katsunoya

2016.01.25. 京都お散歩日記 太秦〜東山

嵐山 を満喫した後、太秦天神川まで移動。京都dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展へ。

 

■京都 dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展

 http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

160125-asaba01

嵐山から太秦天神川へ移動氏、京都dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展 へ。大好きなグラフィックデザイナー・浅葉克己 氏。京都で浅葉氏の展覧会が観られる機会は貴重なので、ぜひとも観に来たかったのです。

感想は、素晴らしい!!!パソコンなんかに頼らない、ほとんど全ての文字、レイアウト構成を手で行う浅葉氏の感覚の鋭さを思い知った展覧会。グラフィックデザイナーはもちろん、デザインに関わる全ての人が観るべきだと思います。完成したビジュアルでは完璧に美しく見える文字も、原稿は全て手書き。だからこそ、繊細さの中に他に比較できない強さがあるのだと思います。

 

ギャラリーエントランス。浅葉克己 氏等身大マネキン!衣装はイッセイ・ミヤケ。

160125-asaba02 160125-asaba03 160125-asaba04

 

会場内は映像以外は全て写真撮影OKという太っ腹。dddギャラリー、ありがとう!一部作品を紹介します。

展示は 浅葉克己 氏の長きに渡る広告作品・ポスターが一堂に。

160125-asaba05 160125-asaba06160125-asaba07 160125-asaba08 160125-asaba09 160125-asaba10 160125-asaba11 160125-asaba12 160125-asaba13 160125-asaba14 160125-asaba15 160125-asaba16

 

浅葉克己 氏の日記全集。

160125-asaba17

 

三島由紀夫写真集「薔薇刑の装丁デザイン。外箱タイトル「薔薇刑」の文字は、リノリウム素材を手彫りし版木とし、道路工事に使うローラーでプレスしたようです。(バカだねー)

160125-asaba18 160125-asaba19 160125-asaba20 160125-asaba21 160125-asaba22 160125-asaba23 160125-asaba24

 

今までのグラフィック作品をコラージュしたパネル。過去に使ったほんまもんの原稿や素材の原本が貼られてる!こんな美術館に保存すべき重要品を貼っちゃって、えええのん!?

160125-asaba29 160125-asaba30 160125-asaba31 160125-asaba32 160125-asaba33 160125-asaba34 160125-asaba35

 

そしてトンパ文字の掛け軸。この掛け軸の製作方法がすごいのです!これは会場内のムービー(30分)をしっかり観てください!!!

160125-asaba36 160125-asaba37 160125-asaba38

会期は3月19日(土)まで。ぜひぜひお時間を作ってお運びください。

「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展
会期:2016年1月15日(金)〜2016年3月19日(土)
時間:11:00〜19:00(土は18:00まで)
休日:日曜日・祝日
料金:無料
場所:京都dddギャラリー 京都府京都市右京区太秦上刑部町10
URL:http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/

 

 

■熟成肉 中勢伊「月 (にくづき)」

 http://www.kyotonakasei.jp/nikuduki/

 

京都dddギャラリーを閉館時間まで1時間半じっくり拝見した後はお腹空いた〜。地元に戻り、新規開拓で熟成肉の 京都中勢以 (本店は伏見)が運営する「月 (にくづき)」@東山白川沿いへ。オープンして間もないのですが、じわじわと雑誌にも載り始め話題になりつつありますが、月曜日の夜だからかお電話したらすんなり入れました。

三叉路の変形区画を活かした左官と木材のインテリアは 森田一弥 氏のデザイン(2015)。完成写真と記事はこちら

160125-nikuduki01 160125-nikuduki02 160125-nikuduki03

こちらのお店のメインメニューは、熟成肉を使ったハンバーグステーキ。他にメンチカツ、コロッケ、焼きしゃぶ、ビーフシチューなど。それら一品に+500円でごはん・スープ・サラダをセットにして、定食としてリーズナブルに熟成肉が味わえるシステム。

まず外せないのはハンバーグステーキでしょう、ということで、1日10食限定の熟成牛肉100%のミンチステーキ。粗挽き肉のハンバーグです。

160125-nikuduki08 160125-nikuduki09 160125-nikuduki10

 

コロッケ 塩ちょっぴり、だけで食べるのがベスト。

160125-nikuduki04

 

メンチカツ こちら塩ちょっぴりかそのままで食べるのがベスト。噛めば噛むほどお肉の旨味がじわじわと口に広がります。

160125-nikuduki05 160125-nikuduki06 160125-nikuduki07

ドリンクは日本酒が一押しみたいです。しかし、お肉の味が繊細なので、日本酒さえ邪魔しそうな感じ。一通りお肉を味わってから、小さな一品を追加してゆっくりお酒を味わうのがオススメです。ハンバーグやメンチカツは100g〜300gまでいろいろ大きさを選んで注文できます。お腹の具合に合わせて、人数に合わせて、食事か呑みか、場面によって使い分け可能なメニューはうれしいです。岡崎エリアからも祇園からも三条からも近く、これからいろんな場面で使う予感満載の素敵なお店発見!いいお店だ!!!

