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カテゴリー : 着物イベント

いろいろな着物イベントの紹介とレポート。

2014.09.04. きもの学@京都 – 五日目

きもの学

きもの学 @京都、五日目。

■講義テーマ【琳派の美】
 講師:榊原吉郎先生(京都市立芸術大学/名誉教授)

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琳派の成り立ちから着物の文様の変遷について。

世阿弥観阿弥から俵屋宗達〜尾形光琳〜中村芳中〜神坂雪佳まで、宗達・光琳・乾山・芳中・雪佳のそれぞれの特徴についてのお話は、琳派の日本画にとても興味があるのでどの作家のことも大好きですが、特に芳中と雪佳に注目されていらっしゃる先生のお話にとても共感できました。琳派とお能との関係性もおもしろく、お能についてやはりきちんとお勉強しないといけないかもしれません。
琳派が着物のデザインに及ぼした影響と変遷についてもおもしろいですね。後水尾上皇様と東福門院和子様と尾形光琳の関係、そこに中村蔵之助の介在がどんな影響を及ぼしているか。「伊勢物語」「源氏物語」のお話による文様の事例が明確で、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

■講義テーマ【家紋・女紋の事情】
 講師:森本景一先生(日本家紋研究会理事/(有)染色補正森本 代表取締役)

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家紋の成り立ち、家紋のデザイン事例、女紋についての考え方。

家紋の平安時代からの成り立ちと現在に至るまでの変遷、家紋デザインの特徴やおもしろさ、加賀紋と伊達紋の違い、女紋の考え方と経緯など。上方育ちでも、家紋については適当な考えの家で育ってしまったのでイマイチ女紋のことを把握していなかったのですが、受講して上方の女紋の考え方を理解できました。各家系によってケースバイケースで多用な考えがもちろんあるのですが、主な経緯を把握することができました。私自身は適当な家の家紋が嫌なので、自分紋でやっぱりいこうと思った次第です。

 

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講座終了後は「 スマート珈琲店 」@三条寺町で一服。ホットケーキとカフェオレを。 140904-smart1

 

着物コーディネート

小雨の日なので、阿波しじらで。

紺色地鰹縞柄の阿波しじら+男性用のタイシルクを使用した渋い織りの半幅帯。

帯締めは白の二分紐ですっきり、帯留めは空色の蜻蛉玉。

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Kさんと記念撮影。Kさんは桔梗柄の薄桃色のはんなり小紋に、すてきな夏帯をお召しでした。帯のアップを撮影させていただけばよかったなぁ。

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Kさんご持参の素敵なアンティーク着物を見せていただきました!全体に朱赤色ベースに、蓑傘、宝尽くし&宝船、子供の玩具柄、それらが手書き友禅と影絵で表現されている、とても豪華なデザイン!!!

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衿元やお袖もちょっと変わった仕立てのため、着物なのか羽織物なのか、ベテランの和裁師さんにご覧いただいたのです。結果「妊婦さんなどふくよかな方の特注で誂えたお祝い着の羽織物ではないか」とのこと。すてきなアンティークのお着物は、いまでは二度と作ることができない貴重な手の込んだもの。実際に着ることはなくても、貴重なものとして、保存していきたいですね。

 

2014.09.03. きもの学@京都 – 四日目

きもの学

きもの学 @京都、四日目。

■講義テーマ【衣を通じて江戸を知る】
 講師:小川文男先生(株式会社竺仙/代表取締役)

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古典的でシックで粋なデザインの浴衣・江戸小紋で有名な江戸の老舗「竺仙」の商品を通じて、江戸の感性について。

竺仙の歴史、江戸小紋三役と呼ばれる成り立ちと定義について、江戸小紋の大紋・中紋・小紋の定義と三役以外の江戸小紋について、浴衣の歴史、竺仙浴衣の変遷について、詳細なお話を聞くことができました。一般の着物書籍やWEBには掲載されていない詳細をお聞きできて、とても勉強になりました。これも、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

■講義テーマ【名物裂】
 講師:鈴木一弘先生(鈴木時代裂研究所/代表)

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名物裂の歴史、名物裂の金襴・緞子・間道の明確な区別の仕方、名物裂の価値、なぜ名物裂が掛軸の表具や茶道具で珍重されてきたのか。

