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カテゴリー : 京都お散歩日記

京都の楽しい街歩きをご紹介。

2014.07.05. 天得院から 京都お散歩日記

東福寺・天得院から三条へ戻り、一度行きたかった三条大橋西すぐ「喫茶ガボール」にてお茶。いままで何度か訪れてみるものの、貸切イベントのためダメだったりご縁無く行きそびれていたのです。今回、初潜入。

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インテリアはスケルトンの空間にすっきりとした照明プランに、アンティーク家具&骨董のディスプレイが巧みで、とても落ち着いた空間。壁面には映画のポスターなど、雰囲気満点!

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珈琲とシフォンケーキ。珈琲もしっかりドリップで、ケーキ共々十分な美味しさ。

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公開中の映画「ひなぎく」に合わせたコラボメニューの「ひなぎくパフェ」。見た目すっごい美味しそう〜って思うけれど、昭和な感じの味わい。映画の時代性に合わせたのだわね、これもまたヨシ。

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エントランス付近では、使われなくなった化学実験道具などが販売されていました。ちょっとしたディスプレイにあるとカッコいいな〜と、ちょっぴり欲しくなってしまいます。 140705-GABOR8 140705-GABOR9 140705-GABOR10

 

「喫茶ガボール」の後、お夕食にと、ウチの近所の「仁王門 うね乃」さんへ。老舗の京のお出汁屋「うね乃」さんプロデュースの京うどん屋さんです。6月7日にオープンしたばかり。とても素敵なお店なので、しばらく内緒にしておきたいお店なんですけれど、そろそろ宣伝してもいいかな。

京町家を改修した建物は外観からただ者ではないオーラが漂っています。

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プレオープンの日にも宇ゐ先生のご紹介でお伺いさせていただきましたが、内装がまためちゃくちゃ素敵なんです!デザインは、現在最も京都で人気の建築家・木島徹氏。どおりで、ローコストながらシュッとした現代数寄屋の巧さがあるな、と思いました!若くして禅を知りつくした、類い稀なる才能と感性をお持ちの木島氏、いま最もお会いしてみたい方なのです。京都のデザインにおいて、外せない方なので、近いうちに取材に伺いたいものです。

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お酢のドリンク。さっぱりのど越しひんやり。

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一品料理。鯵の昆布〆。脂がのって美味しい。

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京野菜のおひたし。上に乗せてあるかつおぶしの贅沢なこと!

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たぬきうどん。刻みおあげさんとたっぷりの九条葱に、濃厚なお出汁のあんかけで美味しい!!!生姜たっぷりもうれしい!

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肉葱うどん。熟成されたお肉の旨味たっぷり。次回は白ご飯とも合わせてみたい。 

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お出汁のいろいろ。店頭で販売されています。お土産にぜひ!

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「仁王門 うね乃」さん、川端通りから仁王門通りを東へ入ってすぐです。美術館のある岡崎エリアにも徒歩圏内。美術展巡りの前後に、どうぞ京都らしい はんなりおうどん を召上がってみてくださいね。

2014.07.05. 桔梗の寺・天得院へ

桔梗寺と呼ばれる 東福寺塔頭・天得院 【 和敬清寂−桔梗を愛でる特別拝観 】(6月21日〜7月5日)へ。毎日日没頃からライトアップもあり、昼夜入れ替え無しで20:30まで拝観可能です。

夏のお花では桔梗と萩が好きなんですよね。桔梗の凛とした佇まいが大好きです。

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桔梗だけではなく、杉苔が素晴らしいお庭だとお聞きしたので、雨が続いた後の日がベストだろうと天候をうかがい、大雨の次の日、最終日にすべりこみ。

天得院はいつも東福寺に訪れたときに通りがかり、幼稚園から聞こえてくる賑わいが印象的なお寺。桔梗と苔が美しい、それも桃山時代から続く枯山水庭園があるとは知りませんでした。

門から入っていきます。門の欄間に桔梗の紋!

