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2016.01.19. 京都お散歩日記「ロームシアター京都」

夕方から近所お散歩。今年1月10日にグランドオープンした、旧・京都会館(建築設計:前川國男)「ロームシアター京都」へリサーチに行ってきました。

 

■ロームシアター京都 建築全体

 

ロームシアター京都
http://rohmtheatrekyoto.jp/

 

建築家・ 前川國男 氏設計の1960年に誕生したモダニズム建築、旧・京都会館。プロジェクト検討段階では、立て直しをするのか、前川國男 設計の建築を残して改築すべきなのか、京都市民と専門家を交え10年間も討論が重ねられてきました。ラヴザライフの考えは、中途半端に 前川國男 建築を残すならば、谷口吉生 氏(猪熊弦一郎現代美術館/東京国立博物館・法隆寺宝物館/京都国立博物館・平成知新館など)や 前川國男 の最後の直弟子である 横内敏人 氏など、洗練された美しい建築を設計できる建築家に依頼して一から新しく建て直すべき、と考えていましたが、京都市の結論としては 前川國男 建築を残す改築計画と決まりました。

オペラ公演を開催可能にする現代的な舞台設備を新たに設置するため、既存建築上部(北西角・メインホール上部)に大きな出っ張り部分がつく結果となりました。これが岡崎の文化ゾーンの統一された建築高さを破壊することとなりました。一般の方が見る分には大して気にならないかもしれませんが、建築的な視点で見ると、岡崎の美しい景観を破壊する行為なので、地下を深く掘るなどして全く新しい建築を高さを守りながら建て直すべきだと思います。

ま、結果、出来ちゃったものは仕方がないので、どんなものなのかリサーチ。

 

夕暮れの外観

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建物南面

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建物東面

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1F 蔦屋書店前テラス 昔のままを復刻したレンガ床

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メインエントランスとピロティ

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ピロティと広場からメインホール方向を見る

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サウスホール近景

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サウスホール・ロビー

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サウスホールのロビーにあった陶板装飾壁の作品が一切合切なくなっているのが残念です。作品が素晴らしかったのでどこかに移設されたならいいのですが、陶板装飾壁を残しつつモダンなデザインで考えられたんじゃないか、と思います。
また建築全体に六角形の亀甲文様が用いられているのですが、ロビーの新しい椅子が五角形なのが残念。五角形で梅の花を見立てているようですが、ここは梅の花をモチーフに感じさせつつも六角形で統一すべきでしたね。壁面のカラーも前川國男建築を活かすならば、真っ赤な壁面にしたな、私なら。

ホール内部は、何かのイベントで中に入れた時にまたレポートします。

 

パークプラザ ピロティ側エントランス

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施設内部のトイレは真っ白けっけのケミカル素材のみの構成で、普通すぎておもしろくなかったのが残念。もう少しインテリアに気配りが入っていたら良かったのにな。

 

■京都岡崎 蔦屋書店+スターバックス(1F/書店&カフェ)

 パークプラザ1F

 

京都岡崎 蔦屋書店
http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/

 

南側エントランス

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東側エントランス

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パークプラザ・内部エントランス

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インテリア

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蔦屋書店の本の編集はなかなか良い感じです。アート本、京都本、日本文化の本、食の本、民俗学の本、日本の歴史本など、様々な切り口で各コーナーごとにこだわった厳選された編集がなされていますので、楽しく店内を回れます。店内をぶらぶらしているうちにふと気がつく読んでみたくなる本を見つけられる書店になっています。英語本コーナーも充実していますし、ギャラリースペースでは厳選された伝統工芸品の販売もされていますので、観光客や外国の方にはとても買い物しやすい場所となるでしょう。京都市内の大きな本屋さんより人が少なく、厳選された書籍をゆっくり見られますから、アートや芸能好きの方にはとてもいい書店です。口コミでそのうち人気が出てくるだろうと思います。

スターバックスは店内の席数はかなり少ないです。建築外部のお席は多少ありますが、店内は限られていますので、一般の方に認知されだすと人が多くなり使いづらくなるかもしれません。お散歩時にドリンクテイクアウトに使えるのはとてもありがたいですね。

 