 

京都 中勢以 「月 (にくづき)」
営業時間:昼11:00〜15:00(14:30 L..O.)
     夜17:00〜23:00(22:00 L..O.)
定休日:不定休(お肉の仕入れ状況によって)
*確認したところ、今の所、定休日は毎週水曜日。木曜日はランチのみお休み、だそうです。お肉の仕入れによって変動もあり得るため、行かれる予定の前に一度お電話でご確認ください、とのこと。ランチ予約も可能です。

 

東山界隈もロームシアター京都など新しいお店が増えつつあります。行っても行っても終わらない、京都の奥深さ。毎日観光です。

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.01.25. 京都お散歩日記 嵐山

今年の冬は雪が一度も降らず暖冬だと思っていたら、大寒波が日本列島を覆う数日。沖縄や台湾でも雪が降ったとか。京都市内も雪はほとんど降らずとも、気温が零下になるとても寒い日。寒いからこそお出かけの人も少ないだろうと、平日に嵐山散策へ。

 

■世界遺産 臨済宗禅刹・天龍寺 http://www.tenryuji.com/

初めての 天龍寺 へ。世界遺産なんですよね〜。

160125-tenryuji01160125-tenryuji02

天龍寺 の広大な敷地にはたくさんの塔頭もありますが、目指すは天龍寺・大方丈と、史蹟・名勝指定の「曹源池庭園(そうげんちていえん)」。

「曹源池庭園」は、中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、大堰川を隔てた嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園。

庫裏ファサード。ここから拝観料を払って入場します。

160125-tenryuji03

庫裏玄関に展示されているだるま絵。

160125-tenryuji04

 

庫裏を抜けて小方丈(書院)へ。小方丈(書院)の座敷。小方丈なのに、広い広い!

160125-tenryuji05

小方丈(書院)座敷から「曹源池庭園」を望む。

160125-tenryuji06160125-tenryuji07

小方丈(書院)西側庭園。石積みの景色と苔が美しく、春と秋はさぞや素晴らしいことでしょう。手水鉢の水面が凍っていました。南天の赤い実が一粒。

160125-tenryuji08 160125-tenryuji09 160125-tenryuji10

 

小方丈(書院)を抜け、回廊を通りながら、茶室・祥雲閣・甘雨亭(しょううんかく・かんうてい)を望む。

160125-tenryuji11 160125-tenryuji12 160125-tenryuji13 160125-tenryuji14

 

回廊を通り、多宝殿(たほうでん)へ。蔀戸!
後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂で、前に拝堂をもち、後ろの祠堂とを相の間でつなぐ。入母屋造の屋根とも調和し、中世の貴族邸宅を思わせます。

160125-tenryuji15 160125-tenryuji16 160125-tenryuji17 160125-tenryuji18

 

大方丈へ。

160125-tenryuji19 160125-tenryuji20

大方丈・東庭。

160125-tenryuji21 160125-tenryuji22 160125-tenryuji23 160125-tenryuji24

大方丈・内部。

160125-tenryuji25 160125-tenryuji26 160125-tenryuji27 160125-tenryuji28 160125-tenryuji29 160125-tenryuji30

 

「曹源池庭園」へ降り立ちます。水に映し出される山並みのラインがなんとも美しく。いやー、素晴らしいの一言ですな。

160125-tenryuji31 160125-tenryuji32 160125-tenryuji33 160125-tenryuji34 160125-tenryuji35 160125-tenryuji36 160125-tenryuji37

 

多宝殿の奥には庭園「百花苑(ひゃっかえん)」があり、季節の植栽もいろいろありそうです。紅葉としだれ桜がたくさん植えられており、これは春と秋はすごいことになりそうです。今年は何度も 天龍寺 に来てみなくては!

160125-tenryuji39 160125-tenryuji40 160125-tenryuji41 160125-tenryuji42

 

 

■%アラビカ京都 嵐山 http://www.arabica.coffee/

天龍寺 の後は、%アラビカ京都 嵐山店へ。インテリアデザインが秀逸な高台寺下にある東山店(向かいには 大塚呉服店 京都)の方には、祇園界隈で散策するときにいろんな人をお連れしていますが、昨年嵐山店ができたということでリサーチへ。

渡月橋交差点から嵐山の眺望を眺めながら、大堰川の北側の小道を西へ80mほど進みます。

160125-togetsukyo01 160125-togetsukyo02

 

大きな敷地の一部を借りて、建築から建てちゃってます。木造在来軸組工法の建築で、外観は白漆喰塗り回し。屋根は本瓦葺きと一部銅版葺き。

160125-arabica01 160125-arabica02 160125-arabica03 160125-arabica04160125-arabica12 160125-arabica13 160125-arabica14

建築外部のベンチの納まりもおもしろいな〜。スチールで本体ベースを一体成形したものを建築に固定し、その上にモルタルを40mm厚ほど現場仕上げています。そりゃ使っていくうちに振動でひび割れしてくるわ。それを承知の上でやっちゃってるのが、すごい。無茶するわ〜。

160125-arabica05 160125-arabica06 160125-arabica07 160125-arabica08 160125-arabica09 160125-arabica10 160125-arabica11

 

エントランス階段に、ロゴマーク「%」文字をコンクリートに銅板を象嵌で。

160125-arabica15

 

インテリアも許可を得て、たくさん撮影させていただきました。店舗は焙煎スペースと、コーヒーキッチンスペースのみ、最低限のしつらえという潔さ!なんじゃこの格好良さ!!!

