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2017.01.31. 【第9回呉服業界若手経営者の会】へ

恐れ多くも【第9回呉服業界若手経営者の会】@ 京都市国際交流会館に参加してきました。

呉服業界を何とかしていくべく、熱意のある方々(メーカー・工房・呉服店・職人・着付師・デザイナー・IT関係者など様々な業種が集う)のご参加で、とても勉強になるお話を拝聴できました。

主たる議題は「成人年齢引き下げによる成人式のあり方と着物の未来」

現在は成人年齢20歳により、成人式の開催は1月またはお盆など若者の帰省時期に合わせて、各地方で各々行われています。

新成人のセレモニーは、現在ではほとんどの若者が楽しみにしており、早い方ではご家族と一緒に高校生の頃からご準備を始められます。大学受験も終了し、大学二年生にあたり、大人としての意識の芽生えも感じられる頃であり、とても成人式を迎えるには良い時期であると思います。

それが公職選挙法が18歳に引き下げられたことに合わせ、「民法の成人年齢も18歳に引き下げよう」と今国会で議論されているのです。成人年齢の引き下げは、飲酒・タバコ・選挙権だけではなく、刑法・商取引法など様々な事柄が含まれます。一般的にはまだまだ子供だと感じられる18歳の若人達が、大人としての自覚を持っていようと持っていまいと関係なく、民法が制定されてしまえば、法律に従うしかなくなります。その重要性について、今後子供と親への教育を含め、社会的認知をどのように行っていくのか、目が離せない重要事項です。

そして、呉服業界に至っては、成人式関連の費用(呉服業、製造業・レンタル業・リサイクル業・美容着付け関連業を含む)に関する割合も高い現在、成人式が18歳になった場合、これから未来に向かってどうしていくの???という大問題についてのお話でした。詳細と様々な思いは、会に出席された方々の御心にありますので、ここでは省きます。


勉強会の後、懇親会にも参加してきました。(*当日懇親会キャンセルも出ていたようで、お料理もいただけました♪)

「京洋食まつもと」のお食事をとても美味しくいただきました。(特製カレーもあったよ)

100人分ものお料理、前日からの仕込みも大変だったかと思います。「京洋食まつもと」松本様吉澤先生、誠にありがとうございました!


懇親会の乾杯の音頭は、門川大作京都市長。「京都の日本酒で、乾杯!」

懇親会が盛り上がる中、きくちいまのご挨拶。素敵な装いでございました。(ちゃんと撮影させていただけばよかった…)


最後に、栗山工房の西田裕子様と記念撮影。「身長とか似ているので、お互いに親近感があって、ずうっと前からの知り合いみたいな感じがするね〜」と。西田様、初対面なのにいろいろお話できて嬉しかったです。ありがとうございました!

8割の以上の方がお着物で、会場の皆様の素敵な装いをもっと撮影させていただけばよかったな。(反省)

 

呉服業界のアレコレは、まだよく知らないことが多々あります。不勉強ながら、端っこの方から、着物好きとして、ちょっとずつ着物に関わっていけたらいいな、と思います。

まずは【 自分にできること=着物って楽しいよ 】ってことを、少しでも広めることでしょうか。

どんな場所へも、どんな場合でも、着物でお出かけ楽しいよ!!!ルールがあっても自分流のルールでよいし、邪道オッケー、好きに着ればいいんだよ!!!おしゃれに、楽しく、ウキウキと!!!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.29. 詩仙堂〜安楽寺 サツキお花見散策

着物友達のMちゃんとYちゃんと、「月に一度は着物を着よう!」ってことで、着物でサツキのお花見散策にお出かけしてきました。午前中はお天気でも午後から雨という微妙な天気予報の日。きつい日差しに湿気に、朝からバテそうな気候です。

詩仙堂

まずは京都の名庭園五本指に入る「詩仙堂」からスタート。毎年2〜3回は訪れますが、この季節の青もみじもとても美しい情景です。

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サツキはちょうど盛りの少し手前、素晴らしく美しい状態で拝見できました。お客様もいっぱいですが、静かにゆっくり堪能させていただきました。

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庭園奥も散策。日本初の鹿おどしの音が「カッコーン」と鳴り響き、涼しさを感じます。

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茶室「残月庵」。奥の襖に秋のススキと満月の絵が描かれています。

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静けさの中に、そよぐ風と木々のささやきを感じます。庭園内の随所に、季節のお花が少しずつ植えられています。紫陽花、鉄線、下野(シモツケ)などが可愛らしく咲いていました。

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詩仙堂」を堪能した後は、「詩仙堂」出てすぐ隣にある屋台で冷やし飴をいただき、喉を潤します。

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グリルにんじん

詩仙堂」を後にし、次のサツキの名所へ向かう前に洋食屋「グリルにんじんでランチ。都心から離れた住宅街でほとんど人通りのない場所なのですが、土曜日の遅めのランチタイムでも満席。なんとかテーブルが空いて入れてよかった〜。

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三人で悩んだ末、「洋食屋さんらしいメニューを食べたい!」ってことで、お得なランチセットではなく、単品メニューでカニクリームコロッケ、ハンバーグステーキ、ビーフステーキを頼んでわけっこしました。どれもとっても上質で美味しゅうございました!