■京都モダンテラス(2F/カフェ&レストラン)

 パークプラザ2F

 

京都モダンテラス
http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/floor/shop/kyoto-modern-terrace/#
http://www.cafecompany.co.jp/brands/kyoto_modern_terrace/index.html

 

2Fへのアプローチ
1F蔦屋書店南側エントランス入ってすぐ右側に2Fへの階段があります。

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階段壁面に使用されている六角形亀甲文様のタイル

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レセプション・ウェイティングスペース

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レストラン・メインダイニング インテリアデザイン

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バースペース

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その他ソファ席など

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インテリアデザインはとてもよくできています。ウェイティング、オープンキッチンとメインテーブル席、ソファー席、バーカウンター席など、そつなく各スペースを構成しあり、ゾーニング計画がとても上手くできています。

インテリアデザインを担当された方をお店のマネージャーさんに確認しました。運営母体はWIRED CAFE、伊右衛門サロン京都などを運営している、カフェ・カンパニー株式会社 。インテリアデザインはもともと カフェ・カンパニー に在籍していて現在は独立された、女性のインテリアデザイナー/菊嶋かおりさんだそうです。まだ30歳前後とお若い方なのに優秀ですね。WIRED CAFE、伊右衛門サロン京都のインテリアデザインは全く良いと思ったことがないのですが、習作を重ねられて力をつけてきていらっしゃるのでしょう。これから要注目のデザイナーさんです。

ホテルのメインダイニングのような高級感もありつつ、カジュアルにも使いやすい雰囲気。天高を活かした照明器具や装飾のバランス。

 

せっかく来たので、リサーチのためお夕食をいただきました。

自家製きずし 林檎と生姜のソース

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玉葱と西京味噌のポタージュ

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12品目の野菜のスパゲッティー

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豪州黒牛と茶味豚の薪焼きハンバーグステーキ

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季節のフルーツタルト、コーヒーアメリカーノ、白餡クリームのせ水出しコーヒー

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お味の方は、お料理に関してはどのメニューもこだわりの素材の味を生かし、とても美味しかったです。ドリンク類は特にコーヒー類はイマイチです。水出しコーヒーと謳いつつ、あまりいいお味ではなかった(酸味強めで業務用の水出しコーヒーパックの味?)です。エスプレッソマシーンは上級機種が入っているので、エスプレッソやカプチーノにするのがベスト。デザートはまあ普通。京都って、個人オーナーさんがやっている小さなカフェでもデザートとコーヒーの美味しいお店が多いですからね。高いお値段取りつつ、東京並みの味では、京都では勝負できないと思います。(これやったらスタバで我慢する/スタバも美味しないけれどね…)お料理が美味しいだけに、デザートとコーヒー類はもっと頑張っていただきたい。

メニューの単価は割と良心的なのですが、アラカルトでデザートとコーヒーまで頼んだら、京都価格としては結構お高くなりました。ディナータイムは多分サービス料が10%つくのだろうと思います。お肉などのメインメニューにご飯セット(+400円)をつけて定食にしていただくとか、フードはそこそこにしてお酒を楽しむとか、場所代と考えればホテルのレストランよりは安いので、使い方次第ですね。

 

■総括

いろいろありますが、建築上部の出っ張りを気にしなければ、施設全体としてはシンプルな設計で好感が持てます。コンビニも無く、美術館の閉館後に立ち寄れる雰囲気の良いカフェもあまり無かった岡崎エリアにとって、とても利便性の高い施設になっています。

ファミリーマートも蔦屋書店+スターバックスも朝8時から22時までやっていますので、朝夕の散歩でも使えますし、図書館や美術館の開館時間前後にも立ち寄れます。ホールで観劇後に夜遅くまで食事やお酒に利用できるレストランがあるのは、とてもいいですね。このような施設は京都には今まで無かったので、これからロームシアター京都で行われるイベントには重宝されるだろうと思います。

少し離れないと何も無かった岡崎エリアの中心部に、この施設ができたことは街のポテンシャルがぐっと上がり、ご近所住人としてはうれしい限り。日によって、時間によって、人の集まりが様々でしょうから、これから長きに渡ってどのように継続していくか、しばらくの間は試練と模索が続くだろうと思いますが、耐え抜いて、息の長い施設になってくれることを願います。

 

もうすぐ京都国立近代美術館では「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展 が、細見美術館では「春画」展 が始まります。みなさま、岡崎の美術館へお越しの際には、ぜひ一度立ち寄ってみてくださいね。

 

今度は昼間に行ってみまーす!