入口右手は焙煎スペース。

160125-arabica16 160125-arabica17

キッチン周りの腰壁+カウンター一体型造作は、東山店と同じく現場テラゾー磨き仕上げ。二槽シンクはステンレス白焼付け塗装のオリジナルをはめ込んで、徹底してホワイトに統一。キッチン内はカウンター下にコールドテーブル1台、カウンター上にエスプレッソマシーンとコーヒーミル2台のみ。

160125-arabica20160125-arabica21

 

キッチン越しの、この眺望の良さ!!!

160125-arabica22 160125-arabica23

キッチン上の彫り上げ天井内に換気口と空調吹き出し口!

160125-arabica24

 

キッチンへの出入りは、一旦外のテラス(テーブルとベンチがありますが客用の座席ではありません)に出てから入る仕組み。この割り切り方が、ほんまものすごいな〜。

160125-arabica26

お一人でオペレーションされているので、嵐山店ではドリップコーヒーはなく、エスプレッソ系のみ。

160125-arabica25 160125-arabica27

店内にイートインできる席はありません。基本テイクアウトのみで、建物外のベンチで渡月橋と大堰川(おおいがわ)を望む絶好のロケーションでどうぞ。

160125-arabica28

 

%アラビカ京都 嵐山
京都符京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ番場町3-47
営業時間:8:00〜18:00
定休日:不定休

 

 嵐山を満喫した後、太秦天神川へ。★★★

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

【武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】ご案内

 

お友達の写真家・武藤奈緒美さんの写真展【「東京かわら版」500号記念 武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】が開催されます。武藤さんの人物写真はとても素敵なのです。

落語会情報雑誌「東京かわら版」噺家さんの撮影ではおなじみ。また着物雑誌「七緒」や上質なリサイクル着物では一番の「きもの青木」のウェブサイトのメインカット撮影でもご活躍で、着物撮影においてはピカイチ!(Love the Life のポートレート・勝野着物写真の撮影もお願いしています)

東京方面のみなさま、噺家さんの写真に会いに、ぜひぜひお運びくださいませ。

panel

会期:前期 2016年2月2日(火)〜2月14日(日)
   後期 2016年2月16日(火)〜3月6日(日)
   (前半は14日まで、後半は16日〜3月6日まで。2月15日は休み)
時間:9:00〜22:00 
場所:座・高円寺 B2F Galleryアソビバ 東京都杉並区高円寺北2-1-2

 

むーちょで候。 http://www.mu-cyo.com/

むーちょ写真日記 http://muucyo.exblog.jp/22228891/

 

合わせて第六回・高円寺演芸まつり(2/5 〜2/14)のイベントで「座・高円寺寄席」が2/13・14に開催されます。落語会と合わせて、ぜひどうぞ!期間中は連日落語会など演芸のイベントが目白押し!ぜひお着物で高円寺へ!

 

第六回・高円寺演芸まつり http://www.koenji-engei.com/2016/

座・高円寺寄席 http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1439

 

2016.01.20. 京都造形芸術大学で講義

1年ぶりに 京都造形芸術大学・環境デザイン学科 でインテリアデザインの講義を行ってきました。

基本的には勝野がインテリアデザイナーになったきかっけや経緯、Love the Life を立ち上げた経緯、Love the Life で行ってきたインテリアデザインの活動、インテリアデザインの楽しさ、などを1時間ちょっと原稿無しでしゃべくってきました。

対象になる学生さんは、建築・ランドスケープ・インテリアを学ぶ2回生。果たして、インテリアデザインの楽しさを伝えられたかどうか。少なくとも、 Love the Life のインテリアデザインはカッコいい中にどこか必ず “ アホ ” な部分が盛り込まれている、デザインに “ アホ ” は欠かせない、ということは伝えられたかな、と思います。

残念なのは時間切れで、大学のCafe……(名なしカフェ)のデザインについて解説できずに終わってしまったこと。ここ数年講師としてしゃべる機会がめっきり減っているため、しゃべりがかなり下手っぴになっています。時間配分すっかり忘れて、しゃべくりました。…反省です。機会がまたあるなら、きちんとデザインコンセプトの考え方をより深く伝えられるようにしたいと思います。

久しぶりに教壇に立ちたいな。

 

授業終了後、ヤギと大学近所のレストラン&カフェ「猫町」で一服しつつ、反省会。

160120-nekomachi01160120-nekomachi02 160120-nekomachi03

 

2016.01.19. 京都お散歩日記「ロームシアター京都」

夕方から近所お散歩。今年1月10日にグランドオープンした、旧・京都会館(建築設計:前川國男)「ロームシアター京都」へリサーチに行ってきました。

 