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安楽寺

お腹いっぱいになって満足した後は、バスに乗ってもうひとつのサツキの名所「安楽寺」へ。毎年このサツキの季節と秋の紅葉の季節の土日しか拝観できないそうなので、期待して行きました。

青もみじの素晴らしく美しい山門に心が躍ります。

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しかし、美しいのは山門前だけで、中の庭園はごめんなさい、正直めっちゃ期待はずれでした。まず、植栽が手入れされてなくて鬱蒼とジャングル化してしまっている状態。年に数回の特別拝観なら、京都の名庭園を謳うのでしたら、きちんと植栽の手入れを行わないと…。素晴らしい庭師の方々がたくさんいらっしゃる京都ですよ。もったいないなぁ。

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まずは方丈へお参りし、後鳥羽上皇の女官・松虫姫と鈴虫姫の由来をお聞きしたり、御本尊を拝見しました。

方丈から客殿へ移動する途中に、新しく増築された建物へ渡る橋。奥にはカフェ&ギャラリーがあります。

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客殿の空間に、この日は現代アートが展示されていました。モダンで空間に似合っていてカッコよかったです。

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目的のサツキですが、盛りが終わりかけで残念っていう以上に、植栽の手入れがなされておらず、新芽がピコピコ飛び出しているわ、背景の植栽はぐちゃぐちゃに生い茂っているわ、とても残念な状態でした。美術系大学の造園学科にでもご相談して、きちんとお庭の手入れをされることを願います。

取材で何人ものカメラマンさんも撮影されていましたが、どこを美しく切り取るべきか、苦労されてました。京都らしい庭園の雰囲気が出したいというカメラマンさんのリクエストで、Yちゃんが着物の後姿で登場。どこに掲載されるのかな?

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不満足で終わってしまった「安楽寺」を出ようかという頃に、雨がどば〜っと降ってきました。雨で漂う緑の香りは気持ち良かったです。

 

ZEN CAFE

ミッション終了し、バスで祇園へ移動。午前中の感じでは「祇園NITI でかき氷!」な気分だったのですが、雨が降り始めて肌寒くなったのでかき氷はやめて、お二人をまだお連れしていなかった「ZEN CAFEへご案内。

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ZEN CAFE」は鍵善良房さんの姉妹店ですから、絶対に外せない、特製くず餅と飲み物のセットをいただきます。最初の一口目は何もつけずに、くず餅そのままの甘味を正味します。二口目からは黒蜜ときな粉を好きなようにかけていただきます。

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そして三人だからこそオーダーできる、季節のフルーツサンドをいただきました!この日はメロンのサンドイッチ!甘〜いうま〜い、たまりません!

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メロンのサンドイッチで目を丸くするMちゃん。かわゆい。

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この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.26. 黒田商店と日本伝統工芸染織展

■ 黒田商店@JR京都伊勢丹

今年もやって参りましたこの季節。【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展 】と並ぶ5月末のお楽しみ、香川県の履物店・黒田商店さんの京都催事出店であります!!!

昨年キモノハジメかえる堂ケロタンさんと一緒に行ってみて、すっかりトリコになってしまった、黒田商店さんのおもしろさ!履物のおもしろさを共有できる方は少ないのですが、浅井さんとは申し合わせたようにハマっております。(笑)

黒田商店さんは香川県に実店舗がありますが、一年を通して全国各地の百貨店・呉服店での催事出店をされています。関西ではJR京都伊勢丹と神戸の呉服屋さんに年に一回しか来られないので、七夕のような出会いなのです。

以前にご紹介した自慢の逸品【葛飾北斎「凱風快晴」(富嶽三十六景)の赤富士】刺繍鼻緒は、昨年こちらの催事でいただいたのです。今度はどんな鼻緒をいただこうかと、一年間楽しみにお待ちしておりました!

 

その場で鼻緒を挿げて下さる黒田さん。お元気そうで嬉しいです。

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たくさんの鼻緒、下駄と草履の台がお出迎え。ブースに到着した途端に物色開始。

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*写真はすべてクリックで拡大します。

シンプルで上品な鼻緒。

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超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。このウサギさん見て!こんなにリアルで可愛いウサギさん初めて見ました。一般的なウサギ柄って幼稚なデザインが多くて嫌いなのですが、これはイイ!毛並みがリアルに身体に沿って刺繍されているのです。なんて可愛らしい❤

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カッチョいい超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。ドラゴンにするか、風神雷神図にするか、悩ましい。

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黒田さんの奥様がヨーロッパや北欧で集めてきたアンティークやデッドストックの貴重な生地を使った鼻緒。基本的に一点物ばかり。まさに一生に一度の出会いです。

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草履や下駄の台もベーシックなものから個性的なもの、黒田商店さんオリジナルの疲れない草履までいろいろあります。

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ケロタンさんのお悩み鼻緒。下は鹿革に松葉図を彫刻で施したもの、上はヨーロッパのデッドストック生地。どちらも二度と出会えないかもしれないそうで、どっちに…?