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アプローチ横の方丈庭園へ続く小さな門。こちらにも桔梗の紋!

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玄関受付から入るとすぐに桃山時代から続く桔梗と杉苔の美しい方丈庭園が広がります。

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びっしりと杉苔に覆われた枯山水庭園と、白と紫の桔梗との色の対比が美しい!

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西の庭園も、灯籠や石の配置含め、素晴らしいバランス。

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方丈廊下突き当たりの華窓から西庭園を望む。窓枠に切り取られた風景って、奥行き感が出てより深みのある色合いに映ります。

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天得院の周辺には紫陽花や春咲きの萩が。

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天得院を2時間ほどゆっくり堪能させていただいた後、駅までの帰り道、夕暮れ時の臥雲橋から通天橋を望む。

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渓谷の楓は蒼蒼と生い茂り、初夏の熱を帯びています。今年の夏の暑さにもよりますけれど、秋になると見事な紅葉に染まります。今年の秋も楽しみです。

京都・祇園祭囃子

7月に入ると、京都の街中をお散歩しておりますと、四条烏丸界隈では夜7時以降になるとあっちこっちから「コンコンチキチン、コンチキチーン」と祇園祭のお囃子が聴こえてきます。

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提灯を灯した風情ある京町家の2階をフルオープンにし、それぞれの町内のみなさんがお囃子のお稽古をされています。夜な夜なお仕事終了後に練習場所へ集まってくる浴衣男子にも出会えます。現代っ子な細身の身体にゆるく着付けているのに、着慣れているせいか、めっちゃシュッとしててカッコいい!!!萌えますよー!(笑)

お囃子ムービーはこちら → ★★★

 

今年の祇園祭は昔ながらの形式に戻り、約50年ぶりに「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」にわかかれる形で行われます。巡航する山鉾も前祭と後祭にわかれます。前祭山鉾巡行では 長刀鉾 を先頭に23基、後祭山鉾巡航では 橋弁慶山 を先頭に10基の山鉾が巡行します。今年から祇園祭の山鉾巡行を2度楽しめるってわけです!

また150年ぶりに 大船鉾 が復活!後祭の巡行最後を華やかに飾ります。必見!

 

・前祭宵山(宵々山):7月14日(月)〜7月16日(水)
 歩行者天国:15・16日の18〜23時(予定)
       四条通の八坂神社~堀川間/各町内(中京区一帯)

・後祭宵山:7月21日(月)〜7月23日(水)
 歩行者天国・露店の出店はありません。

2014年・祇園祭 の詳細については 京都観光情報・祇園祭2014日程表 で。

 

祇園祭、人混みはすごいですけれど、あの独特の風情はたまりません!めっちゃワクワクして楽しいです!!!

宵山(宵々山)では山鉾でずっと生でお囃子が演奏され、夕暮れ頃、山鉾のすべての提灯に明かりが灯された情景は圧巻です。人混みの中でもゆっくり移動はできるので、激混みになる少し前、夕方4時頃〜歩行者天国始まって1時間くらいがベストかもしれません。移動する道も一方通行になるので、どこから裏通りへ抜けていくか事前に計画を。裏道抜けて、町外れの小さな和食屋さんでしっぽりするなど、いかがでしょう?

ぜひ京都の夏を、祇園祭を感じに、浴衣でお出かけくださいね☆

2014.07.06. 勝野屋「浴衣着付レッスンの会」2回目

浴衣着付けレッスン2回目終了!