茶道をやっていないのでイマイチ名物裂にピンときていなかったのですが、受講してみて、名物裂の金襴・緞子・間道の明確な区別の仕方など、とてもわかりやすい明確なお話で、名物裂にとても興味が持てるようになりました。茶道で使う名物裂の袱紗も、なるほど、流派によって解釈の違いがあるですね。名物裂、おもしろーい。これも、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

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講座終了後は帰る道々「 喫茶葦島 」@三条河原町で一服。ひんやり、コール珈琲を。

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着物コーディネート

晴れの日なので、正絹のうすもの投入。

正絹紺色地に波縞織出し変り縦絽小紋+白黒鱗文様横絽名古屋帯(セミアンティーク)。

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帯締めは金茶色でポイントに、帯揚げは淡いイエローでさり気なく。

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帯の垂れは、ぐいっと思い切り斜めにして粋に。

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2014.09.02. きもの学@京都 – 三日目

きもの学

きもの学 @京都、初日と二日目は昨年受講したので、今回は三日目からの参加です。昨年は仕事の出張などで最初の二日間しか参加できなかったので、今回はできるだけ受講したいと思います。

 

■講義テーマ【きものと健康】
 講師:高橋裕子先生(奈良女子大学大学院教授・日本きもの学会会長・医学博士)

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きものは身体に悪いのか?良いのか?
戦後昭和期に書かれたほとんどの論文で「きものは身体に悪い」と書かれている。これを覆すために、医学的な角度から和装着用時と洋装着用時の身体に掛かる負荷に対する実験を行い、データを収集分析し、「きものは身体に良い」ということを数値で実証される研究を続けていらっしゃいます。

数年間の研究の結果、「きものは身体に良い」と数値で証明でき、NHKの番組「アインシュタインの眼」でも紹介されているそうです。録画ですべてを観てみたいなー。

 

■講義テーマ【小袖の歴史】
 講師:馬場まみ先生(京都華頂大学教授)

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平安時代〜鎌倉・室町時代〜江戸時代までの、小袖の成り立ち、デザイン、文様、染織技法、着装スタイルの変遷について。

江戸時代の武家社会で着用された小袖は、ここ数年間各地の展覧会でいろいろな小袖を拝見し、どんな感じかはなんとなく知っているものの、講義の内容はとても完結にまとめられていて、とても勉強になりました。時代による変遷、特徴と違いを、端的に理解することができました。きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

会場内では、知り合いの着物通の方々も多数。毎年ご参加されている方も多く、この講座がとても勉強になるのだな、と実感します。

7ヶ月ぶりにお会いする東京のお着物友達・ Kさん とうれしい再会。お時間無く立ち話だけでしたが、また明日〜。

 

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講座終了後は地元に戻り着物で皮膚科へ。また問診速攻で終わり、処方箋を貰って帰路に。帰る道々、ご近所のカフェ「 source. 」@神宮丸太町で一服。さつまいものタルトとブレンド珈琲。ここね、ケーキ美味しいねん。

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着物コーディネート

8月中に集中豪雨の日が多くなかなか着ることができなかった正絹の夏着物を投入。

いいんです、京都は蒸し暑いので9月9日の重陽の日頃まではうすもので。気温30℃越えの夏日には、9月中旬でもうすものでいいと思います。透け感が少ない正絹で涼しい着物って、意外と持っていないのです。汗にも強く、洗える着物だと、紺色系の阿波しじらになっちゃう。透け感少ない綿麻着物で、お洒落さもあって明るいPOPな色の着物が1枚あったらいいのにな。

正絹黒地に波模様の横絽小紋+オフホワイト地に蜻蛉柄の赤い絞り染め横絽名古屋帯(セミアンティーク)。

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帯締めは黒ですっきり、帯揚げは淡いイエローで存在感を無くして。

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この日も結構歩いて汗をかいた結果、帯の赤の染料が着物に移ってしまいました!!!お安く入手したリサイクル着物だし、黒地だし、自分しか見えない胴周りの部分だからいいのですけれど。同じコーディネートでも一昨年の真夏日は大丈夫だったのに、朝晩涼しいからと侮っていましたね、汗対策をもっと厳重にすべきでした。アンティークにしかないデザインと色合いが大好きなんですけれど、色落ちには気をつけなくては!(毎年一回は色落ちで失敗してる)

しかし、自撮りって、めっちゃ難しいですね!どれもピンぼけ、顔コワい!マミ先生のようにはいきません(女優さんのようなマミ先生とはスタイルも顔も何もかも違うんから無理に決まってるやんっ!)。自撮り修行します…。

 

【 きもの文化検定 2014 】応募締切 9/12 間近!