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勝野のお悩み鼻緒。ウサギさんのグレーかパープルか、はたまた風神雷神図にするか、ドラゴンにするか、悩んで悩んで〜。また草履が完成した時に結果をご報告いたしま〜す。(笑/お金持ちじゃないので台まで一緒に誂えられないのです。後日伊と忠さんで台を狙います!)

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ふたりともそれぞれの好みがかぶらないのがいいですね。お互いにう〜んと悩んで満足した後、奥様からいろいろなお話を伺いました。

イタリアを旅された時に、イタリアの老舗インテリアファブリック製造会社で入手された生地を見せていただきました。

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セレブの邸宅、高級ホテルの室内装飾に使う超高級なファブリックで、工場に残っていた2M角ほどの端切れを頼み込んで売っていただいたそうです。1M角で○十万円!素材はシルクで、幅4Mほどある大きな手動ジャガード織機で、手織り製造しているそうです。横糸を通すためのシャトルを飛ばすのに手動で毎回端から端まで取りに走るそうです。(機械化しないのね)シルクは繊維が細いため、数センチ織るだけでどれだけ時間がかかることか。それは高くなりますわ〜。

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このコバルトブルーとライムグリーンがかったイエローの発色の美しいこと!眼福でございました!160526-kuroda15

こちらの布を使って利休バッグと草履をお揃いで発表されるそうです。時期は未定、発表場所も未定ですが、三越(東京)の逸品展でお披露目されるかもしれません。美しく仕上がったお品を拝見してみたいです。

 

そして、スペインで19世紀に製造された更紗を拝見。大航海時代にアジアの更紗がスペインにもたらされ、スペインの歴史上初めて製造された更紗らしく、タペストリーに加工されていたものを、特別に額から剥がして売っていただいたのだそうです。なんと!

貴重な生地なので、加工するのにもの凄くモチベーションを高めて心してかからないといけないそうです。これもどんなお品に加工されるのか、奥様のセンスに期待!

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黒田商店さんだけでたっぷり2時間半も費やし、心残りのないふたりでございました。あの鼻緒は、また来年!

 

ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都

黒田商店さん満喫の後、JR京都伊勢丹のレストランフロアにある「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都」でランチ。初めて伺うお店ですが、京都タワーが一望できる素敵なお店です。(インテリアデザインはスピンオフ・塩見一郎さん)

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平日のお得なランチセットをいただきました。ビュッフェスタイルで、前菜を好きなだけいただけるんです。女性には嬉しい、お野菜もいっぱいありました。メインはピッツアかパスタか選べるのですが、ケロタンさんと一種類ずつ選んで分けっこしました。(ちゃんと取り分けてサーブしてくれるのも嬉しい)これにドリンクとデザートまで付いてくるなんて、お得!

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いろいろおしゃべりしていたら時間はあっという間に過ぎていきます。すでに15時!(笑)

 

■ 第50回 日本伝統工芸染織展

先日、陣内さんから招待チケットをいただいていたので、京都大丸「第50回 日本伝統工芸染織展」へ。

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陣内久紹さんの作品、ぬぬパナで紹介されていた芭蕉布、八重山花織の作品も出品されていました。素晴らしい作品ばかりで、とても勉強になりました。

数ある作品の中で気になったのが「吉野風通織」「吉野間道」は聞いたことありますが、これは格子柄の名称では???「吉野風通織」は聞いたことがない織名称なので、調べなくてはっ!(すみません、無知で。どなたかご教示くださいませ〜。)

陣内さん、チケットを誠にありがとうございました!

素敵なものをいっぱい見て、満腹な一日でございました。

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 03

■ 祇園四条 レストラン菊水 今年初のビアガーデン!

葵祭〜KYOTOGRAPHIE を完了し、お腹すいた!

初夏のような気候の日だったので、今年初のビアガーデン@レストラン菊水へ!真夏の蒸し暑い中でのビアガーデンもいいのですが、個人的には5月中のカラッと晴天の日に来るビアガーデンが好きです。虫も少ないし、心地よい風に吹かれて気持ちいい〜。

夕方に事前予約しておいたので、すんなり入れました。5月半ばでビアガーデンをやっていると知っている人はまだ少ないからでしょうね。それでも年配のご夫妻や、外国人の方々で楽しそうな雰囲気。

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今回は四条通り沿いのお席。南座、東山、鴨川が見渡せます。

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レストラン菊水今年で創業100周年だそうです!

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まずは枝豆とビール!ビールがうまい!!!

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ビールのおつまみに、鶏の唐揚げ、ソーセージ盛り合わせ。

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ポークカツレツ・オリエンタル風。カレー風味のソースです。

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19時半過ぎて、やっと夕暮れ。提灯の明かりが灯り始めます。

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ビールと軽くおつまみをつまんで満足。次へ行きまーす。

 

 

■ 三条木屋町上ル サロンドロワイヤル

レストラン菊水 から家への帰り道にあるショコラティエサロンドロワイヤルでデザートを。

木屋町東に面した細い路地を奥へ入っていきます。岡重さんのギャラリーRojiさんの所です。

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5月から鴨川の納涼床が解禁となったので、テラス席でいただきました…が、照明に群がってくる虫虫虫がっ!(笑)夜の納涼床はお勧めしません。納涼床が気持ちいのは16時〜19時くらいですね。要注意!