■ロームシアター京都 建築全体

 

ロームシアター京都
http://rohmtheatrekyoto.jp/

 

建築家・ 前川國男 氏設計の1960年に誕生したモダニズム建築、旧・京都会館。プロジェクト検討段階では、立て直しをするのか、前川國男 設計の建築を残して改築すべきなのか、京都市民と専門家を交え10年間も討論が重ねられてきました。ラヴザライフの考えは、中途半端に 前川國男 建築を残すならば、谷口吉生 氏(猪熊弦一郎現代美術館/東京国立博物館・法隆寺宝物館/京都国立博物館・平成知新館など)や 前川國男 の最後の直弟子である 横内敏人 氏など、洗練された美しい建築を設計できる建築家に依頼して一から新しく建て直すべき、と考えていましたが、京都市の結論としては 前川國男 建築を残す改築計画と決まりました。

オペラ公演を開催可能にする現代的な舞台設備を新たに設置するため、既存建築上部(北西角・メインホール上部)に大きな出っ張り部分がつく結果となりました。これが岡崎の文化ゾーンの統一された建築高さを破壊することとなりました。一般の方が見る分には大して気にならないかもしれませんが、建築的な視点で見ると、岡崎の美しい景観を破壊する行為なので、地下を深く掘るなどして全く新しい建築を高さを守りながら建て直すべきだと思います。

ま、結果、出来ちゃったものは仕方がないので、どんなものなのかリサーチ。

 

夕暮れの外観

160119-rtk01 160119-rtk02

 

建物南面

160119-rtk03 160119-rtk04 160119-rtk05 160119-rtk06 160119-rtk07 160119-rtk08 160119-rtk09 160119-rtk10 160119-rtk11 160119-rtk12 160119-rtk13 160119-rtk14

 

建物東面

160119-rtk15 160119-rtk16 160119-rtk17

 

1F 蔦屋書店前テラス 昔のままを復刻したレンガ床

160119-rtk18 160119-rtk19

 

メインエントランスとピロティ

160119-rtk20 160119-rtk21 160119-rtk22 160119-rtk23 160119-rtk24 160119-rtk25 160119-rtk26

 

ピロティと広場からメインホール方向を見る

160119-rtk27 160119-rtk28

 

サウスホール近景

160119-rtk36 160119-rtk37

 

サウスホール・ロビー

160119-rtk38 160119-rtk39
サウスホールのロビーにあった陶板装飾壁の作品が一切合切なくなっているのが残念です。作品が素晴らしかったのでどこかに移設されたならいいのですが、陶板装飾壁を残しつつモダンなデザインで考えられたんじゃないか、と思います。
また建築全体に六角形の亀甲文様が用いられているのですが、ロビーの新しい椅子が五角形なのが残念。五角形で梅の花を見立てているようですが、ここは梅の花をモチーフに感じさせつつも六角形で統一すべきでしたね。壁面のカラーも前川國男建築を活かすならば、真っ赤な壁面にしたな、私なら。

ホール内部は、何かのイベントで中に入れた時にまたレポートします。

 

パークプラザ ピロティ側エントランス

160119-rtk29 160119-rtk30 160119-rtk31 160119-rtk32 160119-rtk33 160119-rtk34 160119-rtk35

施設内部のトイレは真っ白けっけのケミカル素材のみの構成で、普通すぎておもしろくなかったのが残念。もう少しインテリアに気配りが入っていたら良かったのにな。

 

■京都岡崎 蔦屋書店+スターバックス(1F/書店&カフェ)

 パークプラザ1F

 

京都岡崎 蔦屋書店
http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/

 

南側エントランス

160119-ots01

東側エントランス

160119-ots02

パークプラザ・内部エントランス

160119-ots03 160119-ots04

 

インテリア

160119-ots05 160119-ots06 160119-ots07 160119-ots08 160119-ots09 160119-ots10 160119-ots11

蔦屋書店の本の編集はなかなか良い感じです。アート本、京都本、日本文化の本、食の本、民俗学の本、日本の歴史本など、様々な切り口で各コーナーごとにこだわった厳選された編集がなされていますので、楽しく店内を回れます。店内をぶらぶらしているうちにふと気がつく読んでみたくなる本を見つけられる書店になっています。英語本コーナーも充実していますし、ギャラリースペースでは厳選された伝統工芸品の販売もされていますので、観光客や外国の方にはとても買い物しやすい場所となるでしょう。京都市内の大きな本屋さんより人が少なく、厳選された書籍をゆっくり見られますから、アートや芸能好きの方にはとてもいい書店です。口コミでそのうち人気が出てくるだろうと思います。

スターバックスは店内の席数はかなり少ないです。建築外部のお席は多少ありますが、店内は限られていますので、一般の方に認知されだすと人が多くなり使いづらくなるかもしれません。お散歩時にドリンクテイクアウトに使えるのはとてもありがたいですね。

 

■京都モダンテラス(2F/カフェ&レストラン)

 パークプラザ2F

 