涼しい風に乗って聞こえる虫の音に初秋を感じる季節、いよいよ長月となりました。秋はいろいろなイベントも目白押しですね。芸術、食べ物、着物の楽しみ、みなさま満喫してまいりましょう♪

【 きもの文化検定 2014 】応募締切、間近です!

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応募締切:9月12日(金)*当日消印有効
応募方法:インターネットによる申込み、郵送による申込み

試験日:2014年10月26日(日)
会 場:京都、大阪、東京など各地にて

 

↓↓↓詳細は下記サイトをご覧ください。
きもの文化検定 公式サイト
http://www.kimono-kentei.com/

 

5・4級、3級は「きもの文化検定公式教本 I・II 」を一通り読破して網羅していれば、併願で一発合格も可能かと思います。2級は少し難しくなるので、公式教本と過去の問題集以外に、 きもの文化検定推薦図書 「ひと目でわかる きもの用語の基本」「ひと目でわかる! 保存版 帯の基礎知識」「格と季節がひと目でわかる きものの文様」、 他に 日本の装束 についての書籍など、いろいろ勉強しないといけません。源氏物語や伊勢物語を読むことも必要です。

昨年恥ずかしながら三日三晩の短期決戦で挑んだら、やっぱりダメで、準2級合格でした。例年その年の前半から “ 今年こそ早めから真面目に勉強するぞ! ” と思うものの、今年もそれが実践できていません…。(アホ)さて、これから勉強しま〜す。

1級は夢のまた夢。1級合格の先輩方にお聞きすると、1級合格のためには2年ほど本腰入れてみっちり勉強されて挑まれているとのこと。適当な勉強態度では受からないみたい。どうせならいつか1級も受けてみるかもしれないけれど、きっと無理だろうな…。

 

2014.08.31. 本町キモノフリーマーケット打上げ会

盛夏の終わりに、今年のゴールデンウィークに開催された、本町キモノフリーマーケット の打上げ会があり、参加させていただきました。

ご準備してくださった会場は、 美々卯 本町店。フリマの会場からすぐ近く!OL時代は心斎橋に6年も勤めながら、意外と本町界隈を知らなくて、美々卯 本町店へ初めて訪れたのです。

美々卯 は、大阪・堺で創業200年の老舗料亭「耳卯楼」を大正14年に先々代平太郎氏が麺類専門店として「美々卯」と改め、現在は麺類・和食を中心としたお店を関西・関東に展開されています。京都では祇園四条・南座の東ひとつ目の角のビル上にあります。祇園であっさりしたモノを食べたくなったときに寄せてもらいます。

美々卯 本町店、シックな外観のビルディング。

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エントランス、大きな白い暖簾が粋です。

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会場のお座敷には3年間の本町キモノフリーマーケットに関わった方々が一同に集います。こんなにたくさんの方々が関わって、毎年ワイワイ楽しく無事に開催できているのですね。小雨予報にも関わらず、みなさまお着物で。さすがです!

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MENUは、大好きな うどんすき 
最初に胡麻豆腐、天ぷら盛り合わせ。

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うどんすき は、店員さんが具材をお鍋に美しく入れていってくださいます。

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最後に 活き海老 !めっちゃ元気に跳ねるのを、ぐっと押さえつけてお出汁の中へ。「ごめんね、ごめんね」と言いつつ、美味しくいただきました。

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夏に うどんすき 。冷たいもので体調を崩しがちな季節に、身体に染みる美味しさでした!