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パイナップル・アイスショコラ。ラズベリー・アイスショコラも抜群に美味しいのですが、パイナップルも酸味が華やかで美味しゅうございます。

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ショーケースに唯一残っていたショコラケーキもいただきました。ショコラティエのケーキは美味しいですね〜。近所にショコラティエがあって至福でございます。

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そして、帰り道々、鴨川・二条大橋たもと(ザ・リッツ・カールトン京都すぐ横)の小川で今年初の蛍見物。毎年今頃にご近所さんが「蛍飛んでたよ〜」とご報告してくださいます。今年は夏日が多いせいか、少し早いかもしれません。

↓↓↓ 鴨川・二条大橋たもとの蛍の様子。2〜3匹飛んでいました!

 

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充実した良き一日でございました!

 

2016.05.08. KYOTOGRAPHIE 長江家住宅

 

夕方から KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、長江家住宅(京都市指定有形文化財)へ。

 

古賀絵里子 Tryadhvan(トリャドヴァン) 長江家住宅

「生と死」をテーマに取り組む新進写真家の新作個展
途切れることなく繋がる過去・現在・未来

高野山、寺院、自然、人々の日常を5年の歳月をかけて記録した作品。

 

長江家住宅 ファサード。重厚な構えの大きな京町家。

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通り庭には、現役で使用しているおくどさんと火袋。天窓から漏れる光も気持ちいい。

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一階店の間と奥の間へ。

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奥座敷に向かう縁側と中庭。

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縁側の建具には、戦前のモアレがある手作りガラスが健在。

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奥の居室。隣はお風呂場。明治時代にこんなモダンなマジョリカタイルを貼ったお風呂が自邸にあるなんて、とても珍しい。さすが、豪商です。脱衣所の丸窓と丸鏡の演出が素敵!

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奥座敷の間。

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二階。素敵な唐紙の襖がありました。

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たっぷり建築の説明付きで拝見させていただき、なんとも贅沢な空間でした!

長江家住宅 は、祇園祭・前祭の屏風祭期間中(7/14〜16)に予約無しで見学することができます。ぜひ浴衣をお召しになって、風情ある京町家を見学してみてくださいね。

 

 

ハンバーグ・ラボ 四条西洞院

見学後は、四条西洞院「ハンバーグ・ラボでお夕食。定食形式でリーズナブルに美味しいハンバーグをいただける人気のお店です。

カウンター席ではハンバーグを鉄板で焼いているところを間近に見られます。

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好きなハンバーグ(ポーク・ビーフ・合挽き・SMLサイズを選ぶ)にスープ・ライスのセットをつけて。

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季節の一品で、筍のステーキを。

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黄金比率の逢引き(Loveバーグ)ハンバーグ Mサイズ。

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自慢の京都ポーク100%ハンバーグ Mサイズ。

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お肉が美味しいので、そのまま何もつけなくてもとても美味です。別添えのソースも種類が選べますが、ちょこっとつける程度がオススメ。

 

 

六曜社一階店 三条河原町

食後は 六曜社一階店 でお茶。

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家に帰る道すがら、時々覗く骨董屋さん、河原町御池「ギャラリー創」のショーウィンドウに仙厓さんの掛け軸がありました!

「 鶯やいつ かたまり し 法華宗 」 

春の気持ち良い日にホーホケキョと鶯が鳴いて、思わず鼻唄を歌いたくなる、ウキウキ楽しい旅模様。脱力するかわゆさ!(笑) 仙厓さん、大好きだぁ〜。

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2016.02.29. ご近所着物会「グリル小宝」

Love the Life が京都の冷泉川端東に移住してから丸6年になります。

この2〜3年でご近所(徒歩10分圏内)にたくさんの着物仲間が住んでいるということが判明。カレンブロッソ LAQUE四条烏丸店の村上さんとご近所の「京風お好み焼き 夢屋で遭遇したのをキッカケに、近所の飲食店でのお食事会など、思いつきで集まるようになりました。

カレンブロッソの村上さん、カラーコンサルタントの能口先生、日本髪女子のべっぴんさんYちゃん、美男美女カップルのYさんご夫妻、お酒に強くキュートな着こなしのKちゃん、と勝野+ヤギ(着物は着ませんが特別に混ぜていただいています)。探せばもっと着物仲間がいるかも???

ご近所着物会、変態さんばっかりの集まり。濃ゆすぎ!おもしろすぎ!まだ数回の交流なので、今後さらにメンバーの変態度を探求していきたいと思います。(笑)

 

さて、今回はご近所着物会メンバーのFacebookのつぶやきでメンバーが大盛り上がりしたグリル小宝 を貪る会」を実行してきました。

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平日なのでお仕事の都合で参加できないメンバーもいますが、集まれるメンバーだけでも2月中に行こう!と強引に決定。なぜかというと、寒い時期にしか食べられない「超絶美味なカキフライ」を食べるためなのであります!!!