京都モダンテラス
http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/floor/shop/kyoto-modern-terrace/#
http://www.cafecompany.co.jp/brands/kyoto_modern_terrace/index.html

 

2Fへのアプローチ
1F蔦屋書店南側エントランス入ってすぐ右側に2Fへの階段があります。

160119-kmt01 160119-kmt02

階段壁面に使用されている六角形亀甲文様のタイル

160119-kmt03 160119-kmt04

 

レセプション・ウェイティングスペース

160119-kmt05 160119-kmt06 160119-kmt07 160119-kmt08

 

レストラン・メインダイニング インテリアデザイン

160119-kmt09 160119-kmt10160119-kmt11

 

バースペース

160119-kmt14 160119-kmt15 160119-kmt16 160119-kmt17 160119-kmt018 160119-kmt19

 

その他ソファ席など

160119-kmt20 160119-kmt21 160119-kmt22 160119-kmt23

インテリアデザインはとてもよくできています。ウェイティング、オープンキッチンとメインテーブル席、ソファー席、バーカウンター席など、そつなく各スペースを構成しあり、ゾーニング計画がとても上手くできています。

インテリアデザインを担当された方をお店のマネージャーさんに確認しました。運営母体はWIRED CAFE、伊右衛門サロン京都などを運営している、カフェ・カンパニー株式会社 。インテリアデザインはもともと カフェ・カンパニー に在籍していて現在は独立された、女性のインテリアデザイナー/菊嶋かおりさんだそうです。まだ30歳前後とお若い方なのに優秀ですね。WIRED CAFE、伊右衛門サロン京都のインテリアデザインは全く良いと思ったことがないのですが、習作を重ねられて力をつけてきていらっしゃるのでしょう。これから要注目のデザイナーさんです。

ホテルのメインダイニングのような高級感もありつつ、カジュアルにも使いやすい雰囲気。天高を活かした照明器具や装飾のバランス。

 

せっかく来たので、リサーチのためお夕食をいただきました。

自家製きずし 林檎と生姜のソース

160119-kmt24

玉葱と西京味噌のポタージュ

160119-kmt25

12品目の野菜のスパゲッティー

160119-kmt26

豪州黒牛と茶味豚の薪焼きハンバーグステーキ

160119-kmt27

季節のフルーツタルト、コーヒーアメリカーノ、白餡クリームのせ水出しコーヒー

160119-kmt28

お味の方は、お料理に関してはどのメニューもこだわりの素材の味を生かし、とても美味しかったです。ドリンク類は特にコーヒー類はイマイチです。水出しコーヒーと謳いつつ、あまりいいお味ではなかった(酸味強めで業務用の水出しコーヒーパックの味?)です。エスプレッソマシーンは上級機種が入っているので、エスプレッソやカプチーノにするのがベスト。デザートはまあ普通。京都って、個人オーナーさんがやっている小さなカフェでもデザートとコーヒーの美味しいお店が多いですからね。高いお値段取りつつ、東京並みの味では、京都では勝負できないと思います。(これやったらスタバで我慢する/スタバも美味しないけれどね…)お料理が美味しいだけに、デザートとコーヒー類はもっと頑張っていただきたい。

メニューの単価は割と良心的なのですが、アラカルトでデザートとコーヒーまで頼んだら、京都価格としては結構お高くなりました。ディナータイムは多分サービス料が10%つくのだろうと思います。お肉などのメインメニューにご飯セット(+400円)をつけて定食にしていただくとか、フードはそこそこにしてお酒を楽しむとか、場所代と考えればホテルのレストランよりは安いので、使い方次第ですね。

 

■総括

いろいろありますが、建築上部の出っ張りを気にしなければ、施設全体としてはシンプルな設計で好感が持てます。コンビニも無く、美術館の閉館後に立ち寄れる雰囲気の良いカフェもあまり無かった岡崎エリアにとって、とても利便性の高い施設になっています。

ファミリーマートも蔦屋書店+スターバックスも朝8時から22時までやっていますので、朝夕の散歩でも使えますし、図書館や美術館の開館時間前後にも立ち寄れます。ホールで観劇後に夜遅くまで食事やお酒に利用できるレストランがあるのは、とてもいいですね。このような施設は京都には今まで無かったので、これからロームシアター京都で行われるイベントには重宝されるだろうと思います。

少し離れないと何も無かった岡崎エリアの中心部に、この施設ができたことは街のポテンシャルがぐっと上がり、ご近所住人としてはうれしい限り。日によって、時間によって、人の集まりが様々でしょうから、これから長きに渡ってどのように継続していくか、しばらくの間は試練と模索が続くだろうと思いますが、耐え抜いて、息の長い施設になってくれることを願います。

 

もうすぐ京都国立近代美術館では「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展 が、細見美術館では「春画」展 が始まります。みなさま、岡崎の美術館へお越しの際には、ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。

 

今度は昼間に行ってみまーす!