 

2016.01.09. 「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展へ

家族ミッションも兼ねて、会期終了間近の「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展 へ。

家族ミッションは久しぶりに神戸の実妹とお茶しながら近況報告すること。

ランチを兼ねて、ラブザラにとって神戸でデフォルト決定の、熟成珈琲と銅板手焼きホットケーキの店サーティーサードコーヒー」さんへ。

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ホットケーキ・クラッシック

こちらは定番だけれど、頼まずにはおられない美味しさ。パリッと銅板で焼かれた香ばしい表面に、中からふわっとしつつシッカリしたスポンジ。バターの風味とシロップの風味が合わさり、至福のお味。関西のホットケーキでは一番美味しいと思います。

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旬のフルーツのホットケーキ

遠方から足を運ぶ価値アリアリの素晴らしい究極のホットケーキ!今月の旬のフルーツのホットケーキは、神戸の甘い宝石「太山寺いちご」!果物の中で一番大好物が苺なんですよね。昨年も気になりつつ苺の季節に 33コーヒー さんに来れなかったので、もうこれは絶対にいただくしかない。

見て、このビジュアル!

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テーブルに運ばれてくるなり漂うほんわか甘〜い香りに興奮MAX!酸味の全く無い優しい甘さの苺。大粒でツヤツヤ。サクッという食感に、新鮮さそのものを感じます。この苺が何粒もふんだんに使用されて、ホットケーキの間にもスライスされたのが挟まっていて、大満足!

 

近況報告長くなるついでにオーダーした、ミックスジュース。安心のクオリティの関西版ミックスジュース。

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コーヒーもオーダーごとにサイフォンによる一杯だて。しっかりボディのコーヒーもとても美味しいのです。コーヒーがしっかりしていて、ホットケーキが日本の最高峰クラスですから、たまりませんわ!(いつもホットケーキで他のメニューを頼めない/笑)

 

3時間喋り続けて妹とお別れして、神戸ファッション美術館 へ。神戸ファッション美術館 は着物での来場者は無料になります。電車賃かけても来る価値ありの充実した展覧会がいつも開催されています。内装や家具のデザインは 内田繁 大先生だしね、いつ来ても満足ですよ。

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「日本衣装絵巻-卑弥呼から篤姫の時代まで」展 は、古墳時代から江戸時代末期までの日本の衣装(昭和初期に全て復元したコレクション)が一堂に展示される、衣装好きにはたまらない貴重な展覧会でした。古墳時代の装束は初めて拝見しましたが、現在では希少な羅織り紗織りの薄衣を重ね着し、とても奥ゆかしくも愛らしいお衣装が何パターンも展示され感動しました。そして、奈良時代〜平安時代〜鎌倉時代〜桃山時代〜室町時代〜江戸時代前期〜江戸時代後期へと続き展示されています。日本の時代装束の実例と変容・移り変わりを、すべて実例で展示されているので、とてもわかりやすく理解できました。貴重なコレクションを観ることができて本当に良かったです。

 

美術館を終えた後は、大阪へ。JA Laboratry と Love the Life の合同新年会(総勢5名)を、昨年12月にオープンしたばかりの阿波座・ポルトガル料理「カーザ・ダ・アンドリーニャ」にて。JA Laboratry 東さんデザインのお店に行きたかったので、お忙しい中無理やりお誘いして実現。

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構造用合板を使用した簡素な内装に、ポルトガルの国旗カラーの緑色と赤色が壁面に配置され可愛らしい内装。

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壁の上の方には店名=ツバメということで、ツバメさんのオブジェが!可愛い!