普通は一人一品の注文で満腹になってしまう程お料理の量が多い「グリル小宝」なので、いろんなお料理を食べるためには大人数で行かないといけないのです。今回は5名の参加。食べるぞ!

 

オムライス  デミグラスソースが絶品。並サイズで二人分になるビッグサイズなので、注文の際は要注意。

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焼き飯  初めて小宝の焼き飯をいただきました。ピラフではなく、ちゃんとご飯粒がパラパラの焼き飯で美味しい!

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カニクリームコロッケ  質の良い材料で作られた、上品かつ濃厚なお味。クリームコロッケ好きとしては、どこのお店のよりもココのクリームコロッケが一番好き。

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ハンバーグ  大人味のデミグラスソースがいいですねー。今度はぜひビーフシチュー(お高いけれど)をいただきたし。

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カキフライ  ううう〜ん、とメンバーが唸ります。絶品であります!!!春までにもう一回食べたい!

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そして結構大飯食らいなご近所のみなさま、ちょっと量が足りないので、ナポリタン(大盛り)を追加!ケチャップケチャップした味でなく、優しいお味のナポリタン。エビやマッシュルームがたくさん。

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他にもマカロニグラタン、エビフライ、ハヤシライス、ビーフカツサンド、ビーフシチューなど食べたいメニューがいっぱい。第二弾をまた企画しましょう!

 

 

全員満足したところで、場所を ロームシアター京都 の「京都モダンテラス」へ移して、お茶。

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お酒を飲みたい人はお酒を、デザートを食べたい人はデザートとコーヒーなど注文。

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デザートは美味しいです。コーヒーはブレンドはイマイチですが、カプチーノはふわふわの最後まで消えない泡泡のミルクと、ミルクに負けないエスプレッソのバランスでとても美味しいです。

平日夜に来たのは初めてですが、お客さんが誰も居ない!立地を考えたら当然と言えば当然なんだれど、今後の運営がとても心配です。もっと認知されて、平日にもそこそこお客さんが来てくれるようになるといいんだけど、まあね、お料理の質と価格と考えたら、京都人は厳しいからね〜。

しかし、ご近所で朝から夜中まで使えるお店は貴重なので頑張ってほしいです。(褒めてんのか、けなしてんのか…)

 

女性陣だけで記念撮影。

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次回のご近所着物会は本格中華料理屋さん(本格中華も一品の量が多いので大人数で行ってたくさんの種類を食べたい)に行くことに決定。いつになるか未定ですが、開催後にまたレポしまーす。

 

2016.02.14. 京都お散歩日記 Happy Valentine’s Day

Happy Valentine’s Day の日、東京の着物友達Yちゃんが近江へ帰省しているということで、久しぶりにお会いしてきました。

 

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ロームシアター京都の「京都モダンテラス」でランチ会。もちろん事前に予約してありましたので並ばずに入れました。昼間の空間も素敵です。

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ランチメニューは価格設定1800円のみで、メインのお料理を6種類ほどの中から選ぶことができます。これに+500円でデザートを付けられるシステム。

前菜プレート。

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ヤギの選んだハヤシライス。

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勝野の選んだ湯葉と白菜のグラタン。

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Yちゃんの選んだサーロインステーキ。(+300円アップ)

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デザートは数種類ある中から好きなものを2種選べて、目の前で盛り付けてくれます。和菓子からケーキまでいろいろ。

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■ 文化勲章受章記念「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展

ランチ後は志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展@京都国立近代美術館へ。

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展覧会会場のアプローチから、すごいです!
現在の志村ふくみ氏の新境地と生き様が現れています。今までに何度も志村ふくみ氏の展覧会を拝見していますが、改めて “ 志村ふくみとはなんぞや ” がとても理解できる展覧会です。ここ最近の作品も展示され、斬新さと「―母衣(ぼろ)への回帰―」を感じていただきたく、たくさんの方に見て欲しい展覧会です。後期にも行きます!

*3月6日の講演会は中止となりました。遠方からご予定のみなさま、お気をつけください。

会期:2016年2月2日(火)〜2016年3月21日(月・祝)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)*ただし、3月21日は開館、翌日休館。
料金:一般900円 学生500円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
URL:http://www.momak.go.jp/
   http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/411.html

 

 

そして、同時開催中のアルスシムラ 展 2015年度卒業作品」へ。

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1年2年でこれだけの志村ふくみ+洋子氏のDNAが入るのか、と毎年素晴らしい作品に感動します。また来年も拝見しようと思います。

 

 

■ 「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」

東京へ帰るYちゃんとお別れして、「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」の日本画家・山本太郎展@京都文化博物館へ向かいます。

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会場構成・しつらえのデザインを 辻村久信 先生が手がけていらっしゃるということで、辻村ファンとしては観ないわけにはいきません。

会場はレンガの建物の京都文化博物館・別館一階。
クラシックな空間の中に、紗幕と発泡スチロールから立ち現れる京町家の虚像。照明の見事さ・斬新さに息をのむ。生涯最高レベルの展示。

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会場設営の様子はこちら → ★★★

 

カンディハウス京都

カンディハウスの京都店が河原町二条下るにできたので、通りがかりにリサーチ。いろんな椅子に座らせてもらったり、一通り製品チェック。大阪まで行かなくて済むから助かるー。

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■ 京そば処 夷川 つるや

ご近所界隈では最も美味しいと思うお蕎麦屋さん「つるや」@河原町二条上るに、今年初めての訪問。

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青菜の炊いたん

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今日の日干し魚(小鯛、真ん中失念、エイのひれ)

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今日の十割そば

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穴子丼

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どれも美味しゅうございました!