 

2016.01.11. 着物コーディネート

ゑべっさん履物買い出しツアー第二弾 の日の着物コーディネート。

濃ゆい色が続いていたので、久しぶりに綺麗色の紬で新春らしく爽やかなコーディネートで。紅花染めの淡い撫子色水色の横糸が入った真綿紬+縹(はなだ)色浅葱(あさぎ)色の立涌柄っぽいタイシルク名古屋帯。

160111-kimonoK01 160111-kimonoK02

 

帯締めはターコイズブルーの冠組。帯揚げは淡水色の縮緬。

草履は若草色に紫色鼻緒。

160111-kimonoK03 160111-kimonoK04 160111-kimonoK05

黒の着物も好きだけれど、最近はこんな透明感のある綺麗色に魅かれます。

 

2016.01.11. ゑべっさん履物買い出しツアー02

ゑべっさん履物買い出しツアー第二弾 に行ってまいりました!

160111-itochu01

大阪の着物友達Yちゃんが午前中だけ京都に来られるというので、初めてのご自分草履を探すべく、伊と忠さんへ同行してきました。Yちゃんは近いうちに着物デビューするために、お仕事の合間を縫って夏から徐々に自分着物や小物などを調達している段階。伊と忠さんで最初の一足目をお選びになられました!何にでも合わせやすいお色目とこっくりした素敵なお色目と、うふふ、二足GET!おめでとうございます〜。

お昼前にはお互いタイムアウトで、伊と忠さんの前でお別れ。Yちゃんは勝野の悪魔の囁きで、ゑり正さんへ帯揚げを買いに。(後の報告によると、綺麗なお色の帯揚げと半襟をGETされたそうな)これから着物デビューに向けて準備してまいりましょう。

 

私の方はご近所着物友達のSさん(日本髪女子、親子ほどの年齢差、クールな美人さん)と、ふたりで初めての着物女子ランチ会に。お店は四条河原町下がる、フレンチビストロ「イカリヤ食堂」さんへ。フレンチの割にリーズナブルで、京町家を改装した可愛らしいお店は人気が高く、土日祝日は確実に予約しか無理なので、事前にもちろん予約して。

160111-ikariya01

 

鴨川沿いで、店内からは緑と川が見え居心地良し。

160111-ikariya03 160111-ikariya02

 

新年ですし、ちょっぴり贅沢なランチコースをいただきました。メインのお肉料理は、牛タンの煮込みと豚ほほ肉の煮込みを2種類頼んで、シェアしていただきました。これにパン、コーヒーが付いてきます。それでも土日の京都ランチとしてはお手頃価格なので、ありがたい!

160111-ikariya04 160111-ikariya05 160111-ikariya06 160111-ikariya07

 

Sさんとはランチのみでお別れし、Sさんは彦根の料理旅館の旅へご出発。私はヤギと合流し、絶対に観たい、竹村延和さんの個展「Nobukazu Takemura Solo Exhibition “Einheit”(アインハルト)」を観に、ホテルアンテルーム京都へ。

160111-har01

竹村さんの描くペインティング作品と、環境音楽の展示。色の綺麗なペインティング作品は、現在の竹村さんのうつろう心を映し出したののでしょうか。繊細な色のトーンが美しい作品でした。そして音楽は、何かの断片のような音たち。相変わらず、子供の心を蘇らせてくれる竹村さんの音たち。やっぱ、何年経っても好きだな。竹村さん、音楽活動を復活されていて、もうすぐアルバムが出るそうです。3月にはクラブMETOROにもバンドで出演が決まっているので、ぜひ行ってみようと思います。竹村延和さんの音楽からは、デザインが浮かぶんですよね。もう素敵すぎて。

展覧会の会期が延長されます。ご興味ある方はぜひ。

■竹村延和 アインハイト Nobukazu Takemura Solo Exhibition “Einheit”
会期:2015年12月5日(土)〜2016年1月10日(日)12:00PM〜7:00PM
   *2016年1月24日(日)まで延長
会場:HOTEL ANTEROOM KYOTO l GALLERY9.5(担当:上田)
   京都市南区東九条明田町7番
TEL 075-681-5656  http://hotel-anteroom.com/
*会期中は会場限定で、本展の為に制作した音楽CD『Einheit』等の販売を予定しています。

 

ホテルアンテルーム京都から京都国立博物館へ移動し、新春特集陳列「さるづくし―干支を愛でる─」展へ。

saruzukushi_guide_2016

牧谿さんの猿の絵が大好きなのですが、牧谿さんのお猿の絵を始め、牧谿風のお猿の絵をたくさん観てきました。かわいくてたまんなかったですよ。小さな展覧会かと思っていたら、全部観るのに1時間半以上かかり、特別企画展並みの充実度でした。

同時開催の「刀剣を楽しむ-名物刀を中心に-」展はめっちゃ並んでましたよー。連日240分待ちとか。刀な、美しいし、名刀は確かに刃紋様とかかっこいいけどさ、数本観ればいいじゃない?何十本も観ても、だんだんようわからんようになってこない?ま、興味ないのでスルー。

160111-kyohaku01 160111-kyohaku02 160111-kyohaku03 160111-kyohaku04 160111-kyohaku05 160111-kyohaku06

 