 

3年間フリマのお世話をしてくださった、すみれ庵・西岡先生、着物さくさく・須賀先生。3年間たいへんお世話になりありがとうございました&お疲れ様でございました!!!引き継ぐスタッフで、来年も楽しくフリマが開催できますように、微力ながらがんばりたいと思います。

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みなさま、来年のゴールデンウィークにもキモノフリーマーケット開催の予定です。来年の予定、空けといてくださいよー。詳細が決まりましたら、WEBやSNSなどでお知らせいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ☆

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.29. 「夏休み文楽特別公演」へ

 【 2014 夏休み文楽特別公演 】 国立文楽劇場 @大阪・日本橋へ行ってきました。

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チケットを取ったのは、ヤギの希望で、4年前に一度観たことがある&初めて観て感動した文楽の演目。

 

第3部 【サマーレイトショー】

  『近松門左衛門没後290年女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』

   徳庵堤の段/河内屋内の段/豊島屋油店の段/同 逮夜の段

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4年前のときと少し演出が変り、最後の場面「豊島屋油店 逮捕の段」で悪人の 与兵衛 が悪行を侵した後に逮捕されるシーンがおもしろく、逮捕されるのに “ 型 ” でカッコ良く足踏みしながら去ってゆくというシーン。人形遣いが 桐竹勘十郎 (人間国宝)さんなので、より一層素晴らしく。

いかにもダメ人な金持ち息子が誰が忠告しようがどうしようもなく不良で、自分の遊びのための借金のために隣人の奥さんを殺してしまうという、 ドロドロジトジトしていて、夏にはピッタリな恐怖の演目。七転八倒殺人シーンは見事です。七転八倒殺人シーン、4年前には奥さん役の人形を桐竹勘十郎さんが演ってらして、そのときの方がドロドロ感が素晴らしくておもしろかったのを思い出します。

 

舞台がはねた後は、日本橋(にっぽんばし)道頓堀「おでん たこ梅 本店」へ。
風情のある建物がいまだに健在、大暖簾がカッコいい!140729-takoume1140729-takoume2

場所柄、ふつうは木造建築には似合わないネオンサインも逆に謎なアジアンテイストを醸し出してて、いい感じ!

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店長のおじさま(芸人・噺家顔負けの話術)の駄洒落の押収に爆笑しながら、美味しいおでんをいただきました。140729-takoume4

 

その店長さん、割り箸の箸袋を上手に折って、箸置きを作ってくださるの!これで一見さんのお客さんでもすぐに♡をつかんじゃう!見事です!

犬(ダックスフンドっぽい/鉛筆を電柱に見立てて小○しているの図)140729-takoume7

うさぎ

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おでん

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実は大阪で働いていた時代にも訪れたことがなく、今回入店したのが初めてなのです。そんな話も店長さんとしていたら「バブル時代は普通のサラリーマンやOLが気軽に来れる店ではなかった」と。客単価15000円以上だったらしく、会社員でも取締役クラスのお金持ちしか来れなかったんですって!今は普通の価格帯の客単価5000円以下で大丈夫なので、随分と入り易くなって幸せです。

最後の〆に汁掛けご飯!これは同じたこ梅でも新梅田食堂街のお店には無かったメニュー!おでんのお出汁って大好きなので、コレはいい!

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内装には蛸の彫り物!

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日本橋(にっぽんばし)が木製だったときの欄干(本物)。拾うてきた(パクってきた)んとちゃうねんて。由来は店長さんに聞いてみて。

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■おでん たこ梅
住所:大阪市中央区道頓堀1-1-8
電話:06-6211-6201
時間:平日17:00〜22:50(LO.22:30)
   土日11:30〜14:30(定食あり)・17:00〜22:50(LO.22:30)
定休日:無休
URL:http://ryouridocoro-hana.com/

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.27. きものなれゐて「ゆかたと夏きものの会」へ

京都で著名な着付師・ 宇ゐ先生 主催による、【 きものなれゐて 「ゆかたと夏きものの会」】へ参加してきました。

きっかけは最近「仁王門うね乃」さんをご紹介していただくなど、宇ゐ先生からご縁をいただいたりしてお会いしているときに、「盛夏のうちに浴衣でビールの会(下戸ですけど、気分気分)なんかしたいですね〜」なんて、気軽な私の言い出しっぺから始まりました。最初は京都のご近所さんで着物で集える方4〜5人でこじんまりとしたお食事会でもできたらな、と思っていましたが、宇ゐ先生の【きものなれゐて】のイベントへと進化させてくださり、当日は雨天にも関わらず、総勢16名もの方々が浴衣&夏着物で集う、賑やかなお食事会となりました。