 

 

カヌレ

最後に、昨年から最近までお休みがちだった「カヌレ@河原町二条北西角へ、今年初めての訪問。

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店主のカワイ子ちゃんにご体調をお聞きすると、なんと、おめでたなんですって!それはそれは、おめでとうございます!!!大病したんじゃなくて、安心した〜。ご出産もあるけれど、好きなカフェなので、これからも継続してほしいな。

 

 

この日の着物コーディネートは、晴れているけどにわか雨の予報も出ていたので、先日の本町キモノフリマ新年会と同じコーディネートで。こちら → ★★★

 

2016.02.12. 木綿着物展と落語@大阪

■ 染織こだま 木綿展@大阪

木綿着物、カジュアル着物では東京でも有名な宮崎県の呉服店・ 染織こだま さんの木綿展に伺いました。東京の代官山での催事など、関東方面を中心に年1〜2回開催されているのですが、今回久しぶりの関西での出張展。どんな木綿着物、カジュアル着物に出会えるのか、楽しみにしていました。

開催場所は、大阪・森ノ宮駅から徒歩13分ほどの住宅にある雑居ビルの一階にあるダンススタジオ。どの反物も自由に触って試着して良いという、貴重なイベント。ここまでの数の反物を一同に見られるチャンスはそうそう無いので、会場に足を踏み入れた途端に興奮状態!

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夏の着物たち。小千谷縮、近江縮、綿麻の雪花絞りなど。

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伊勢木綿、片貝木綿、会津木綿、米沢木綿など。

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わずかに、貴重なデッドストックの備後絣など。

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本場九州の呉服店だけあって、数々の久留米絣。160212-momenten09

絵絣は好きなんだけれど、やっぱり中途半端に田舎っぽいデザインには全く興味がわかず、欲しいもんは奥底からこっそり引っ張り出した作家物の久留米絣。モダンで綺麗でしょう!眼福であります!(金額は10倍違うので手は出ません…)

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今となっては貴重な西陣ウール。もう生産されていないデザインの反物に出会えるチャンス。

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40分ほどサクッと見て終了。

自分にとって大切なものは何か、悩んで選べず。人と同じ着物はなるべく避けたいので、デッドストックの備後絣か、綺麗色の片貝木綿か、真赤かマゼンダ色の米沢木綿か。本当は作家物のモダンデザインの久留米絣が一番欲しい。(木綿にその金額は一生出せないけれど)

 

■ 柳家喬太郎シークレット独演会

吉田食堂 プレゼンツ・シークレット落語会「喬太郎SECRET」へ。

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会場はくいだおれビル地下一階のZAZA Pockets。

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一般には公開されていない特別な会員だけに開催された落語会。さすがに 喬太郎師匠 は大人気で、会場内は通路も無いくらいに席がぎゅうぎゅう詰め。

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演目

一席目:家見舞 柳家喬太郎
二席目:花色木綿 笑福亭喬介(三喬師匠のお弟子さん)
三席目:ほんとのこというと 柳家喬太郎
 仲入り
四席目:錦木検校 柳家喬太郎

 

大爆笑の嵐で、久しぶりに 柳家喬太郎 師匠を堪能。良い会でございました!!!

 

■ ハンバーグ・ステーキ 勘之助本舗
  http://www.kannosuke.com/

落語会のはねた後、夕食に「勘之助本舗」@道頓堀へ。激安価格でしっかりとしたステーキとハンバーグが食べられるというので、新規開拓。

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外観はなぜが和食屋か寿司屋のような佇まいなのに「ステーキとハンバーグの店」と大々的に宣伝が。

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エントランス入ってすぐ、謎の待合スペース(立ったまま待つ)。市松模様の壁面は本物の大理石。目線の高さにはなぜか超絶技巧の木製欄間。屋久杉を使って、伝統工芸士さんが作製されたらしい。(謎)

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店内はとても清潔感のあるすっきりしたインテリア。カウンター天板も床も大理石を使っていてお金かかってるけど、なぜこの色にしたのか意味がわからん(待合の黒白市松と合わんやろ)、天井照明が家庭的なシーリングライトだし、全体的に気を使っているようでいて実は味もそっけもないインテリアだけど、清潔感があるので良し。デザインなんかどうでもいいんだ、お料理が美味しければいいんだ。

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セットで付いてくるコンソメスープ。名物のポタージュスープはニンニクがたっぷりらしいので、ニンニクの入っていないコンソメにしました。ニンニク大好きよ、でも “ たっぷり ” って言われたら明日人に会うし、着物でニンニクくさいのヤバいし、やめた。(笑)

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アンガスステーキ 300g 。 赤身って感じのお肉で、ぐわっしぐわっし噛み締めていただきます。300gでもペロリと食べられました。これでスープとライスがついて1200円!