前回と同じく、京都でデザイン繋がりのお友達にレッスン2回目をご受講いただきました。前回のお稽古日にお召しになられた浴衣は大学生時代にご購入されたものだそうで、この日は大人な感じの浴衣を着てみたい、とのことで、勝野の浴衣+帯+小物一式をお貸し出し。

2回目のお稽古では、浴衣の着付け方を一から総復習。

裾長さのバランス、上前・下前の合わせ方、ボディフィットさせながら着るバランス、衿抜きのコツ、胸内側の三角折のコツなど、浴衣も着物の長着と基本は同じなので、これを覚えておかれると着物の着付けもすぐに覚えることができます。

帯結びは前回の割角出し結びと、お文庫結び、お文庫の変形=片流し結びを新しくお稽古。完成時はお文庫結びにしてみたい、とのことで最後はお文庫結び。

すべてご自分でお召しになられました。裾すぼまりに、すっきり美しくお召しになれました!勝野と同じちびっ子なので、勝野サイズの浴衣がピッタリ!

藍染め藤花立涌文様コーマ地浴衣(竺仙)+牡丹色の博多献上小袋半幅帯(木綿)。小物は、お納戸色真田紐二分紐帯締め+藍色陶器玉。

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お稽古後は豪雨になってしまいましたけれど、勝野と一緒に浴衣でお出掛けお着物同行ショッピング

リサイクル着物屋さん2軒をゆっくり回り、とても良いお買い物をされました!
有松鳴海絞りでいまや貴重な蜘蛛絞りのモダンデザインの浴衣、新品のオフホワイト地に赤の独鈷柄博多献上小袋半幅帯を市場価格の1/10程度のお値段で、三分紐も新品を一般的な価格の半額でGET。

そして着物初心者さんなのに、いきなり麻着物に出会ってしまい、お買い上げ!本麻100%のとてもしなやかな織りで、女性らしい秋草柄の型染めで、とてもステキ!

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これからのお着物コーディネートも楽しくなりますね。高価なものではなく、安価なものでも工夫次第でお着物はとても楽しくなります。ひとつずつ、お好きなものをゆっくり選んでまいりましょう。

さてさて、夏着物を買っちゃったからには、ぜひこの夏中に着物デビューしないと!!!夏着物はシーズンが短いので、また近日中に夏着物の着付けのレッスンを開催いたしましょう♪

 

着物屋さんの閉店時間までお買い物した後、「カフェ・マーブル」でお着物談義。 140706-cafeM

 

勝野のこの日の浴衣コーディネート。

藍染め竹折れ縞文様コーマ地浴衣(竺仙)+ライムグリーン色タイシルク半幅帯。

小物には『竹』をイメージして、ディープグリーンの三分帯締め(ゑり正)+黄色とグリーンのガラス帯留め(東風杏・三品さん作品)。

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浴衣シーズン到来です!

京都の街中は、夜になると祇園祭囃子があっちこっちで聞こえてきます。みなさま、ぜひ今年の夏は浴衣でたくさんお出かけくださいませ☆

京都の夏が始まります!

7月1日。コンチキチン。
いよいよ京都の夏が始まります!祇園祭!浴衣解禁!

写真は6月28日夜の新京極商店街。準備万端!
午後10時ちょうどに蛍光灯が消灯され、提灯の明かりだけになり、より濃密な雰囲気が漂ってきます。

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2014.06.22. 桂雀三郎独演会@京都

桂雀三郎独演会@京都・龍谷大学アバンティ響都ホールへ行ってきました。

余っていたチケットがありましたが、無事にデザロンKYOTO仲間の原礼子ちゃんがつきあってくださったので、お席を空けずにすみました。礼子ちゃん、どうもありがとう♪

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演目は
・「道具屋」桂雀太(雀三郎さんのお弟子さん) 
・「野崎詣り」桂雀三郎
・「ちしゃ医者」笑福亭晃瓶(鶴瓶さんのお弟子さん/ゲスト)
・「百年目」桂雀三郎
−−− 中入り −−−
・「高津の富」桂雀三郎

雀三郎師匠が三席という、贅沢な内容。雀三郎師匠の落語は、8年くらい前に大阪・鶴橋の小さな小屋「雀のおやど」で初めて落語を拝聴して以来のファン。また「雀のおやど」での落語も聴きたいな。

 