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お店はいくつかの候補の中から、勝野邸の最も近所である「 料理処 はな 」@冷泉川端にて。日本料理とイタリア料理が融合された、京都ならではの繊細なお料理がとても美味しいお店なのです。ワインがとても充実していて、ソムリエさんも居て、ワイン好きにもたまらないお店です。またコース料理もアラカルト料理もリーズナブルな設定でいただけるのも、とてもうれしいお店です。

アラカルト料理がおすすめなのですが、今回は貸切で団体予約でしたので、みなさま同じコース料理にしていただきました。

《コースメニュー》

この内容で4000円(税・サービス料込)ですよ!

先付:鱧おとし トマト オクラ すだち酢のジュレ140727-hana-food1

本日のお造り:本かつお炙り 剣先いか 活鯛140727-hana-food2

サラダ:旬野菜のバーニャカウーダ140727-hana-food3

季節の一品:南瓜饅頭ナッツ揚げ 山葵あんかけ ささげ140727-hana-food4

パスタ:夏野菜のトマト煮込みスパゲッティ マスカールポーネチーズ添え140727-hana-food5

メイン:讃岐豚ロース炭火焼 スパイス風味 ローストポテト140727-hana-food6

デザート:いずれかお好みで
 ・すもものソルベ ミントのジュレ
 ・ほうじ茶のクリームブリュレ
 ・柳桜園茶舗のお抹茶をたっぷり使った濃茶アイス
  (オーナーさん茶道をされているので尋常じゃないお抹茶の濃ゆさで美味!)
で、「すもものソルベ ミントのジュレ」をチョイス。140727-hana-food7

+自家製フォカッチャ、コーヒーまたは紅茶つき。

 

一番お安いコースでしたが、女性には十分なボリュームで、みなさまにご堪能していただけまようで、よかったです!

主婦の方や遠方からの方もゆっくり過ごしていただけるよう、夕方早めの17時スタート。ゆっくり3時間滞在できる予約でしたので、みなさまお食事しながら&おしゃべりしながらでも、とてもゆっくり過ごさせていただきました。いろんな方をお連れしたいお店ですので、また伺おうと思います。

 

料理処 はな
住所:京都市左京区川端二条上る新生州町104番地 リヴァク鴨川Ⅱ2F
電話:075-751-5757
時間:17:00〜23:00
定休日:不明
URL:http://ryouridocoro-hana.com/

 

参加者のみなさまの年齢層は様々ですが、大人上品で正統派な着こなしの方々が多く、初対面の方々ばかりでした。呉服屋さんの女将さん、着物の作家さんなど、いろいろ新しいご縁も繋がり、これからが楽しみです。

途中で宇ゐ先生の半幅帯結びの実演講習が始まったり。

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二次会には、またすぐ近所の神宮丸太町駅すぐ上の行きつけのカフェ「etw」をご用意。「はな」から流れるメンバーと、お仕事のご都合でetwから合流するカラーリスト・能口先生 と、また賑やかな着物談義が続き深夜まで。。。

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.21. 京都お散歩日記 – 祇園祭・後祭2

ZEN CAFE で涼んだ後には徒歩で四条烏丸界隈へ。祇園祭・後祭のメインである 大船鉾(おおふねほこ) を観よう!と行ってみるもののすごい人混みで、大船鉾 のある通りは封鎖され、誘導員の方の説明ではゆっくり動きながらでも 大船鉾 を観るまでに1時間はかかるとのこと。そんな時間と体力は無いので、大船鉾 諦め!また来年リベンジしまっす!