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今は惜しまれつつ閉店してしまった「ポルトガリア」譲りの本場のポルトガル料理のお味に舌鼓。どれも美味しゅうございました。

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極め付けは、ポルトガルトいえばエッグタルト!!!中からクリームがじゅじゅわ〜〜〜と。熱々でめっちゃ美味しい!これは2個は食べられるな。今度は欲張って2個頼もう。(笑)

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アットホームなサービスにとても居心地の良いお店でした。四ツ橋本町からほど近く、人も少ないエリアですが、充実のワインが夜遅くまで楽しめるお店とあって、この日は正月明けの連休なのに店内は満席でした。またお伺いしたいと思います。

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.01.03. 京都お散歩日記02 SOU・SOU足袋 他

上賀茂神社参拝 の後は、お店巡りへ。

 

■ FACTORY KAFE工船 http://ooyacoffeeassociees.com/?cat=7

1月2日から開店しているのをWEBで確認して、カフェ工船 へ新年のご挨拶へ。

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二人分しか残っていないという貴重なコーヒー豆、エルサルバドル・こってり(ネルドリップ)と、エルサルバドル・あっさり(ネルドリップ)と、シュトーレンをいただきました。同じネルドリップでも「こってり」と「あっさり」では使うお湯の温度が違うから、お味も全然違う!びっくり!

 

自分ち用のコーヒー豆にタンザニア中煎りを買い足して。ウチでは円錐形ペーパードリップでコーヒー豆ケチって通常より大量のお湯で抽出するのですが、カフェ工船 のお豆は濃ゆいんだよね〜。あっさり抽出しても、豆の香り・風味・コクが衰えません。カフェオレにしても絶対に負けない、めっちゃ豆力があります!いいコーヒー屋さんだなぁ。

 

SOU・SOU足袋

SOU・SOUで新春に5000円以上お買い物すると、辻村久信 先生(SOU・SOUのお店は全部デザイン/京都インテリアデザイン界の重鎮)の20年に渡るSOU・SOUプロジェクトの軌跡をまとめた 小冊子 もらえるってことで、リサーチ兼ねて新しくなった「SOU・SOU足袋」へお買い物に。

元々はこの建物は「PINK-latte(ピンクラテ)」という、ケバイコギャル向けのお店だったのです。いや〜、変わるもんですなぁ。いい場所なので、素敵なお店に変わって、よかったよかった。

既存の建築を改装した写真は、こちら↓↓↓。

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外壁は元々の建築のALCパネルに、ベージュのリシン吹き付けで改装。その前面にSOU・SOUテキスタイル「SO-SU-U つくも」柄をスチール製の装飾格子にして外壁全体を覆っています。夜には下部から間接照明で浮かび上がります。

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インテリアデザイン。

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レジコーナー。和紙製の大きな間接照明が印象的です。

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外部から見ると二階に見える登頂部分は、内部は何も無い吹き抜けになっています。吹き抜けを下から見上げたところ。天井面はミラー貼りになっていて、SOU・SOUテキスタイル「SO-SU-U つくも」柄のモビールが吊り下がっています。

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買った物は、昨年iPhoneカバーが割れてしまったので新しいiPhoneカバー「松は松らしく」と、足袋靴下と、カフェ ヴェルディ 店主・続木さんの著作「カレーの海で泳ぎたい」を。来週、続木さんのカレーイベントに参加するので、タイムリー。続木さんと、本に出てくるヌーさんにサイン入れてもらおうっと!(笑)

 

■ 料理処「はな」 http://ryouridocoro-hana.com/

1月2日から開店しているのを別の日のお散歩でチェック済み。着物だし落ち着いたお店でお夕食にしましょうと、久しぶりの料理処「はな」@冷泉川端へ。ウチから徒歩3分で、最も近い、そして大好きなお店なのです。

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今日はなんとなく和風寄りのメニューを選んでみます。

お造り カンパチ(愛媛)

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はなサラダ(ポーチドエッグとカラスミ添え)

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鱈白子と牡蠣・蕪・白味噌仕立てのグラタン/黄柚子(手作り麹・大吟醸西京白味噌)

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阿寒湖産 エゾ鹿ロース芯炭火焼

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鯖へしこ茶漬け/青谷の梅茶漬け

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このお正月で唯一の贅沢な夕食。もう、どれもこれも美味しゅうございました!特に鱈白子と牡蠣のグラタン!白子と牡蠣と蕪とを西京白味噌であんなに濃厚に仕上げるとは、びっくり!たまらん美味しさ!!!