京博から北野白梅町まで移動。カフェ・ヴェルディさん主催の「インド料理を食べる会-ビリヤニを食べる会-」へ。場所は北野白梅町から東南に少し入ったところにある、インド料理「ヌーラーニ」にて貸切で。

160111-biryani01 160111-biryani02

ビリヤニとは、元来中央アジアに住むイスラム教徒ムスリムの食べ物で、お祝いや特別な行事の折に作られる、手間隙のかかったご馳走です。大きく深い鍋に、下から肉、マサラ(グレービー)、生のお米、スパイスやナッツなど食材を何層にも、また年輪のように重ねて、数時間かけて焚き上げる食べ物だそうです。一般のインド料理店で出されているメニューのビリヤニは、ヒンズー教徒の多いインドですからお肉はチキンだし、炊いたお米を後から炒めたピラフのようなものが多いそうです。今回は本物のビリヤニを食べる会ということで、ヌーラーニの店主・ヌーさんが伝統的な作り方で大鍋にムスリムスタイルの『ビーフ カチ ビリヤニ』(牛肉のビリヤニ)を4時間かけて作ってくださいました。

 

巨大な金属のお鍋で、直径60cmくらい高さ40cmくらいはあります。テーブルに運ばれてくるなり、スパイスのとても良い香りが店内いっぱいに漂ってきます。

160111-biryani03

 

説明をするカフェ・ヴェルディの続木さんと、ヌーラーニのヌーさん。とってもシャイなヌーさんの3言を、続木さんが20倍くらいにしてお話ししてくださいました。(笑)

160111-biryani04

 

開封の儀。上に炭が乗っています。上下から熱するのですね。

160111-biryani06 160111-biryani07 160111-biryani08 160111-biryani09 160111-biryani10

 

これを40人分に取り分けてくださいますが、、、1人分がすごい量!!!

160111-biryani12

 

常連さんは量が多いことを知っているので、タッパー持参で来られてました。野菜のカレー2種とライタ(ヨーグルトサラダ)と混ぜながらいただきます。ミニサラダ、食後にミニチャイ付で。

160111-biryani11160111-biryani13 160111-biryani14 160111-biryani15 160111-biryani16 160111-biryani17 160111-biryani18

勝野は半分でちょうど、あとは痩せの大食いヤギが完食。美味しゅうございました〜。参加者のみなさん、とても食べるのが早いのです。なぜ?慣れてる?1時間ちょっとでビリヤニの会終了。

ヌーラーニさんは小さな可愛いお店でした。北野白梅町界隈でのお食事処って少ないので、北野天満宮に行く時には寄らせていただこうと思います。

 

北野白梅町から祇園へ移動。京都ゑびす神社 の残り福へ。夜遅めのためか空いていて、サクッとお参りできました。

160111-ebisuJ01 160111-ebisuJ02 160111-ebisuJ03

新しいお札を頂戴して、福笹を渡してくださる可愛らしい舞妓さんを撮影し、お参り終了。

160111-ebisuJ04

 

 

エレファントファクトリーコーヒーで一服。竹村延和談義とお猿の絵談義とビリヤニ談義と。

160111-efcoffee01

 

家までの帰り道、あんなにお腹いっぱいビリヤニを食べたのに小腹が空いたとヤギが言うので、門扇御池店で夜食。

160111-monsen01 160111-monsen02 160111-monsen03

 

盛りだくさんな1日でありました。商売繁盛で、ええことありますように!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.01.11. 成人の日

ご成人おめでとうございます。

160111-nanten

新成人のみなさま

ご成人おめでとうございます。つつがなく成人の日を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。ここまで健やかに成長されたお姿に、親御様は心から慶んでおられることと思います。ご家族や周りの方々への感謝を忘れずに、これから夢に向かってどうぞ大きく羽ばたいていってください。新成人のみなさまの益々のご活躍とご発展をお祈り申し上げます。

 

着付師のみなさま

一年で最も気合いが必要な日。昨年末から前日まで心づくしのご準備も、大変お忙しかったことと存じます。早朝から緊張感が半端ないと思いますが、どうぞ精一杯がんばってください!!!えい、えい、おーーー、と念をお送りします!

 

京都の天候は晴れ午後からくもり。一時雨の可能性があるので折り畳み傘をお持ちになることをお勧めします。大阪と兵庫県南部は夜まで晴れて、穏やかな一日となりそうです。

 

新しくご成人される若人のみなさまの佳き日となりますように。

 

*写真は圓光寺・北庭の南天。南天は「難を転じて福となす」縁起木。

2016.01.09. 着物コーディネート

「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展 へ行った日 の着物コーディネート。

なんとなく朝の気分で、トリコロールカラーの紬が着たくなりまして。フリマで売れ残った子ですが、とても手が込んだ絣の技法で作られている貴重な紬。水玉で花文様だし下手すると田舎の子っぽい感じになっちゃうから、コーディネートは意外と難しい。