人がそこそこ少なめの四条新町通を北へ上がり、後祭で出ている山鉾を観に行きました。

南観音山(みなみかんのんやま)

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北観音山(きたかんのんやま)

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歩く道沿いで公開してくださっている 屏風祭 もたくさん観れました。

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最後は 八幡山(はちまんやま)を観て時間切れ。山鉾は3個だけでしたが、お囃子も生演奏で聴けて、祇園祭の雰囲気は十二分に味わえました。人が居なくなる御池通まで出て、タクシーでお夕食へと祇園へ向かいます。

次へ続きます…★★★

 

2014.07.21. 京都お散歩日記 – 祇園祭・後祭1

東京の着物友達・かわゆいY嬢が祇園祭の後祭に合わせて滋賀のご実家にご帰省されるというので、浴衣デート♡

まずはランチに、ウチの近所のおうどん屋さん「 仁王門うね乃 」からスタート。
九条ネギと刻みお揚げさんがたっぷりの「きつねうどん」+季節の炊き込みご飯「とうもろこしときのこ」をセットでいただきました。お出汁が美味しくて、Y嬢も感動〜〜〜♪よかったね、久しぶりに関西のはんなりおうどんが食べられて!

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■ 仁王門うね乃
住所:京都市左京区新丸太町41
電話:075-751-1188
時間:11:45~14:30(L.O14:00)・17:30~22:00(L.O21:30)
定休日:木曜日
URL:http://www.odashi.com/udon/

 

食後にはY嬢初めて勝野邸ご訪問。着物部屋でわちゃわちゃ着物談義して、一服してから灼熱の街中へ繰り出します。

着物でぜひ訪れたい場所「 河井寛次郎記念館 」@清水五条坂下へ。

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河井寛次郎氏の素晴らしい陶芸作品について、河井寛次郎氏の自邸であった記念館の建物についてなど、いろいろ談義しつつ、ゆっくり2時間ほどかけて拝見しました。何度行っても素敵な空間。(*受付で名前/連絡先/目的を書くと写真撮影可能です。)

河井寛次郎記念館 のお写真はこちら → ★★★

■ 河井寛次郎記念館
住所:京都市東山区五条坂鐘鋳町569
電話:075-561-3585
時間:10:00〜17:00(入館受付16:30まで)
定休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
URL:http://www.kanjiro.jp/

 

河井寛次郎記念館 を堪能した後は、素敵な和の空間をY嬢にご紹介したく、五条坂下から徒歩で祇園南の「 ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop 」へ。

Y嬢は、「特製くずもち」+温かい煎茶のセット。お煎茶の湯のみがかわいいの。表がライオンさん、裏が寅さんのイラスト。このゆるさがたまりません。作家さんの作品かな?後日お店の人に確認しよう。

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勝野は、季節のお菓子「冷やし汁粉」+冷煎茶のセット。冷やし汁粉は、下にミルク羹といちじくが入っている不思議で美味なるデザートでした!

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■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)
URL:http://www.kagizen.com/

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.16. 京都お散歩日記 – 祇園祭 宵山 1

祇園祭・宵山の日。夕方から屏風祭りを観に浴衣でお散歩。
まずはかき氷探訪で今年発の「茶房 いせはん」@出町柳・河原町今出川上ルへ。

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今年勝野が個人的に食べ比べをしている「宇治金時氷」をいただきます。

柳桜園茶舗のお抹茶をこれでもか!っていうくらい贅沢にたっぷりと使用している「宇治金時氷」は、昨年同様 ハードコア ! 他店と食べ比べをしてみて、お抹茶の濃ゆさ甘味とのバランス、ココが一番美味しい!ミルクは別添えで、二度三度美味しい味わいを堪能します。(写真がなぜかピンぼけばっかしで、後日撮影リベンジに再訪してきます!/笑)

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そして「茶房 いせはん」の魅力は何といっても 小豆 !大粒の京都府産丹波大納言のみの小豆が氷を覆います!ぷりっぷりで美味しいのです!!!この小豆がね、他店のべっちょりあんこと味わいが違うの。かなり格上でございます!

 

波照間島の黒糖を使用した「黒蜜金時氷」を。こちらもミルクは別添えで。香ばしい香りの濃厚な黒蜜と小豆のバランスがたまりません!

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茶房 いせはん (甘味・喫茶)

住所:京都府京都市上京区青龍町242
電話:075-231-5422
時間:11:00〜18:30(LO.18:00)
定休日:火曜日

 

次へ続きます…★★★