終演後は、京都駅八条口の「マールブランシュ」でお茶タイム。久しぶりにゆっくりと、クリエイティブについていろいろとお話しでき、とても楽しいひとときでした。礼子ちゃん、どうもありがとう♪

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落語のときは、やっぱり着物で!
お天気が微妙だったので、雨仕様で、藍色鰹縞阿波しじら+白地に黒の独鈷柄博多献上名古屋帯(スコッチガード加工)で。サッカーワールドカップ期間中、日本代表チームを応援すべく、ブルー(藍色)の着物を着用、っていうのはウソで、たまたま洗える着物は藍色しか持っていないから。

足元はなんとなく雨に当たらない予感がしたので桐下駄で。

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落語は最も好きな和の伝統芸能。お馬鹿で、楽しくて、朗らかで、人情深くて、現代にも参考になる人々の営みがとても素晴らしく描かれている。京都に寄席があったらいいのにな〜。

 

2014.06.01. 「中村芳中」展からの京都お散歩日記

細見美術館で「中村芳中」展 を堪能した後、早めの夕食に 山元麺蔵 @岡崎へ。夕方17時を過ぎていたので、案の定行列してました。30分は待ちまして、なんとか入店。でもおうどん美味しいから、並んでも食べたいのよね。

 

鶏ささみ天ざるうどん。麺、しっこしこ。ささみの唐揚げもボリュームたっぷりで美味しい。

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牛と土ゴボウのおうどん。お出汁にゴボウの風味が美味しい。

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山元麺蔵からアイタルガボン@河原町丸太町へ。食後のデザートに生チョコレートタルトとアイスキャラメルモカ(夏の勝野の定番ドリンク)。「中村芳中」の作品についてヤギと談義。

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次へ続きます…★★★

2014.06.01. 「光琳を慕う―中村芳中」展へ vol.1

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細見美術館へ「中村芳中」展 を観に行ってきました。とても素晴らしい作品がたくさんありました!尾形光琳画をより洗練された図案として完成させ、描く「たらし込み技法」の超絶さすばらしさ!!!中村芳中を知らずして、尾形光琳を語れない?琳派は語れない?神坂雪佳も語れない???前期・後期共に押さえておくべき展覧会です。

 

「琳派展XVI 光琳を慕う―中村芳中」展 
会期:前期 2014年5月24日(日)〜6月8日(日)
   後期 2014年6月10日(火)〜6月29日(日)*会期中展示替えあり。
休館日:月曜日
時間:11:00〜18:00(入館17:30まで)
料金:一般1100円 学生800円
場所:細見美術館 京都市左京区岡崎景勝寺町6-3
   http://www.emuseum.or.jp

 

*中村芳中についてより詳しくお知りになりたい方は、アートサロンもぜひ!
「なごみの琳派絵師 芳中の魅力」~「中村芳中画集」著者 木村重圭氏が語る~
日時:6月20日(金) 10:30~11:30(約60分)
場所:カフェ・キューブ(細見美術館地下 2階)
料金:一般1800円、友の会会員1200円(ワンドリンク付き)
詳細・お申し込み → こちら

 

次へ続きます…★★★

2014.05.13. 宇治から祇園へ(京都お散歩日記)

宇治「丸久小山園」新茶製造工場見学会の終了後は、宇治界隈の神社などに立ち寄るには遅い時間になってましたので、どこにも寄らずに祇園まで帰ってきました。
祇園も近所とはいえ、まだまだ未開拓のお店も多いので、今回は新規開拓で「鍵善良房 四条本店」へ。

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店頭入口を入ってすぐ、暗めの店内に風情ある時代を経た木製家具やショーケースがどどーんとお出迎え。これだけで「ああ、京都の老舗って違うな」と実感させられます。建物は平成1o年に新築になったそうですが、創業300年の歴史を伝える重厚感は、新しくなった建物でも存分に表現されています。

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物販ゾーンからゆっくり店内の奧へ進んでいくと、現代的なモダン和風の喫茶室が広がります。

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最奥には蔵と日本庭園があり、降り注ぐ日光と広がりが気持ちいい。

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名物の「くずきり」をいただきます。二段重ねのお重に入ってきます。

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蓋を開けると中段に漆黒の黒蜜!黒蜜は波照間産黒糖を使用しており、濃厚なコクがあります。

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下段に涼しげな半透明の葛きり。葛には吉野葛100%を使用しているそうです。つるるん、ぷっりぷりで、のど越し爽やか!

