2017.09.20. 着物コーディネート
【「玉村晋一+玉村咏 二人親子展」】の日の着物コーディネート。
赤香色地にぶどう柄単衣着物+黄緑色のタイシルク半幅帯。
帯締め白色三分真田紐+浅葱色のガラス蜻蛉玉帯留。
帯飾りは勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリー/帯飾り】。
染色家・玉村咏先生と。玉村先生、ありがとうございました!!!
【「玉村晋一+玉村咏 二人親子展」】の日の着物コーディネート。
赤香色地にぶどう柄単衣着物+黄緑色のタイシルク半幅帯。
帯締め白色三分真田紐+浅葱色のガラス蜻蛉玉帯留。
帯飾りは勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリー/帯飾り】。
染色家・玉村咏先生と。玉村先生、ありがとうございました!!!
彼岸花が知らないうちに満開。
京都の染色家・玉村咏先生の展覧会「玉村晋一+玉村咏 二人親子展」@京都文化博物館へ!福井・東京から京都へ巡回。やっと拝見できました。
若くして他界された玉村咏先生のお父様、画家・玉村晋一氏の作品たち。力強い筆跡の油絵や、スケッチ木炭画。素晴らしい才能の方であったことが偲ばれます。
会場は京都文化博物館6Fの和室大広間。いつも落語を聴いてる空間が、こんなに素敵な空間に様変わりするとは。入り口のしつらえから圧巻でございました。
舞台にしつらえられた糸による造形作品。天より舞い降りて、そっと玉村咏先生を見守っておられるお父様の面影を感じます。
着物・帯など和装に関するもの以外に、タペストリー・屏風・掛け軸・ファイバーアート造形作品・インテリア作品と、多岐にわたる作品も素晴らしく。
葛飾北斎「冨嶽三十六景」を模写された作品。
そして、圧巻の着物作品!!!上品かつモダンなデザイン、繊細な色合い、染め&箔の緻密さ、どれもこれも素晴らしく、ため息が出る展示でした。
実は着物や帯は、試着させていただくこともできたらしい。。。ああ、素晴らしい作品を、羽織らせていただけばよかった。。。
いつか、この帯を!
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
【渉成園 「蘆庵」夏の文化財特別公開と「黒田辰秋展」】の日の着物コーディネート。
正絹白縮緬地に荒波柄型染単衣着物+レモンイエローのタイシルク半幅帯。単衣の時期の鉄板コーデ。
帯締めシアンカラー三分紐+ブルーイエローシアン三色ガラス製帯留(東風杏)
引き続き、展覧会巡りへ。
まだ未体験の渉成園のお茶室 「蘆庵(ろあん)」の特別公開へ。特別公開は〜9月30日(土)まで!
「蘆庵」とても軽快で、可愛らしい佇まいの二階建て数寄屋造建築。何度も火事で焼失しており、現在の建物は1957
一階のお座敷も二階のお座敷も炉は切っておらず、抹茶席ではなく煎茶席。
一階のお座敷南側路地庭園にある灯篭は、雪持ち灯篭。灯篭の上部に雪が積もったような形状をしています。
一階お座敷の床の間と書院棚。造形はいたってシンプル。床板の松の一枚板が重厚感を与えます。
二階お座敷。東側と南側に障子腰窓。北側に床の間と書院棚。
二階お座敷の天井。「蘆庵(ろあん)」の名前の由来である《 蘆(よし)》が使用されています。床の間上天井は、細竹を3cmほどの幅に組み上げたものを網代組みにする手のかかりよう。
二階お座敷の窓から見える景色は素晴らしい!東側は東の山並み借景含め、印月池に浮かぶ中島の景観。
「蘆庵」をゆっくり拝見した後は、庭園散策。
迎賓館の役割を持つ「閬風亭(ろうふうてい)」。
庭園は池泉回遊式の名勝庭園。作庭は石山丈山。
「印月池(いんげつち)」に掛かる「侵雪橋(しんせつきょう)」は現在掛け替え中。庭園も全体的に改修中で、造園工事は植彌加藤造園なので、数年後が楽しみ!
1892年に再建された「傍花閣(ぼうかかく)」。
朗報【11月1日〜11月6日の期間、渉成園秋の特別公開】だそうです!