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特製ハンバーグ 300g 。 デミグラスソースも美味しくて、カットすると肉汁がじゅわ〜っと出てきて、ボリューミーなハンバーグ。これでスープとライスがついて1000円!

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サラダとか一切ありません。メニューはステーキとハンバーグとナポリタンのみ。その潔さがかっこいいですよね。余計なメニューを作らないことで原材料の無駄なコストをカットして、メインメニューをお安く提供してくれる、お客様想いのお店だとわかります。

お洒落さはゼロだけれど、綺麗なお店は女性一人飯もOKな感じ。大阪での安メシにはとても良いお店です。若いカップル、女性同士、男性同士、様々な人が集う人気がわかります。またガッツリお肉を食べたい時に行こう!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.02.02. 京都お散歩日記 とある着物展示会へ

ご近所着物会のみなさまと、呉服屋さんの特別なご招待で、とあるお江戸の老舗着物ブランドの新作発表展示会へ行って参りました。

 

■フレンチビストロ「ブション」

 http://bellecour.co.jp/bouchon%20file/bouchon.htm

展示会の前に集まって、ご近所着物会のみなさまと行ってみたかったフレンチビストロ「ブション」@二条寺町角へランチに。

フランスの裏通りにありそうな、とても可愛らしいデザインのお店です。

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メニューは悩みましたが、すでに何度も経験済みのみなさまのアドバイスのもと、ブション」名物・牛ハラミ肉ステーキを。山盛りのフレンチポテトフライがいいですね〜。お肉は塩コショウで焼いただけのシンプルさで、噛み締めながらお肉の味わいがギュギューっと出てきて「お肉を食べた!」って実感できます。

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セットでデザートが付いてくるのですが、これがすごい!小さなデザートかと思ったら、しっかり大きな通常単品で500〜600円するデザートがそのまんま出てくる!4人別々のデザートを注文し、一口ずつ味見シェア。私がオーダーしたのは「白桃のクラフィティ」。

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コーヒーは単品で注文。コーヒー豆はカフェ・ヴェルディ」@下鴨の豆を使用されているので、ドリップコーヒーもエスプレッソ系もとても美味しいのです!カフェオレにすると、おフランス式にウォームミルクが別添えで出てくるので、自分の好きなバランスで飲めるのね。今度はカフェオレにしよー。

 

 

 

■ とあるお江戸の老舗着物ブランド新作発表展示会

みなさまの着物写真撮影をしようとブションの店先に出たら、あらら雨が降ってくる!天気予報が晴れだったので、誰も傘を持たず。仕方ないので撮影中止で、四条烏丸の待ち合わせの場所へタクシー移動。

 

展示会は、もうもう、ものすご〜い素敵でしたよ!!!圧巻!!!(*写真はありません)

江戸小紋、琉球紅型の逸品全てを拝見できる(もちろん試着もできる)、そして今回の最大目的である浴衣たちが200反以上並んでいたでしょうか。すべての反物を広げて展示してあるので、柄ゆきも色も生地質も一目瞭然。

会場入ってすぐでは目が回る勢いで、せっかくの機会なので、このブランドのデザインを堪能すべく、とにかく全体を見て回ろうと端から攻めていきました。浴衣もコーマ地、綿絽、綿紅梅、絹紅梅、綿縮緬、絵羽絹紅梅(訪問着)まで様々。ブランドの特徴である古典柄のデザインでも、同じ型を使いつつ、染める生地や色を変えて、毎年違った作品にしてくるところはさすがです。

今年のこのブランドの特徴は、古典柄なのにPOP!藍染め主体のイメージを、オレンジ色、レモンイエロー色、黄緑色、マゼンダ色などで、今までのイメージを覆すようなチャレンジをしてきています。相変わらず藍染めがやっぱり素敵なのですが、好きな古典柄(他社とはデザインが違う、やっぱり大人っぽくて粋でカッコいい)なのにPOPカラーですよ!
ここ数年間のいろんな新しい浴衣の売れ行きに影響されたんでしょうか。でもいいんじゃないでしょうか。藍染めもしっかり押さえつつ、新たに若い方がこのブランド引き込まれるキカッケになるので、それはそれでいいかも。

でもやっぱり、基本は藍染めですけれど。今年は藍染めでも少し落ち着いた淡い藍色ベースのデザインが多かったです。いくつかのデザインを試着させていただきましたが、私の顔の特性でしょう、中途半端で顔映りがあまりぱっとせず、やっぱりバキッと濃ゆい藍色か白場の多いデザインが一番似合うようです。

生地もねこのブランドの生地が一番いいのです。綿紅梅でもしわになりにくくて、着心地最高!