 

本田味噌本店 の「大吟醸 西京白味噌」を、ウチでもいろんなお料理に使ってみようと思います。クリームチーズと白味噌のお鍋は近日作ってみましょう。

 

2016.01.02. 京都お散歩日記 初詣

1月2日。年賀状を急がなくては〜、とせっせと書きまくりました。例年と同じく300枚くらいでしょうか、手が疲れたので半分はパソコンでお一人ずつにメッセージを。夕方から年賀状をゆうゆう窓口で出すべくお出かけ。

 

■ sinamo http://www.sinamo.co.jp/

三条東洞院通・中京郵便局までの道すがら通りかかった「sinamo」(インテリアデザイン:森田恭通氏)に京都造形芸術大学の4年生Y君(森田恭通マニア/4月から何と森田恭通氏のデザイン事務所 GLAMOROUS へ!森田さんを超えるまで歯を食い縛って頑張れ〜!)がアルバイトに入っているのを発見。数年ぶりに「sinamo」でお食事することにしました。

 

牛トリッパのレッド煮込み ワインにピッタリ!

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黒トリフのシンプル・オムレツ 優しいお味。

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本日のパスタ 茄子のジェノベーゼ チーズとトマトソースが茄子と良く合って。

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牛肉バラ肉のラグーソース 生パッパルデッレ(手打平麺パスタ)

手打ち麺がシコシコ+濃厚なソースとでとても美味しい!

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どれもカフェというよりもレストランのきちんとしたお料理レベル。ワインも多種置いているし、二条寺町すぐだし、3月にY君が卒業するまでにまた伺いたいと思います。

 

sinamo」のインテリア。

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素敵でしょう!ほとんどオープン当時のまま、17年間オーナーさんが愛し続け、何も変えずに使ってくださっています。これは本当にデザイナー冥利に尽きます。塗装やクロスが傷んできてはいても、傷んだ部分だけ手直しすれば、このままのデザインであと10年はいけます。幸せな気持ちになれる素敵なお店です。

 

■おぜんざい用の餡子買い出し

郵便局で年賀状の手続きを終了して、ほっ。お年始に開いているお店探訪へぷらぷらとお散歩へ。お正月の錦市場を冷やかしたり、藤井大丸の地下で美味しそうな京都丹波産小豆の餡子(缶詰)と丹波産のきな粉を買ったり。

 

■ 御多福珈琲 http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26004565/

そして年末年始には必ず伺う「御多福珈琲」@四条寺町・藤井大丸東へお年始のご挨拶に。いつも温かく迎えてくださるマスターご夫妻にほっこり。

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お正月限定のコーヒー「コロンビア」とウィンナコーヒーとプリンを。

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今度は着物で伺いますね〜。

 

■初詣

御多福珈琲」で一服の後は、ついでに初詣。夜の初詣には 八坂さん へ。24時間オープンの珍しい神社。毎年初詣に参拝させていただいています。屋台もたくさん出ていて賑わっていますが、二日目の夜だからか、全然混んでいなくて余裕でゆっくり参拝できました。

八坂神社 http://www.yasaka-jinja.or.jp/

八坂さん と言えば、お約束の朱塗りの西楼門

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本堂にて参拝。

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おみくじは「半吉」

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チャンス到来の時運を敏感に感知して、時運を思い切って掴んで第一歩を踏み出せ、人にもどんどん会いに行け、とのご啓示。考えていることはあっても、いつも尻込みばっかりで、タイムリーにチェレンジできていないですからね、確かに。今年は積極的に頑張ります!

 

八坂さん の後はお決まりのコースで、祇園白川の 辰已神社 へ。

辰已神社 http://www.kyotofukoh.jp/report830.html

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辰已神社 芸事の神様なのですが、今は何も芸事は習っていないのですが、デザインを精進していけるように祈願。可愛らしい神社なので、祇園白川を通る度にお参りしています。いいことあるかな〜?今年は何か芸事を習い始められるかな〜?それも自分の意識次第ですよね。これから終生まで身につけられる芸事を何かスタートできるよう、頑張ります!