園林堂(おんりんどう)の棟方志功氏襖絵特別公開。閬風亭(ろうふうてい)では、漫画家・井上雄彦氏が宗祖親鸞聖人750回御遠忌を記念して描いた屏風『親鸞』の特別展示。臨池亭(りんちてい)・滴翠軒(てきすいけん)でのお茶席も!会期短いけれど、これは絶対に行くしかない!
黒田辰秋=重要無形文化財保持者(人間国宝)となった木漆工芸家。一般的には分業が普通の漆塗りを、木地制作から漆塗り仕上げまで一貫制作する先駆けとなり、茶器などの小さな作品から、椅子や飾り棚など大型家具作品まで多岐にわたる木工作品の数々。力強く、独創的なオリジナルデザインのセンスたるや、民藝運動からさらに進化し現代美術の域にまで達する凄さ。
スケール感、漆や螺鈿の色の美しさ、実物を観ないと!!!そして、あらためて祇園「鍵善良房」、京大北門前の「進々堂」にも行かなくちゃ!
会期は〜10月9日(月)まで!
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【展覧会巡り「小椋会」「中里太亀 酒の噐」】の日の着物コーディネート。
白地に薄紫色と薄瓶覗色をぼかし染めにし、藍墨色を縫い締め絞りした単衣紬+薄紫色のタイシルク半幅帯。
帯締めは京紫色の真田紐(三分)+緑色のガラス製帯留め(東風杏)でアクセント。
「小椋会」の会場で、年配の気品あるマダムからめっちゃコーデを褒められて、とても嬉しい日でした。
まだ気温は30度近くになる夏日の京都ですが、もう気持ちは秋なので、日中の暑さは我慢して単衣投入。この時期は夏帯にするか袷時期の帯にするか悩むので、半幅帯がとても重宝します。10月入るまでは半幅帯ばかりになりそう。
台風一過の連休最終日に、会期終了間近の展覧会へ。
今回が最後になるという、「志村ふくみ門下生による-第20回小椋会織物展」@京都文化博物館へ。会期最終日に滑り込み。
会場内は撮影禁止のため、展示されていた過去のDMを。
素晴らしい染織作品の数々。草木染めの染めの美しさに、織の構造の複雑さに、ハートがキュ〜〜〜ンとしちゃいました。素敵な作品をぐっと目に焼き付けて。またどこかで志村ふくみさん門下生の方々の作品を愛でることができますように!
大好きな唐津の陶芸家・中里太亀さん(隆太窯)の展覧会「中里太亀 酒の噐」展@ギャラリー日日へ。こちらも会期最終日の終了時間間際に滑り込みセーフ!
御所東・丸太町新烏丸通上ルの京町家を改修した素敵なギャラリー。(デザイン設計:ケースリアル/二俣公一氏)内装写真撮影のご許可をいただいたので、たくさん撮影させていただきました。
内装に違和感なく溶け込ませた照明の納まり、すごいよ!適材適所にだけ照明が当たるという、普通のギャラリーとしての考えではなく、ここの空間としつらえを絶対に崩さないための最小限の照明計画。中庭からの反射光でほんのり空間が浮かびます。
ギャラリー日日 http://www.nichinichi.com/ja/index.htm
「中里太亀 酒の噐」展
南蛮焼き締めを中心に、絵唐津、粉引、刷毛目、斑唐津、三島、黄釉、鉄釉など、酒器のあれこれ。
最終日だから作品のほとんどが売れてしまっていたのだけど、《残りものには福がある》でいくつか好みの器をセレクト。隆太窯らしいシャープさのある松菱形の小皿大小や梅型の湯のみなど。次回は絵唐津をいくつかいただきたいな。また唐津の窯元へ伺って、現地で器も拝見したい。(器のほとんどはコレクション。お父様の中里隆さんの器も持ってるけど、大事にコレクションしてます。/笑)
ギャラリー日日に併設の素敵なカフェ「冬夏」も伺いたいところだけど、閉館時間なのでまた次回に。
帰り道「アイタルガボン」@河原町丸太町東でお茶。展覧会後の興奮をクールダウン。
「すりおろしりんごとハチミツのソーダ」がすんばらしく美味しかった!!!