で、みなさまと1時間近く会場全体を網羅(たまに解説)した後、お互いに好きなデザインをあーだこーだと賑やかに絞り込んでいき、最後は試着させていただいて「似合う似合わない。絶対こっちがいい!あっちはこういうイメージだけど、こっちだとこういうイメージだね…」とみなでツッコミ入れながら、みなさまお好きな反物(浴衣)を絞り込みまして終了。は〜、めっちゃ堪能させていただきましたね。

みなさま今回はこのブランドと初めての出会い。昔からこのブランド LOVE! な勝野は嬉しいです。みなさまお気に召される反物との出会いがございまして幸いです。夏までの出来上がりが楽しみですね。夏にはぜひこちらの浴衣デビューでビアガーデン企画と参りましょう♪

呉服屋さんのオーナー様ご夫妻にご挨拶いたしまして、会場を後にします。とにかく興奮しまくりだったので、京都芸術センター内の前田珈琲へ行きヒートダウン&しばし着物談義。

 

 

■ Kimono Show-Case2016S/S 春夏新作発表会

夕暮れになり、ここで解散。みなさまは吉田山の節分イベントへ。勝野はトリエさんの出ておられる着物展示会【Kimono Show-Case2016S/S 春夏新作発表会】へ向かいます。

閉館時間まであまり時間がなかったので、ざざざっと全体を拝見させていただきました。参加ブランドは「Rumix Design Studio」「菱屋カレンブロッソ」「Kimono Factory nono」「トリエ」「ひでや工房」「スラドキー」。

撮影許可をいただいて、気になったブランドと商品を撮影させていただきました。

 

・菱屋カレンブロッソ
芭蕉柄の紅型風浴衣が素敵です。染めの技法は型友禅(シルクスクリーン)なのですが、沖縄の紅型工房とのコラボ商品なので、琉球紅型特有の【隈取】である濃ゆい深みのある色が再現されています。これを型染めで出すのはかなり職人さんの苦労があるでしょう。鮮やかで深みのあるブルーがとてもいい。(緑色もあります)製作にはトリエさんのご協力もあって実現できたそうです。

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・トリエ
トリエさんは毎年百貨店を始め何回か展示を拝見していますが、今年も新作続々出されておられます。人気の雪花絞りも今年は深みのあるお色にシフトしているようです。オリジナルの雪花絞り、新作の可愛らしいデザインのポリエステル小紋、トリエさんらしい世界観が今年も満載です。

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この帯素敵でしょう!緑の雪花絞りにこの帯もバッチリ!カレンブロッソさんの芭蕉柄浴衣にこの帯も素敵。悩むなぁ。

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・Rumix Design Studio
相変わらずパンキッシュでカッコイイ!いつかこのガツンとくる浴衣を一ついただきたい。シルバーメタリックの帯を合わせて、女っぽくない、ワイルドに着てみたい。憧れであります。

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と、素敵なモノが多すぎて、今年も夏もの探訪は続きます。

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★ 

 

2016.01.30. 本町キモノフリマ新年会

遅ればせながら、昨年秋の本町キモノフリマの打ち上げ兼新年会を開催しました。

お店はビストロノミー「DUMAS(デュマ)」@大阪・渡辺橋にて。レトロな近代建築「ダイビル本館」の中にあるレストランです。いつもの集まりでは和食が多いので、今回は「素敵な空間で洋食にしよう!」ということで、幹事のケロタンさんと一緒に探してこのお店にしました。

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シンプルなヨーロピアンテイストのインテリアデザイン。やりすぎない、でもフランスのエッセンスは感じられるインテリアデザインに好感が持てる、素敵なお店でした。

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新年会なので、贅沢でお得なフレンチのランチコースをいただきました。

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ビジネス街のため土日は少し人が少ないおかげで、お店もゆったりとした休日の空気。お店のスタッフの方々の気遣いも居心地よく、とってもゆっくりと過ごさせていただけました。みなさまの着物写真撮影をしたり、わちゃわちゃとおしゃべりしたり、とても楽しいひとときでした!素敵なお店なので、また何かの機会に伺いたいと思います。

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ビストロノミー DUMAS(デュマ)
大阪府大阪市北区中ノ島3-6-32 ダイビル本館2F
電話:050-5872-7838 (予約専用番号)
   06-6136-5008 (お問い合わせ専用番号)
営業時間:ランチ 11:30~14:00(L.O)/ディナー17:30~21:00(L.O)
定休日:月曜日

 

ダイビル本館 のお写真を。
美しい近代建築をことごとく破壊していく大阪(阪急梅田駅コンコース、旧大阪そごう心斎橋店、大阪大丸心斎橋店など)にあって、建物の外部と一部のインテリアを保存しつつ、現代的なビルとして建築しされた ダイビル本館 は素晴らしいですね。

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新しい部分の環境のインテリアデザインは、もっとクラシカルにゴージャスにできなかったのか?とインテリアデザイナーとしてはちょっと中途半端で不満は残ります…。あとね、サイン計画がダメすぎて、京阪・渡辺橋駅地下からアクセスする方には全くわからない大失敗のサイン計画やと思います。表層のお洒落っぽさをだけを気取ってて、施設の案内がわかりにくいっていうの、デザイン上はダメやと思います。日本てサイン計画がほんまに下手っぴやな〜と思う今日この頃。

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さて、今年の春も 本町キモノフリマ を開催することに決定しました。日程は2016年5月1日(日)の一日開催です。みなさま、スケジュール帳に記録してくださいね!詳細は後日 WEBサイト とSNSで3月中頃にお知らせします。どうぞお楽しみに!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★