 

2015.02.08. 京のお散歩日記「虎屋菓寮」「はな」

立川志らく独演会@京都 から、京のお散歩へ。

 

 ■ 虎屋菓寮京都一乗寺店

志らく師匠独演会終演後は、同日開催の柳家喬太郎師匠独演会@京都<夜の部>へ行くお友達と会うため、急ぎ足で 虎屋菓寮京都一条店 へ。

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いつ来ても大好きな建築&インテリア!(建築設計:内藤廣建築設計事務所 )

東京時代からのお友達で、ウチの元浅草アトリエで開催していた「商空間インテリアデザイン史レクチャー/元浅草勉強会」に何回も参加してくださったご縁から(&落語繋がりで他のお友達となぜか繋がっていた!)。今年東京から大阪へ移住され、関西でお会いするのはお久しぶり。変わらずお元気そうで、落語に建築にデザインに食に、短時間だけれどいろんなことがお話しできて、とてもうれしかったです。

虎屋菓寮 でいただいたものはコチラ。

粟餅。

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粟餅は、京都でもなかなか食べられるお店がないのです。京都では三条河原町の「梅園」でいただけますが、餡が少々砂糖甘すぎる。虎屋菓寮 の粟餅は、さすがに、美味し!!!餡の甘味をかなり抑えめに、餡のきめ細やかでまろやかな越し具合、素材の風味豊かな上品な味わい。うん、やっぱり虎屋菓寮のレベル高し!個人的には大好きです。

 

本日の上生菓子とお煎茶のセット。

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上生菓子は、きんとん製「木の花」

“ 紅白に染め分けたそぼろで、咲き誇る梅を表しています きんとん製の中には小倉餡を入れておつくりしました ” 

上品な味わいと、可愛らしいビジュアルで、日本の季節を表す上生菓子って、ほんとステキ。

小一時間おしゃべりの後は、柳家喬太郎師匠独演会の会場である京都府民ホール・アルティへ。そこでもう一人、落語会の余りチケット募集でお手を挙げてくださったお着物友達さんに引き継ぎ、解散。

 

■ 虎屋菓寮京都一乗寺店
住所:京都市上京区一条通烏丸西入
電話:075-441-3113
時間:10:00~18:00(L.O. 17:30)
定休日:元日のみ(*他はウェブサイトにて)
URL:http://www.toraya-group.co.jp/

 

■ 料理処「はな」

今出川から徒歩で帰路につきつつ、お腹が空いたのと新年にまだ一度も訪問していなかったのでご挨拶がてら、お夕食に近所の大好きなお店「 料理処 はな 」@冷泉川端へ。

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お床のお花は、松・万年青・万両と、お正月のお花がステキな花瓶に生け込みされていました。

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ヤギのいただいた、本日のグラスワイン「BERTANI」。とてもフルーティーで爽やかな味わい。呑めない勝野も好きな味。ああ…呑めたらなぁ…。

 

いただいたお料理。

無農薬の上賀茂の春菊と金時人参椎茸 松の実 白和え

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真鱈白子と牡蠣 大根 白味噌仕立て

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北琵琶湖の川海老と菊菜のかき揚げ

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沖縄産豚バラの塩焼き 皮をカリカリに焼いたボルケッタ風ローズマリー

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パスタ 濃厚なゴルゴンゾーラチーズ フィットチーネ

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コーヒー

デザート あまか(岩城島産柑橘)のカタラーナ

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この、「あまか(岩城島産柑橘)のカタラーナ」最高!めっちゃ美味しい!

はぁ、どれも溜め息の出る美味しさ。どれもこれも美味しゅうございました!

