブラックでの注文も可能だそうですが、ここはスタンダードにウィンナコーヒーを。

140915-tsukiji09 

アイスコーヒー。アイスコーヒーもシロップ入りで生クリームが乗っかってくるのがデフォルト。

140915-tsukiji10 

以前にどなたかのブログで「珈琲のうんちくを語り出したら、ご店主さんにつかまって小一時間以上珈琲談義が続けられる」と拝見していたので、なんとなく今までお店の前は通りながらも怖くて避けていたんですよねー。で、今回恐る恐る入ってみたら、あらら、普通の喫茶店じゃないですか!?

店主さんがいらっしゃるカウンターもありますが、あくまでもキッチンの囲いとなっていて、クラシックな赤いビロード張りの木製椅子&テーブル席がメインで、お客様とすぐ話しをするような雰囲気ではありません。普通の喫茶店として利用して、ぜんぜん大丈夫じゃないですか。夜遅くまでやっているし、阪急河原町駅からすぐだし、もっと早くに来るべきでした!これから京都散策の合間に、ちらっと河原町駅近辺でお茶したいな、と思ったら気軽に伺うことにします。二階席も行ってみたいので、昭和なアンティーク着物で再訪しまーす。

 

■ フルーツパーラー ヤオイソ
住所:京都市下京区立中町496
電話:075-841-0353(四条大宮本店)
時間:9:30〜17:00(LO.16:45)
   *17:00閉店ですので16:30には入店されることをおすすめします。
定休日:無休
URL:http://yaoiso.com/
*四条大宮本店から4軒東へ。
*テイクアウトのフルーツサンドや他デザート類は、四条大宮本店店頭にて販売。

 

■ 六傳屋 先斗町店
住所:京都市中京区先斗町通四条上ル下樵木町199
電話:075-212-9224
時間:11:30〜15:00、17:00〜23:00
定休日:無休
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26003016/

 

■ 築地
住所:京都市中京区河原町四条上ル東入ル
電話:075-221-1053
時間:11:00〜23:00
定休日:無休
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001588/