いくつか帯を合わせてみたものの、真っ赤な無地帯では昭和すぎるコーデになってしまうので、ここは安全に同色系のトリコロールカラーの格子柄帯で可愛くしてみましたよ。

160109-kimonoK01 160109-kimonoK02

帯締めは緋色の冠組(道明)。帯揚げは、ほんのり淡いグリーンの市松紋紗(ゑり正)でスッキリと。

160109-kimonoK03160109-kimonoK05

半襟がヨレヨレしていますね〜。いつも筒そで襦袢ばっかり着るので、ついつい不精で既製品についてくるポリの半襟のままで…。ミシンで補正された半襟って、洗濯すると波打ってくるの。これは悪い見本ですので、皆さんはきちんとお気に入りの半襟を縫いましょう。

2016.01.09. 「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展へ

家族ミッションも兼ねて、会期終了間近の「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展 へ。

家族ミッションは久しぶりに神戸の実妹とお茶しながら近況報告すること。

ランチを兼ねて、ラブザラにとって神戸でデフォルト決定の、熟成珈琲と銅板手焼きホットケーキの店サーティーサードコーヒー」さんへ。

160109-33coffee01 160109-33coffee02

 

ホットケーキ・クラッシック

こちらは定番だけれど、頼まずにはおられない美味しさ。パリッと銅板で焼かれた香ばしい表面に、中からふわっとしつつシッカリしたスポンジ。バターの風味とシロップの風味が合わさり、至福のお味。関西のホットケーキでは一番美味しいと思います。

160109-33coffee03 160109-33coffee04

 

旬のフルーツのホットケーキ

遠方から足を運ぶ価値アリアリの素晴らしい究極のホットケーキ!今月の旬のフルーツのホットケーキは、神戸の甘い宝石「太山寺いちご」!果物の中で一番大好物が苺なんですよね。昨年も気になりつつ苺の季節に 33コーヒー さんに来れなかったので、もうこれは絶対にいただくしかない。

見て、このビジュアル!

160109-33coffee05 160109-33coffee06

テーブルに運ばれてくるなり漂うほんわか甘〜い香りに興奮MAX!酸味の全く無い優しい甘さの苺。大粒でツヤツヤ。サクッという食感に、新鮮さそのものを感じます。この苺が何粒もふんだんに使用されて、ホットケーキの間にもスライスされたのが挟まっていて、大満足!

 

近況報告長くなるついでにオーダーした、ミックスジュース。安心のクオリティの関西版ミックスジュース。

160109-33coffee07

コーヒーもオーダーごとにサイフォンによる一杯だて。しっかりボディのコーヒーもとても美味しいのです。コーヒーがしっかりしていて、ホットケーキが日本の最高峰クラスですから、たまりませんわ!(いつもホットケーキで他のメニューを頼めない/笑)

 

3時間喋り続けて妹とお別れして、神戸ファッション美術館 へ。神戸ファッション美術館 は着物での来場者は無料になります。電車賃かけても来る価値ありの充実した展覧会がいつも開催されています。内装や家具のデザインは 内田繁 大先生だしね、いつ来ても満足ですよ。

160109-isyoemaki02

「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展 は、古墳時代から江戸時代末期までの日本の衣装(昭和初期に全て復元したコレクション)が一堂に展示される、衣装好きにはたまらない貴重な展覧会でした。古墳時代の装束は初めて拝見しましたが、現在では希少な羅織り紗織りの薄衣を重ね着し、とても奥ゆかしくも愛らしいお衣装が何パターンも展示され感動しました。そして、奈良時代〜平安時代〜鎌倉時代〜桃山時代〜室町時代〜江戸時代前期〜江戸時代後期へと続き展示されています。日本の時代装束の実例と変容・移り変わりを、すべて実例で展示されているので、とてもわかりやすく理解できました。貴重なコレクションを観ることができて本当に良かったです。

 

美術館を終えた後は、大阪へ。JA Laboratry と Love the Life の合同新年会(総勢5名)を、昨年12月にオープンしたばかりの阿波座・ポルトガル料理「カーザ・ダ・アンドリーニャ」にて。JA Laboratry 東さんデザインのお店に行きたかったので、お忙しい中無理やりお誘いして実現。

160109-cda01 160109-cda02

構造用合板を使用した簡素な内装に、ポルトガルの国旗カラーの緑色と赤色が壁面に配置され可愛らしい内装。

160109-cda03

壁の上の方には店名=ツバメということで、ツバメさんのオブジェが!可愛い!

160109-cda04

今は惜しまれつつ閉店してしまった「ポルトガリア」譲りの本場のポルトガル料理のお味に舌鼓。どれも美味しゅうございました。

160109-cda05 160109-cda06 160109-cda07 160109-cda08 160109-cda09 160109-cda10 160109-cda11 160109-cda12

 

極め付けは、ポルトガルトいえばエッグタルト!!!中からクリームがじゅじゅわ〜〜〜と。熱々でめっちゃ美味しい!これは2個は食べられるな。今度は欲張って2個頼もう。(笑)

160109-cda13

アットホームなサービスにとても居心地の良いお店でした。四ツ橋本町からほど近く、人も少ないエリアですが、充実のワインが夜遅くまで楽しめるお店とあって、この日は正月明けの連休なのに店内は満席でした。またお伺いしたいと思います。

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★