 

料理処 はな
住所:京都市左京区川端二条上る新生州町104番地 リヴァク鴨川Ⅱ2F
電話:075-751-5757
時間:17:00〜23:00
定休日:水曜日
URL:http://ryouridocoro-hana.com/

 

2014.07.27. きものなれゐて「ゆかたと夏きものの会」へ

京都で著名な着付師・ 宇ゐ先生 主催による、【 きものなれゐて 「ゆかたと夏きものの会」】へ参加してきました。

きっかけは最近「仁王門うね乃」さんをご紹介していただくなど、宇ゐ先生からご縁をいただいたりしてお会いしているときに、「盛夏のうちに浴衣でビールの会(下戸ですけど、気分気分)なんかしたいですね〜」なんて、気軽な私の言い出しっぺから始まりました。最初は京都のご近所さんで着物で集える方4〜5人でこじんまりとしたお食事会でもできたらな、と思っていましたが、宇ゐ先生の【きものなれゐて】のイベントへと進化させてくださり、当日は雨天にも関わらず、総勢16名もの方々が浴衣&夏着物で集う、賑やかなお食事会となりました。

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お店はいくつかの候補の中から、勝野邸の最も近所である「 料理処 はな 」@冷泉川端にて。日本料理とイタリア料理が融合された、京都ならではの繊細なお料理がとても美味しいお店なのです。ワインがとても充実していて、ソムリエさんも居て、ワイン好きにもたまらないお店です。またコース料理もアラカルト料理もリーズナブルな設定でいただけるのも、とてもうれしいお店です。

アラカルト料理がおすすめなのですが、今回は貸切で団体予約でしたので、みなさま同じコース料理にしていただきました。

《コースメニュー》

この内容で4000円(税・サービス料込)ですよ!

先付:鱧おとし トマト オクラ すだち酢のジュレ140727-hana-food1

本日のお造り:本かつお炙り 剣先いか 活鯛140727-hana-food2

サラダ:旬野菜のバーニャカウーダ140727-hana-food3

季節の一品:南瓜饅頭ナッツ揚げ 山葵あんかけ ささげ140727-hana-food4

パスタ:夏野菜のトマト煮込みスパゲッティ マスカールポーネチーズ添え140727-hana-food5

メイン:讃岐豚ロース炭火焼 スパイス風味 ローストポテト140727-hana-food6

デザート:いずれかお好みで
 ・すもものソルベ ミントのジュレ
 ・ほうじ茶のクリームブリュレ
 ・柳桜園茶舗のお抹茶をたっぷり使った濃茶アイス
  (オーナーさん茶道をされているので尋常じゃないお抹茶の濃ゆさで美味!)
で、「すもものソルベ ミントのジュレ」をチョイス。140727-hana-food7

+自家製フォカッチャ、コーヒーまたは紅茶つき。

 

一番お安いコースでしたが、女性には十分なボリュームで、みなさまにご堪能していただけまようで、よかったです!

主婦の方や遠方からの方もゆっくり過ごしていただけるよう、夕方早めの17時スタート。ゆっくり3時間滞在できる予約でしたので、みなさまお食事しながら&おしゃべりしながらでも、とてもゆっくり過ごさせていただきました。いろんな方をお連れしたいお店ですので、また伺おうと思います。

 

料理処 はな
住所:京都市左京区川端二条上る新生州町104番地 リヴァク鴨川Ⅱ2F
電話:075-751-5757
時間:17:00〜23:00
定休日:不明
URL:http://ryouridocoro-hana.com/

 

参加者のみなさまの年齢層は様々ですが、大人上品で正統派な着こなしの方々が多く、初対面の方々ばかりでした。呉服屋さんの女将さん、着物の作家さんなど、いろいろ新しいご縁も繋がり、これからが楽しみです。

途中で宇ゐ先生の半幅帯結びの実演講習が始まったり。

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二次会には、またすぐ近所の神宮丸太町駅すぐ上の行きつけのカフェ「etw」をご用意。「はな」から流れるメンバーと、お仕事のご都合でetwから合流するカラーリスト・能口先生 と、また賑やかな着物談義が続き深夜まで。。。

 

次へ続きます…★★★

 

2014.04.26. 京の晩ごはん

久しぶりのアイタルガボン@河原町丸太町東にて。

ゴーヤと生ハムのクリームソースパスタ。
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丸茄子とバジルのトマトソースペンネ。
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そしてデザートはカマンベールチーズケーキとアイスキャラメルモカ!アイスキャラメルモカを選ぶようになると、夏が来た!って感じ!
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アイタルガボン http://italgabon.blog133.fc2.com/