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9月上旬にヤギが京都造形芸術大学・環境デザイン学科の4年生と台湾へ研修旅行に行ってきたときのお土産記録。
台湾のお土産といえばパイナップルケーキ。桃園国際空港にあるお店「裕珍馨(ユージェンシン)」のパイナップルケーキを買ってきてくれました。2010年のパイナップルケーキコンテストで金賞を取ったお店だそうです。
外側の生地はバターの香りがしていてしっとり、中のパイナップル餡はジューシさありクルミがアクセントで、なかなか美味しいです。。
帰国後の帰り道で、学生たちがいろいろなお店のパイナップルケーキ食べ比べ大会をしたそうですが、やっぱり一番美味しいのは「Sunny Hills」という結果に!さすがに日本の小麦、日本のバターを使用しているだけあって、美味しいよね〜。また東京・南青山店(建築設計:隈研吾氏)で買おう!
台南にある有機栽培台湾茶のお店「壹二茶堂(ワンツーティーハウス)」。玉山烏龍茶濃香を購入してきてくれました。
有機栽培なので少々お値段は高めだけど、試飲の時の丁寧で美しいお茶のお点前と気持ちの良い接客、インテリアデザインからパッケージデザインまで秀逸な素晴らしいお店。夜遅くまでイートインできるのも嬉しい。
台湾茶の問屋さん「林茂森茶行」。文山宝珠茶を大量購入してきてくれました。
2013年に改修されて、超絶お洒落空間になったそうです。が、、、お茶はそのままお安い問屋価格のまんまだそうで!
次回台湾に行く最大の目的地に決定!!!絶対にめっちゃ大量購入する!!!スーツケース目一杯に購入するよ。もちろん買うよ、高山烏龍茶、黒烏龍茶、普洱茶、東方美人茶、蜜香紅茶。わ〜〜〜想像しただけでヤバい!めっちゃヤバい!(笑)
米穀店の倉庫を台湾物産のセレクトストアにした「葉晉發米糧行」。可愛らしいパッケージデザインのお米菓子。購入してきたお菓子は、甘みが一切ないシンプルなあられ。素朴な味わいにほっこり。
天高のある倉庫空間を活かした、針葉樹を整然と組み上げた美しいインテリアデザイン。様々な台湾物産のお土産が揃うそうです。
台湾のインテリアデザインは日本よりも格段に進化しているようです。行く度に街が変わる、かっこいい空間が増えている。秋に台湾へ再訪しますが、本当に楽しみ!!!
工事現場からの帰り道、「Cafe Bibliotic Hello!(カフェビブリオティックハロー)」へ。ファサードに植えてあるバナナの木な、もう大きくなりすぎてアウトや!さすがに敷地境界線から2M超えて出っ張ってるわ、電線に接触しまくってるわ、ええ加減あかんと思うで!(笑)
平日の真昼間だというのに、お客さんが続々と来られて、常に満席!!!アジア人・欧米人含め、外国の方々が半分以上。すごいな〜。やっぱり雰囲気がいいからな〜。いつどの時間に来ても、しっかり食べもんあるし、お酒もあるし、昼夜変わらないっていうのもいいんやろなぁ。
お腹空いていたのでご飯ものにするかめっちゃ悩んだ結果、スイーツに。(笑)この季節には外せない、黄桃のタルトと黄桃のスムージー!たいへんフレッシュで美味しゅうございました〜。満足。
工事現場帰りの夕方、京都高島屋の京都八百一へ生鮮食品のお買い物がてら四条河原町へ。涼しくなってきたので、どうしてもお寿司屋さんの茶碗蒸しが食べたくなって「ひさご寿し」@四条河原町へ。
久しぶりの「ひさご寿し」にウキウキしながら入店したものの、九月のためまだメニューには茶碗蒸しがなかった!!!茶碗蒸しは冬季のみ・十二月〜二月の間しかやってへん!!!(笑)
入店しちゃったから仕方ない。気を取り直して、名代ちらし寿しと箱寿しをいただきました。量が少なそうに見えてもやはりお寿し。すし飯がギュ〜っと詰まっているので、ヤギと分けっこしてもお腹いっぱい。美味しゅうございました!
ちらし寿しも箱寿しも、お店によってほんまに個性がいろいろですね。高級なカウンターだけのお寿司屋さんへはなかなか入れないけど、京都市内には庶民的な価格帯でこうやっていただけるお寿司屋さんが何軒もあるのはありがたい事です。冬になったら、何店舗か蒸し寿しの食べ比べもしてみたいと思います。