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もうひとつは、四条本店でしか味わえない「わらびもち」を。

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波照間産黒糖の黒蜜をたっぷりかけていただきます。

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上質の素材と手間隙かけて作られる甘味、静かで豊かな空間。四条通りに面しながら、表の喧噪を忘れさせてくれるオアシスです。歩き疲れてゆっくり過ごしたい時に最適です。

また最近四条通り南側に「ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop」なる鍵善良房の新しい業態のカフェが2012年秋にオープンしたそうです。近いうちにそちらも探訪したいと思います。

 鍵屋良房 四条本店のすべての写真はこちら → ★★★

 

鍵善良房 四条本店

時 間:9:00~18:00(喫茶オーダーストップは閉店の15分前)
定休日:月曜日(祝祭日の場合は翌日)
住 所:京都市東山区祇園町北側264番地
電 話:075-561-1818

 

次へ続きます…☆☆☆

2014.05.07. 東福寺から祇園へ

東福寺から祇園へ移動。以前からリサーチしたかったお店探訪へ。

まずは祇園花見小路に面する「ライカ京都店」へ。京町家を現代的に改修した建物。内部空間は壺庭と天窓から差し込む光も爽やかで清々しい空間になっています。1階はカメラ機器展示販売、2階は写真ギャラリーで誰でも無料で見学可能です。 140507-leica1

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次に辻村久信氏デザインの「マールブランシュ 加加阿365 祇園店」へ。祇園花見小路から東へ入る、少しわかりにくい場所だけど、あえて宣伝も何もせずひっそりとオープンさせているそうです。 140507-kakao1

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京町家を改修したお店で、ファサードはいたって普通の趣ある京町家。しかし中に入ってビックリ、内装にぶったまげ!!!
このお店のコンセプトは「日日是好日」。365日毎日味の違う生チョコレートをお届けするということで、チョコレートに添える「365日分の紋」と「メッセージ」が日替わりであるのです。その「365日分の紋」が天井に刷られているのですけど、全面18金金箔貼(!)なんですってよ!ふつうはゴールドのシルクスクリーンか、ダイノックやカッティングシート貼りにすると思うんですけど、全部本物の金箔!辻村さんの狂気を感じました!140507-kakao3 

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365日毎日味の違うチョコレートをお届けしよう、「365日分の紋」を考えよう、と言い出しっぺはマールブランシュのグラフィックデザインを手がけていらっしゃる三木建氏だそうです。三木建さんも狂気!

「365日分の紋」が彫られた壁面は、銅の無垢プレート!狂気!狂気!

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 マールブランシュのパッケージなどのグラフィックデザインは、どれもこれも本当に素晴らしい。「加加阿365」のパッケージもよくできてますよー。おもたせにしやすいパッケージ、可愛らしいデザイン、実物をぜひ店頭でお手に取ってみてください☆140507-kakao5

  マールブランシュ 加加阿365祇園店

 
リサーチ終えて、お夕食は久しぶりに鰻「かね正」へ。 140507-kanesyo1

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金糸丼(うなぎは金糸卵の下だよ)は相変わらず絶品!140507-kanesyo3

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うな重も申し分無く、絶品!140507-kanesyo5

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そして肝焼きは、たまりません!!!140507-kanesyo7

 鰻「かね正」

 みなさま祇園散策の際に、ぜひ訪れてみてくださいね☆

 

次へ続きます…☆☆☆